- ● 本の読み聞かせ以外の実践(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時31分40秒
74
こんにちは。8歳の双子、5歳の3人の娘がいます。生まれたのも、育ったのも米国です。親は日本人同士なので、家庭での使用言語は日本語です。しかし、小学校やプリスクールで過ごす時間が長くなってきて、姉妹間では英語に移って来ました。3女は親にも英語で話しかけるようになりました。英語で話しかけられたら「日本語で言ってくれないとママはわからないの。」と答えてますが、最近は「日本語でどういうかわからない。」といって癇癪を起こすようになって来ました。ここで私が英語で言われたことにすぐに返答すると日本語を話さなくなってしまうのでここが頑張りどころと思ってますが、疲れて来ました。皆さん、本の読み聞かせのほかにはどうなことを実践してますか。
- ● Re: 本の読み聞かせ以外の実践(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時45分01秒
82
こんにちは。フランス在住で、11,7,4歳の子供がいます。田舎に住んでいるので、補習校は行っていません。兄弟間はフランス語です。仕方ないですね。うちの7歳、4歳も学校のことはフランス語で話してきます。わからないから日本語でお願い、というと、ちゃんぽんで返答します。学校のことはすべてフランス語で起こった出来事なので、日本語におきかえるのは、大変なんだと思います。それでも「うん、うん、」と大げさにあいづちを打ちながら、「こんなこと?」と日本語におきかえて確認すると、「そう」とか、「いや違う」とか。忍耐必要ですよね。逆に日本にいる従兄弟のことや、アニメの話になると日本語がすらすら出てきます。なので、無理強いをする、というよりは、日本語で経験する世界を広げて、そのことについて、楽しく日本語で話す、みたいな環境が理想的ですよね。といっても、これがフランスの田舎にいると、難しい!全部家庭内でやらないといけない(泣)。結局、日本の絵本、アニメ、日本にいる祖父母との週に一度のやりとり、私との「おりがみドリル」、こんな感じです。最近発見したのですが、3番目というのは、母親との二人の時間があまりないので、私が一緒にワークをしてあげると、すっごく嬉しいようで、結構モティベーション高いようです。その延長に日本語がある、みたいな。。。一日10分だけなんですけどね。
参考になるかわかりませんが、特別なことはせずに毎日をこんな感じで過ごしています。
- ● Re: 本の読み聞かせ以外の実践(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時36分32秒
81
こんにちは、そのお疲れ本当にお察しします。おっしゃるとおり今が踏ん張りどころなんでしょうね。お子さんに対しては親御さんであるご自身が日本語で答えること「だけ」を押し通せれば良い、と少し気軽にお考えになるのはいかがでしょうか。つまり「ママには英語じゃなく日本語しゃべってね」とエクスキューズも一切言わないということです。この一言が入ることで、お子さんが日本語を「ママとの会話をいったん止めてしまう“壁”のようなもの」いう認識を持ってしまうくらいなら、お子さんに英語で語りかけることを許しておくということです。英語で話しかけられても親は日本語で返す、それは家でも外でも変わらないということだけを静かに徹底すればいいのかもと思います。私は現在、人に頼まれて海外在住の永住組の方々にスカイプで定期的に日本語を教える(しゃべって遊ぶだけ?の家庭教師)ことをやっているのですが、現地育ちのお子さんに四技能(読む・書く・聞く・話す)を一度に求めると思った以上に負担が大きいのだなと感じます。なので優先順位としてまず学習に欠かせない現地語はまんべんなく四技能を育てる。日本語は「ママの言った意味がこれだけわかるなんてあなたは日本語どんどんうまくなってるのね」と、聞きとりができるだけで大いに褒める、ちょっとでも話せればなお褒める。5歳ならこれで充分ではないかと思います。日本語に関しては【加点方式】あるのみ!時々外部の力も借りながら、気長に気長に日本語がんばってくださいね。応援しています。
- ● Re: 本の読み聞かせ以外の実践(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時36分01秒
80
はじめまして、私も日本語と英語のバランスって大切と日々悩んでます。娘は日本語を70%くらいでしょうか?話します。そうすると英語のボキャブラリーがすくなくなおかつライティング、リーディングが上手く進まないんです。いつかは単語のサウンズアウトもできて大丈夫といわれますが3年生、4年生ではNYCのテストがあるのでそれまでに他の子と差がかなり出てくるのではないかと……。私も本当に手探りの日々ですが細く長く日本語を勉強していくことが良いんじゃないかと思います。漢字を練習するのでも1年生からの漢字ではなくても画数の少ない漢字から入っていくってこともありと思います。
- ● Re: 本の読み聞かせ以外の実践(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時35分03秒
79
