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清書:初体験!家族書き初め☆ |
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ミュウ |
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あおゆ |
小6 |
「習字セット買ってきたぞー!」声とともに、ドアの開く音がして、お母さんとお父さんが家に入って来た。今年はお父さんの案で、家族書き初めをするこ |
| とになった。今まで書き初めをしたことがなかった。そんなこと考えたこともない。それは私が習字が苦手だからからだと思う。それにお姉ちゃんもお母さ |
| んもだ。家族の中で、習字が得意なのはお父さんくらいであろう。だからお父さんが書き初めをしようと言い出したのだとおもう。それから二〇〇一年の家 |
| 族書き初め大会(?)がはじまった。 |
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私の習字道具と、お父さんとお母さんが買ってきた半紙と筆をつかって最初に書き始めたのはやはり習字が上手いお父さんだ。お父さんは力強くきれいな |
| 筆使いで、書き上げた。その言葉は、「一心不乱」であった。次に私がかいた。私が「一所懸命って書く!」というと、お父さんがまず一の描き方から教え |
| てくれた。そして何度も書いている内に納得いく作品ができた。つぎはお母さんだ。お母さんは一発勝負で、「日月清明」というのを、草書という書き方で |
| かいていた。そしてしばらくしてしてから、お姉ちゃんが二階から降りてきた。お父さんが「杏奈もかけよー。」というと、お姉ちゃんが私の書いた作品を |
| 見て、「杏奈も『一所懸命』にしよ。」と言って、書き始めた。慎重にかいていたが、何と字に間違いが二つもあった。「懸」の字と、「所」の字だ。結局 |
| お姉ちゃんは、書き直すのがめんどくさいといってその作品を飾ることになった。 |
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それから二日ほどたってから、作品を飾っているところをみると、お父さんの作品だけがなくなっていた。お父さんは、私のひいおばあちゃんに自分の作 |
| 品をあげて、「上手いやろ」と自慢していたのだ。今も後の三人の作品はリビングにかざられている。これは私の予想では二〇〇一年の間はなにか起きない |
| かぎり、ずっと残っていると思う。 |
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今年初めて体験した家族書き初め。自分の今年の目標を書き表すことで自信がわいてくる気がする。それに教えてもらったりしながら書くのが面白かった |
| から、二〇〇二年も家族書き初めをするぞー! |
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