| 私は20年ほど前から |
| イチゴ | の | 池 | の広場 |
| 太一 | / | あうけ | 中1 |
| 私は20年ほど前から人間は自らを飼育し、家畜化-自己家畜化しているとの |
| べつづけている。人間として生活をしている人にしては、社会システムに依存 |
| することによって、社会的に飼育されているともいえる。社会システムにせよ |
| 食料生産の仕組みもまた、人間が作っているので、自己飼育・自己馴化である |
| 。現在多くの人々は、若い人々や子供を見ていて何か大きな変化が人間の精神 |
| や行動に表れていると、漠然と感じているだろう。比喩として言えば、現代の |
| 青年や子供は座敷イヌと類似している。自己家畜化が |
| 特殊な条件下で自己ペット化に至ったものといえよう。自己ペット化は、自己 |
| 家畜化のような論理にもとづいたものであるよりも、状況を示す表現に力点が |
| 置かれた言い方である。自己家畜化の特殊な現代的あり方である。 |
| 僕は、このごろ、性格?が少し変わってきたような気がする。昔は、ちょっ |
| とでも服装や行動など、クラスの友達と違うことがあったら、そんなことは絶 |
| 対にしなかった。たとえば、髪の毛を結ばれて、「そのまま学校に行け。」と |
| いわれたら、昔はそんなこと絶対にやろうとしなかったし、やだって言った。 |
| しかしいまになっては、そういわれると、行ってもいいよ。といえるようにな |
| ったし、本気ならばほんとに行くことも可能になった。たぶん僕は年齢が上が |
| るにつれて、「それは自分の個性だ。はずかしくない」と思うようになってき |
| たのだと思う。 |
| 社会システムにあわせるのもいいけれど、みんながそうしていたらなんかつ |
| まらないと思うので、少しは社会システムから離れて、個性を出してみるのも |
| いいと思う。 |