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Online作文小論文教室 言葉の森 案内作文読解国語質問生徒講師
 
1 悪貨は良貨を駆逐(くちく)する
質の悪い人間がはびこって、優れた人間が姿を消すということ。
悪が栄え善が滅びるということ。
2 悪銭(あくせん)身につかず
不正な手段で得た金は、つまらないことに使ってしまうからすぐなくなる。
3 悪法も法である(ソクラテス)
4 新しいブドウ酒は新しい皮袋に
新しい考えや新しい内容は、新しい形式で表現することが必要である。
5 雨降って地固まる
一度ごたごたのあったあとに、かえってよくまとまる。
6 蟻(あり)の穴から堤(つつみ)がくずれる
堅固な堤も、蟻のあける小さな穴がもとでこわれる。
ほんの小さな欠陥を見逃したために、取り返しのつかない結果となる。
ごくわずかな手ぬかりから大事が起こるたとえ。
7 案ずるより産むが易(やす)し
心配するよりもやってみると、意外にやさしい。
8 石の上にも三年
冷たい石の上にも三年すわり続ければ暖まる。つらくてもがまんして続ければ、 必ず成功する。
しんぼう強く根気よく勤めることが大切という意味。
9 石橋をたたいて渡る
非常に用心深く、十分に確かめてから物事をなすたとえ。念には念を入れること。
慎重すぎる人を皮肉って言うのに使うことも多い。
「石橋をたたいても渡らない」とも言う。
10 医者の不養生(ふようじょう)
医者は、人には養生を勧めながら、自分は案外不養生なものである。
立派なことを言いながら内容が伴わないこと。
「坊主の不信心」
11 衣食足りて礼節を知る
生活が豊かになって、礼儀にも気を配るようになる。
12 急がば回れ
急ぐときには危険な近道を通るよりも、遠くても安全な道を回るほうが、 結局は早く目的地に着く。
Make haste slowly.(ゆっくり急げ。)
13 一事が万事
一つのことの様子を見れば、ほかのこともわかる。
14 一年の計は元旦にあり
何事も初めが肝心だ、しっかり計画を立て、着実に実行せよとの戒め
15 一国の政治は、その国の国民の民度を出ない(ウェーバー)
16 一寸(いっすん)の虫にも五分(ごぶ)の魂
どんなに小さく弱い者にも、それ相応の意地がある。
どんなに弱そうに見え、また、どんなに身分が低く、しいたげられている者にも、それぞれ意地や根性があるから侮ってはいけない。
Even a worm will turn.(虫けらさえも向き直って来る。)
17 井の中の蛙(かわず)大海を知らず
自分の周りの、ごく限られた範囲のことしか考えない、 見聞の狭いこと。世間知らず。
18 入るを量りて出ずるを制す
収入の額をよく計算して、それに応じた支出をすること。
19 鰯(いわし)の頭も信心(しんじん)から
信じて拝めば、鰯の頭のようにつまらないものでも ひどくありがたく思われる。
20 氏(うじ)より育ち
人の価値は、血統よりも環境や教育や努力によるところが大きい。
21 嘘(うそ)も方便(ほうべん)
物事を円満に運ぶための手段として、時と場合によっては嘘も つかなければならないこともある。
22 鵜(う)の真似をする烏(からす)、水に溺(おぼ)れる
自分の能力を考えずに人の真似をすると失敗する。
23 馬の耳に念仏
馬が念仏など聞いても少しもありがたく感じない。
人の意見に耳を貸さないで聞き流すこと。
「馬耳東風」と同じ。
24 生みの親より育ての親
生んでくれた親よりも養い育ててくれた親の方に愛情や恩義を感じるものである。
25 瓜(うり)のつるになすびはならぬ
平凡な親からは非凡な子供は生まれない。
血統は争えない。
26 蝦(えび)で鯛を釣る
わずかな元手で大きな利益を得る。
27 岡目八目(おかめはちもく)
部外者のほうがよくわかる。
28 屋上(おくじょう)屋(おく)を架す
重複して無用なことをする。
29 おごれる者久しからず(平家物語)
栄華を極め、勝手な振る舞いをするものは、長くその地位を 保つことはできないで滅びてしまう。
30 渇(かっ)しても盗泉(とうせん)の水を飲まず
どんなに困窮しても悪いことはしないたとえ。
31 勝ってかぶとの緒をしめよ
戦いに勝っても勝ちにおごって気を許さずに心を引き締めよということ。
32 勝てば官軍
強い方が正しいとされ、弱い方が悪いとされるのが世のならわしである。
33 蟹(かに)は甲羅(こうら)に似せて穴を掘る
人は、自分の分に応じた行動をするものだ。
人はそれぞれ自分につりあった考えや行動をするものである。
34 果報は寝て待て
あせらずに待っていれば、幸運は自然とやって来る。
35 亀の甲より年の功
年長者の経験は尊重しなければならない。
