| あなたの扇子 | 
| イチゴ | の | 道 | の広場 | 
| がっちゃん | / | てな | 高1 | 
| ガクMCという有名なラッパーがいる。彼は高校を中退しているが、今や有 | 
| 能なラッパーとして活躍している。彼の曲の歌詞はは現代の悩みなど多様で、 | 
| 最近のヒット曲では「働こう」という曲がある。このよくわけの分からない曲 | 
| が人々の心をつかんだのだ。最近では、知識や学歴がなくても、才能で生きて | 
| いくという人が増えてきている。よい大学へ行き、一流会社に努め、人生最大 | 
| の買い物である家を買い、老後をゆっくり過ごすというのが模範的なライフス | 
| タイルという人もいるが、それは決められたレールなのである。これからは、 | 
| そういう直感やセンスで食っていくという職業が一般化すべきだ。 | 
| 昔は、貧しかったので、何か製品を作るのでも質より量という考え方が多か | 
| った。御飯はおいしい御飯一握りと、味の悪い御飯山盛り一杯を比べたらきっ | 
| と昔の人は山盛り一杯を選ぶだろう。お腹を満たすには味など関係ないのだ。 | 
| しかし、現代の日本人は裕福になってきたので、味を第一に考えるようになっ | 
| た。量より質というわけだ。そうなると、世の中のいろんなことが変わってき | 
| た。食べ物は高くてもおいしいものを買うようになった。服はすこしサイズが | 
| 合わなくてもかっこのよいものを選ぶようになった。 | 
| 今の日本社会は、お金が出回っている。一般の家庭は、戦前のようにひもじ | 
| い思いをしなくなった。何かの仕事をしていれば給料は入る。お金があれば買 | 
| い物が出来る。いわば、欲しいものは何でも手に入るような社会な訳だ。する | 
| と、なんとも贅沢な悩みだが、そこらで有り触れている品物を買うのが飽きて | 
| しまう。だから、世の中の品物の売り上げが落ち、飛びけて人気商品というも | 
| のがなくなってしまう。そこに目を付けて、新しい事を考え出すセンスや創造 | 
| 力が必要なのだ。例えば、新しい売り方をしている「will」というメーカー。 | 
| このメーカーは、アサヒビール、花王、近畿日本ツーリスト、コクヨ、トヨタ | 
| 自動車、松下電器産業などが行っている異業種合同プロジェクトで、オレンジ | 
| と白というシンプルな色を使って注目を引くような宣伝をしている。willが売 | 
| っている品は幅広く、自転車、MD、コスメ、車、文房具など、プロジェクトを | 
| 行っているメーカーが作っている。CMでも、「なんだなんだ?」という人の | 
| 好奇心を引くよう、わざとwillとはなんなのかを明らかにしない、ミステリア | 
| スな宣伝をしている。このような新しいことは、なかなか人の興味を引くもの | 
| だ。 日本は、平和といえば平和な国だ。治安もよく、伝染病などが流行る | 
| ような不潔な国でもない。しかし私は、勉強して就職する、ということは誰に | 
| でも出来ると考える。勉強は、出来る出来ないの問題ではない。するかしない | 
| かの問題だと思うのだ。なぜなら、人間である限り、理解する事と覚える事は | 
| 出来るからだ。覚えられないというのは、覚える気がないだけ。わからないと | 
| いうのは、わかろうとしないだけだ。しかし、感性は人によって違う。その感 | 
| 性をライフスタイルに生かせれば、新しい事が一つずつ見つかっていくのでは | 
| ないだろうか。 |