| 僕じゃないけど・・・ |
| ウグイス | の | 泉 | の広場 |
| ホームズ | / | なか | 小5 |
| 僕は、秘密基地を作ったことが無い。けれど、お母さんは秘密基地を作った |
| ことがある。僕は、そんなお母さんに話をきいてみることにした。 |
| ここからは、お母さんの話だ。 |
| まず、木を使ってほねぐみをしなければならない。木を丁寧に使わなければ |
| できない作業だ。 |
| つぎは、色々なものを使う。はっぱをつかったり、家からこっそり持ち出し |
| たざぶとんを使ったりするのである。 |
| この作業の時に一番大変なのは、家からこっそりざぶとんを持ち出すことな |
| のだ。なぜなら、おばあちゃん(お母さんにとって、お母さん。僕にとってお |
| ばあちゃん。)に、 |
| 「まーたこんなもの作って………………この子はもー!!!」とか、 |
| 「あら、座布団なんか持ち出して………」 |
| なーんて怒られてしまうからだ。 |
| そして、お日様が沈んだ頃になると、お母さんを含めた子供たちは、家に帰 |
| り始める。何故なら、おばあちゃんに怒られてしまう。ほら、前の文に書いた |
| (?)ようにお説教されてしまう。 |
| 僕は、お母さんが子供の頃は自然で秘密基地を作っていたのがわかった。そ |
| して、僕もそんな秘密基地を作ってみたくなった。 |