36 かわいい子には旅をさせよ
かわいい子には苦労の多い旅をさせて、世の中の苦しみやつらさを 経験させた方がその子の将来のためになる。
37 艱難(かんなん) 汝(なんじ)を玉にす
人間は苦労を経験して初めて立派な人物になることができる。
38 学問に王道はない
学問というものには、手軽に身につける特別な近道はない。
39 聞くは一時の恥聞かぬは末代(まつだい)の恥
知らないことは恥ずかしがらないで必ず聞きただせという意。
40 窮(きゅう)すれば通ず
困り切ると解決の道が開ける。
41 窮鼠(きゅうそ)猫をかむ
追い詰められたねずみは、反対に猫にかみつく。
追い詰められて逃げ道のないようになると必死に抵抗するから、弱い者がかえって強い者を負かすことがある。
42 麒麟(きりん)も老いては駑馬(どば)に劣る
優れた人でも老衰すると その働きが人より劣り、愚鈍な人にも勝ちを譲るようになる。
43 腐っても鯛
たとえ腐っても鯛は魚の王である。
よいものはどんなに悪くなっても、また落ちぶれてもそれだけの価値は失わない。
44 君子(くんし)は和して同ぜず、小人(しょうじん)は同じて和せず(論語)
人のつきあいは、 調和するように心がけるべきではあるが、むやみに他人の意見に引きずられたり妥協してはいけない。 協調は大切であるが、道理に外れたことにはあくまで反対しなけばならない。
45 鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となるなかれ
大きな団体でしりについているよりも、 小さな団体でもその長となれという意味。
人に従属するよりも独立した方がよいというたとえ。
46 怪我の功名(こうみょう)
失敗が思いがけずよい結果につながること。
47 剣によって立つ者は剣によって滅ぶ
武力で得たものは、武力によって滅ぼされる。
48 光陰(こういん)矢のごとし
歳月のたつのは早いものだというたとえ。
49 後悔先に立たず
事が終わってから、そのことについて悔やんでも取り返しがつかない。
50 恒産(こうさん)なければ恒心なし(孟子)
物質生活は人心に大きな影響を及ぼすもの で、定まった生業のない者には、自然に人間として当然持っていなければならない正しい心が持てない。
51 弘法(こうぼう)も筆の誤り
学問や技芸が非常にすぐれた人でも時には誤ることもある。
52 虎穴に入らずんば虎児を得ず
危険を冒さなければ成功は収められない。
53 郷(ごう)に入(い)っては郷に従え
人は、住んでいる土地の風習に従うのがよい。
新しい環境に移ったら、それに逆らわないのが世渡りのこつであるという意味。
54 塞翁(さいおう)が馬(幸不幸は入れかわる)
人生の禍福、幸不幸は、変転して定まりないものである というたとえ。
55 災害は忘れたころにやってくる(寺田寅彦)
油断大敵。
56 歳月人を待たず
年月の流れは非常に速くて人を待ってくれないから、今という時を大切にして努力せよ ということ。
Time and tide wait for no man.(時と季節は人を待たない。)
57 最大多数の最大幸福が道徳と法律の基礎である(ベンサム)
個人の快楽の追及を社会の幸福と一致させる ためには、「最大多数の最大幸福」を基準としなければならない。
58 先んずればすなわち人を制す
人より先に物事を行えば他人を押さえて有利になるが、遅れると 人に押さえられて不利になる。
先手を打つことが肝要であるという意味。
59 去るものは日々に疎(うと)し
死んでしまった人は、日数がたつにつれて世間からしだいに 忘れられていく。
親しかった人も、遠く離れてしまうとしだいに疎遠になる。
60 三度目の正直
一回目や、二回目はだめでも、三回目は、確かであるということ。
61 三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵
平凡な人間でも三人寄り集まって考えれば 文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の知恵のようにすぐれた知恵が出る。
「文殊」は知恵をつかさどる仏様。
Two heads are better than one.(二つの頭は一つにまさる。)
62 鹿を逐(お)うものは山を見ず
一つのことに夢中になっている者は、ほかのことを顧みない。
目先の利益を得ることに夢中になっている者は、ほかの事情には気がつかない。
63 知って行わざるは、知らざるに同じ
知っていることも、実行に移さなければ、知らないのと同じことに なってしまう。
64 宗教は国民の阿片(あへん)である(マルクス)
65 朱に交われば赤くなる
人はつきあう友によって、善にも悪にも感化される。
