学年があがるにつれて量よりも質が

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書いた人はnaneさん 99/05/17 18:05:46

コメント先: 小学生高学年の国語の成績の向上は?naneさん) 99/05/17 18:05:46

 たくさん書いてくれてありがとうございます。どこからコメントを書いていいかわからないので、思いついたことを。
 小学校低学年の国語力は、学力というよりも家庭環境の力だと思います。お母さんやお父さんとよく話をしている子は、低学年から読むのも書くのも得意です。また、中学年のころは読書量が国語力に影響します。学校や塾でしている勉強の量は、どの子もそれほど大きな差はありませんが、家庭での読書量の差はかなり大きいようです。
 ですから、小学校低中学年のころの国語力は、塾に通ってどうにかなるというものではないようです。
 しかし、小学校高学年からは、読書の量よりも質の方が問題になってきます。言葉の森でも、小学校5年生から作文の課題が難しくなりますが、このころから本当の実力がついてきます。
 難しい文章を読む経験というのは、家庭ではあまりつけられません。というのは、親があまり難しい文章を読んでいないから(^^ゞだと思います。小学校の中学年ぐらいまでは読みやすい本がたくさんあるので、親も先生も自信をもって読書をすすめられるのですが、高学年からはどういう本をすすめたらいいかわからないという事情があります。
 だから、高学年からの国語力は、勉強によって向上させる度合いが高くなってきます。
 低学年や中学年での国語力は、もっぱら多読力ですが、やさしい本を多読するよりも、やや難しい文章を復読(くりかえし読むこと)した方が効果は高いようです。


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