| なぜあいつだけ? | 
| エンジュ | の | 谷 | の広場 | 
| 惇平 | / | あはえ | 中2 | 
| 矛盾には、良いものと悪いものがあって、嫌われる、いわゆる矛盾は、良い | 
| ものを除外して考えているようである。また矛盾が不毛だと知れると、われわ | 
| れもと理論性へ走る。でも人々は論理なるものが塩の入らぬしるこのように間 | 
| の抜けたものであることを直観で感じてはいる。 | 
| 前同じクラスだった友と僕はピアノが弾ける。その事でほかの友や先生はと | 
| ても驚いた。しかし、なぜか僕よりその友のほうが人からのリアクションが大 | 
| きかった。〔なんでやねん〕(笑)それは、友のほうがピアノを弾くことが意 | 
| 外だからだと思う。自分で言うのもなんだが、僕は学校ではあまり目立たない | 
| ほうだ。しかし、友はうるさく、ずいぶん目立っていた。 | 
| 「ピアノを弾ける」と言う理論が「男である」と言うことや「あのうるさい | 
| 奴が…」という矛盾で人から見て面白くなったのだ。 |