友人の感化力の大きさ、友人を選ぶことの重要さをいう言葉。
66 小人(しょうじん)閑居(かんきょ)して不善(ふぜん)をなす(大学)
暇があると、 品性の劣っている人間は、よくないことをする。
67 小の虫を殺して大の虫を生かす
大きい物事を成就させるためには、やむをえず小さい物事を犠牲に することがある。
一部分を犠牲にして全体を助けること。
68 将を射んとする者はまず馬を射よ
目的物を得るためには、その周囲にあるものから攻めてかかるのが 早道である。
69 初心忘るべからず(花伝書)
学び始めた頃の、謙虚で緊張した気持ちを失うなの意。
または、最初の志を忘れてはならないということのたとえ。
70 児孫(じそん)のために美田(びでん)を買わず(西郷隆盛)
良い田を買って子孫のために財産を残しても 本人たちのためにならないから、あえてそのようなことはしない。
71 人間(じんかん・にんげん)到るところ青山(せいざん)あり
故郷だけが骨を埋める土地とは限らない。
人間が活動する場所はどこにでもある。
「青山」は墓地の意。
72 人生意気に感ず
人生は互いの意気に感じて動くものである。
心と心との激しい触れ合いが何ものより尊い。
73 好きこそ物のじょうず
素質とかよい指導者とか、大成するにはいろいろな条件が考えられるが、 それが好きであってこそ 熱心に努力するから上達するのである。
74 過ぎたるは及ばざるがごとし
やりすぎは、不足と同じ。
75 捨てる神あれば拾う神あり
見捨てられる一方で助けられることもある。
人間の運命は神まかせであり、その神も複数で、運は必ずついてくるものであるという意味。
76 住めば都
住み慣れれば、どんな土地でも都同然に住み心地がよくなるものである。
77 精神一到何事か成らざらん
精神を集中して努力すればどんな困難なことでもできないことはない。
78 清濁(せいだく)あわせ呑む
度量が大きく、分け隔てしないで誰でも受け入れる。
包容力が大きいこと。
「清濁」は、正と邪、善人と悪人の意。
79 急(せ)いては事を仕損じる
あまり焦ると失敗しやすい。
Haste makes waste.(急ぐことはむだを作る。)
80 積善(せきぜん)の家には余慶(よけい)あり
よいことをしている家にはよいことがおこる。
81 世間の口に戸は立てられぬ
世の中のうわさは防ぎようがない。
82 狭き門より入れ。滅びに至る門は大きくその道は広くこれより入る者は多し
事をなすのに楽な方法を とるよりは、かえって入りにくい苦しい方法をとる方が 自分を鍛え上げるのにはよい。
83 栴檀(せんだん)は双葉より芳(かんば)し
栴檀という香木は、芽ばえたときから既によい香気を 発する。
将来大成する人物は、子供のときから優れたところがあるたとえ。
84 船頭多くして船山にのぼる
物事を進めるにあたって、指示をする人が多いために統一がとれず、 まったく見当違いの方に物事が進んでしまう。
Too many cooks spoil the broth.(料理人が多すぎると肉汁ができそこなう。)
85 前車のくつがえるは後車の戒(いまし)め
前人の失敗は後人の戒めとなる。
86 大器晩成
大人物は若いころは目立たず、年をとってから大成するという意味。
87 大木は風に折られる
高くのびた木は風当たりが強く、風害を受けることが多い。
人も地位が高くなるほど批判や攻撃を受けることが多くなるたとえ。
88 多芸は無芸
多芸の人は、とくにすぐれた芸がない。
89 立つ鳥あとを濁さず
鳥のようなものでも、飛び立つときは自分の去ったあとを濁さないように 気をつける。まして、人間であるから、見苦しくないように後始末することが大事であるという意味。
90 蓼(たで)食う虫も好きずき
苦い蓼の葉を食べる虫がいるように、人の好みはさまざまで、 一般には理解しがたいような多面性を持っているものである。
There is no accounting for tastes.(人の好みは説明できないものだ。)
91 玉(たま)みがかざれば器(き)をなさず
どんなによい玉でも、加工して磨いて始めて宝の器物となる。
生まれつき素質のすぐれた人でも、学問・修養を積まなければ立派な人物になることはできない。
92 大は小を兼ねる
大きいものは小さいものの効用を合わせ持つ。
小さいものより大きいものの方が有用で、大きいものは小さいものの代わりに使うことができるということ。
93 血は水よりも濃い
血縁の力は強い。
94 朝三暮四(ちょうさんぼし)
目先の違いはあるが本質はかわっていない。
人を口先でうまくだますこと。また、目前の差別にばかりこだわっていて、結果が同じになるのを知らないこと。
