| 本と空想 |
| アジサイ | の | 泉 | の広場 |
| ミッキー | / | けく | 小5 |
| これまでの人の観察や考えを利用するという必要から、読書はまず必要であ |
| る。西遊記という諸物を読めば、そうした場合に、人間はどんな気持ちになる |
| だろうと、想像することができる。また、われわれは、人間が多すぎて困って |
| いる。こまったあげく、ときどきは、あの雲に乗って飛び回れたら、ふと考え |
| ることがないでもない。われわれも、何かそれぞれに好きな書物を、とじ糸が |
| 三度も切れるほど愛読したいものである。 |
| 私はこの長文を読んで「私も空想はいつもしてるなぁ。」と思った。 |
| 「もしも、タイムマシンがあったらなー!」とか、「ドラえもんがいればい |
| いだろうなー。」とか、まあ、いろいろだ。例えば、先週もそうだった。 |
| 「は~、来週はいいな。こんなにいやな思いしなくていいんだもん!」 |
| 私は、部屋の中で、ぶつぶつ独り言を言っていた。そのまわりには、そんな |
| 私を見守ってくれているぬいぐるみ達。これからいくところはひみつだが、と |
| にかくいやなのだ。 |
| 「もしも、タイムマシンがあったら、「その時」にいって、気をつけなけれ |
| ばいけないことがわかるのに…。」 |
| たとえば、もし、落とし穴にでもはまってしまったら…。前もって行ってい |
| けばわかるのだ。もっと、現実的なことでもわかる。というと、いやなことは |
| なくなるのだ。 |
| 「あと、誰かが私になってくれればいいのにな。」 |
| とも思った。でも私には、そっくりな双子の兄弟がいるわけでもない。分身 |
| はつくれない。だが、もし、分身ができたら何と便利なのだろう。いやなこと |
| は、何でも分身にやってもらう。(それだと世の中は成り立たないかもしれな |
| い!?)というわけで、私はしようがなく行きました。(心を落ち着かせるた |
| めに本を持っていきました。) |
| また、私は、本を読むのが好きである。そして、ある作者のファンでもある |
| 。特にこのごろ好きなのが、伝記や、作者が外国人である本などだ。本なら、 |
| ほとんどがそうなのだが、私にとっての本のよい点は、一度読むとまるで耳が |
| なくなったかのように物音が聞こえなくなるのだ。その時が一番楽しい。もう |
| ひとつは、 |
| 知識を得られることだ。伝記を読めば歴史がわかる。説明文のような本を読 |
| めば、そのことについてよくわかる。ことわざの本を読めばことわざが覚えら |
| れる。なんて役に立つのだろう。それに、ある本を読むことによって、欠点が |
| 少なくなるかもしれない。そして(これは、人間にとってのよい点だが)小さ |
| い子から、 |
| お年寄りまで、すべての人が読める。内容が違っても、本は本だ。私は本が |
| 大好きだ。 |
| 私は本を読むことも空想をすることも大切だと思う。本は、「人の振り見て |
| 我が振り直せ」といわれるように、欠点を無くしてくれるし、空想は難しい世 |
| 界で悩んでいる人たちの休憩所だ。だから私は、本も空想も大事だということ |
| がわかった。 |
| 私の部屋にはたくさんの本が置かれている。 |