猿にどんぐりの実を、朝三つ夕方四つ与えようとしたら怒ったので、朝四つ夕方三つ与えようといったら喜んだという故事による。
95 長所は短所
長所もあまり当てにしすぎると、かえって失敗することがある。
長所も別な見方をすれば、それがその人の欠点になることもある。
96 塵(ちり)も積もれば山となる
ごくわずかなものでもたくさん積み重なるとついには高大なものとなる。
Many a little makes a mickle.(多くの少しずつがたくさんを作る。)
97 使っている鍬(くわ)は光る
たえず努力して自分の仕事に打ち込んでいる人は、生き生きとして美しい というたとえ。
絶えず努力する者は、自然とそれが表にあらわれる。
98 角(つの)を矯(た)めて牛を殺す
少しの欠点を直そうとして、かえってそのものをだめにしてしまう たとえ。
つまらぬ末端の事柄にこだわって、肝心な根本をそこなうこと。
99 罪を憎んで人を憎まず
犯した罪を憎むが、その人は憎まない。
罪を犯した人間を憎んではならない。
100 鉄は熱いうちに打て
人間は純真な精神を失わないうちに十分に鍛えないと効果が上がらない。
物事は関係者の熱意が薄れないうちに対策を立てないと、あとで問題にされなくなる。
何事にも時機を逃してはならないという意味。
Strike while the iron is hot.
101 天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず(孟子)
日の吉凶や寒暑・晴雨など、天候や時日を 利用して攻めるのは有利であるが、 地の利を得て要害堅固なのにはかなわない。さらに地の利は人の和にはかなわない。
102 天は自ら助くる者を助く
独立独歩、他人を当てにせず、自ら奮闘努力してやまない人には自然に 幸福が やってくる。
Heaven helps those who help themselves.
103 出る杭(くい)は打たれる
ほかの杭より高く出た杭は打ちへこまされる。
差し出たふるまいをする者、または頭角を現す有能は者は、他から憎まれたり妨げられたりするという意味。
104 燈台(とうだい)下暗し
手近のことはかえってわからず、気がつかないでいるという意味。
The darkest place is under the candlestick.(最も暗い場所はろうそく立ての下だ。)
105 十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人
小さいときは教え込めば何でも覚えるが、 それは真の才能ではなく、ただ人より先に覚えたというだけのことで、 ほかの人もだんだん追いついてくるから、結局は普通の人と同じになってしまうという意味。
106 毒をもって毒を制す
悪いことを別の悪いことで押さえる。
107 情けは人のためならず
人に情けをかければいつかは自分のためにもなる。
108 なまけ者の節句働き
平素なまけている者に限って、ほかの人が仕事を休んで祝う節句の日になって、 かえって働く。 また、働かなければならないことをいう。
109 生兵法(なまびょうほう)は怪我(けが)のもと
未熟な兵学・武術の心得は、身を守るどころか 、かえって大怪我をする原因になる。
少しその道を知って自信のあるつもりの者は、それに頼ってかえって大失敗をする。
A little learning is a dangerous thing.(わずかばかりの学問は危険なものである。)
110 習い性となる(習慣は第二の天性)
悪い習慣を繰り返していると、それが生まれつきの性格のようになる。
111 習うより慣れよ
教わり習っただけでは自分のものにならないが、何度もやって体が慣れれば自然に 身につくようになる。
Practice makes perfect.(練習は完全にする。)
112 逃がした魚は大きい
手に入らなかったものは大きく感じられる。
手に入れかけて失ったもの、逃がしたチャンスなどを惜しむことなどに使う。
113 二兎をおう者は一兎も得ず
同時に異なった二つのことをしようとがんばっても、どちらもうまくいかない ものである。
114 人間は一本の葦(あし)にすぎない。だが、それは考える葦である(パスカル)
115 能ある鷹は爪をかくす
実力、才能のある人物は、むやみにそれを外部に表さず謙虚にしているが、 いざというときその真価を発揮する。
116 のどもとすぎれば熱さ忘れる
苦しい経験も、それが過ぎ去ればけろりと忘れてしまう。
苦しいときに恩を受けても、楽になると恩を忘れてしまう。
117 花よりだんご
外観より内容をとるという意味。
118 早起きは三文の得(徳)
朝早く起きると何かしらよいことがあるものである。
The early bird catches the worm.(早起きの鳥は虫を捕える。)
119 人の振り見てわが振り直せ
人の行動の良い点悪い点を見て、自分の行動を反省し、欠点を改めよ。
120 人を相手にせず、天を相手にせよ
121 人を呪わば穴二つ
他人に害を与えようとすれば自分にも。
122 百聞は一見にしかず
人の話を何度も聞くよりも、一度実際に自分の目で見た方がよいという意味。
123 百里(千里)の道も一歩から
遠い旅路も足もとの第一歩から始まる。
偉大な事業も手近なところから始まるという意味。
124 貧(ひん)すれば鈍(どん)する
貧乏すると、利口な人でも愚かになる。
食を求めてあくせくする境遇に、才知の働きも鈍り、やがては道徳意識も鈍って悪事を働くようにもなるという意味。
125 覆水(ふくすい)盆に返らず(過ぎたことは取り返せない)
一度失敗したことはとり返しがつかないたとえ。
126 太ったブタになるよりは、やせたソクラテスになれ
127 下手の考え休むに似たり
よい考えも出ない人がどんなに時間をかけて考えても、ただ時間をかけるだけで 何の効果も上がらない。 まるで、休んでいるのも同然だ。
128 仏の顔も三度
いかに無邪気な人、慈悲深い人でも、礼儀知らずな行いを繰り返されれば腹を立てる。
たび重なる侮辱はがまんできないという意味。
129 まかぬ種ははえぬ
何もしないでいては、よい報いは得られない。
原因を作らなければ結果は生じない。
130 馬子(まご)にも衣裳
身なりだけ整っていることを、皮肉に、または好意的にいうことば。
Fine feathers make birds.(美しい羽毛が美しい鳥を作る。)
131 自ら省(かえり)みて直(なお)くんば、千万人といえども我行かん(孟子)
自分が正しいと思ったら 、反対する者が何人いようと自分の考えを貫き通す。
132 水清ければ魚住まず
あまりに清廉潔癖(せいれんけっぺき)すぎると、人に親しまれないたとえ。
133 三子(みつご)の魂(たましい)百まで
持って生まれた性質は一生変わらない。
The child is father of the man.(子供は大人の父である。)
134 実るほど頭(こうべ)をたれる稲穂かな
年をとっていろんな知識を得ても人にはいつも低い姿勢で いるという意味。
135 餅(もち)は餅屋蛇(じゃ)の道はへび
物にはそれぞれの専門家があって、素人はやはり専門家には 及ばないという意味。
136 安物買いの銭(ぜに)失い
安い物はそれだけ粗悪で長持ちしないから、かえって高いものにつくという意味。
137 柳に雪折れなし
柔軟なものは剛直なものよりもかえってよく事に耐えることができる。
一見弱々しい人のほうが、重い試練に耐え抜くことが多いことをいう。
138 やはり野におけ蓮華草(れんげそう)
蓮華草のような野の花は、自然の野に咲いているからこそ 美しいのであり、家の中に飾っても周囲と調和せず、美しく感じられない。同様に、野人は野人らしい生活・環境の中にあってこそ、良さも真価も発揮できるものだという意味。
139 山高きが故に貴からず
見かけが立派だからといって貴いのではない。
140 雄弁は銀、沈黙は金
上手によどみなく話すことは大切であるが、いつ、どのように沈黙 しているべきかを心得ているのはさらに大切である。
Speech is silver, silence is gold.
141 楽あれば苦あり(苦あれば楽あり)
人生には、楽しいこともあれば、また、苦しいこともあり、一概には 言い切れない。
常に先のことを考えよという意味。
142 李下(りか)に冠をたださず(瓜田(かでん)に履(くつ)をいれず
他人から疑いを受けやすい行為は しないほうがよいたとえ。
143 良薬は口に苦し
良い薬は苦くて飲みにくいが、病気にはよく効く。
自分の身のためになる忠告は、耳に聞きづらいというたとえ。
144 類は友を呼ぶ
同じ仲間同士が自然に集まるようになる。
善良な人の周囲には、特に集めなくても善良な人が集まり、悪人は悪人で仲間となる。
145 例外のない規則はない
どんな規則にも必ず例外がある。
物事は、理屈だけでは解決できないことが多いとう意味。
146 論語読みの論語知らず
書物を読んで、言葉の上では理解するが、その真髄を体得せず、まして実行など できないことをいう。
147 ローマは一日にしてならず
すべて大きな事業は、長い年月を必要とする。
物事は一朝にしては成らない。
148 禍(わざわい)を転じて福となす
災難をうまく処置して、かえって幸福を得るようにすること。

 
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