子供が幼稚園〜小学校の頃、「会えば日本語で話すお友達」作りに賛同してくださったご家庭と一緒に、毎週一回日本語子供勉強会をを自宅で行ないました。4年ほど続け、毎回8人前後、多い時は15人ほど集まっていました。夏には3泊4日の日本語合宿も行なっていました。その時は日本語を話してくれていましたが、6−7年経った今ではやはり仏語が多くなってきています。
漢字を覚えて欲しいので、日本語の本を優先させて読ませていましたが、その弊害があとから来ました。仏語のボキャブラリーが極端に少ないのです。フランス小学校の勉強は何とかなりましたが、中学以降はどの教科も作文形式でテストされるため、ボキャ不足、スペルミスがとても影響します。自分たちが仏語が下手だとわかっているので、授業中も殆ど発言せず、私も先生に何度も注意されました。
学校でなんと言われようと、我が家では敢えて日本語を優先させています。ですが、学校で遅れを取ってはいけないと仏語を優先させるご家庭も多いようです。どちらがいいというわけではありませんが、親がしっかりした考えを持っていないと、子供たちも困ってしまいます。
日本語と現地語のバランスの取り方は我が家では永遠の課題かもしれません。(^_^;)
- ● Re: 本の読み聞かせ以外の実践(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時34分39秒
78
こんにちは。フランスで5歳の女の子がいます。両親は2人とも日本人です。うちも最近フランス語で話しかけてくることが多くなってきました。理由を聞くと「今日はフランス語で話したいから」などと言います。どうしても日本語で話したくない時は、フランス語で。でも、「明日は日本語ね」とか、時間を決めてそれぞれの言語で話すようにしています。主人はそんなにフランス語は得意ではないので、パパとは日本語でと決めているようです。日本語を話している時にフランス語の単語が混ざる事があるので、そういう時には〇〇と日本語に直して文章を言いかえて繰り返して言ってもらうようにしています。漢字に興味を持ち始めているので漢字も書かせ始めています。
- ● Re: 本の読み聞かせ以外の実践(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時33分21秒
76
こんにちは。フランス在住、16歳、15歳の姉妹がいます。主人はフランス人です。
下の子が小学校に行き始めて2ヶ月も立たないうちに、二人の会話がフランス語に変わってしまい、ショックを受けたのを思い出しました。
それ以来、JSTBは契約していなかったので代わりにDVDはたくさん買いました。ベビーシッターが必要な時は、遠くまで日本人を迎えに行ってお願いしていました。そして日本人、特に同年齢のお子さんがいる家族に遊びに来てもらえるように努めました。その甲斐あって、「会えば日本語で話すお友達」が何人もできました。二人の会話は仏語が多いですが、日本語で会話していることもあります。自然に出てくるみたいで、意識してそうしているわけではないようです。
現在、私を含む日本人とは日本語で話してくれます。日本語でどう言うかわからない時は、何ていうの?と聞いてきます。
10歳ぐらいまでは「通じればいい」と日本語仏語混ぜていたけれど、大きくなってしっかりしてくると、大好きな日本で過ごすことを意識してか、自発的に分からない言葉を聞いてくるようになりました。
- ● Re: 本の読み聞かせ以外の実践(facebookグループより)
メグ
2013年04月26日 10時32分37秒
75
はじめまして米国(ニューヨーク)にて7歳と2歳半の女の子の母親です。参考になるかどうかは分かりませんが……。我が家は家の中では日本語で話しています。そして日本語のテレビを見せています。テレビってあまり良くないイメージがありますが時間を決めていれば私は良いと思います。あとは徹底して私は日本語で話しかけています。(主人は日本人ですが米国育ち)主人とは英語の勉強をするときは英語です。
- ● 倉本聰さんの幼少期のエピソード(facebookグループより)
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2013年04月26日 09時46分07秒
64
現役コピーライターの先輩が投稿した画像(朝日新聞be切り抜き)をシェアします。
脚本家の倉本聰氏が、“ぼくが文字を読めるころになると、おやじは毎週一冊ずつ宮沢賢治の作品を音読させました。…”という幼少期のエピソードを披露しています。
“音読しても意味がまだわからないけれど、それでもいいと。言葉のリズム、韻律を覚えなさいと言うんです”
... “六十近くになってわかりました。おやじからすごくでっかい遺産をもらっていたんだと”
「言葉の森」が推奨する、小さい頃からの音読(による暗唱)が、言葉の力を大きく育て、ひいては後々の人生の滋養となりうるということをとても端的に表すエピソードだと思います。
- ● Re: 倉本聰さんの幼少期のエピソード(facebookグループより)
メグ
2013年04月26日 09時51分12秒
66
そう思って日本では小学1年の息子に音読させているのですが、いやでいやで、ラグビーをやらせると猪突猛進のタックルをする子が、途中で涙目になってしまい、私もどうしてよいかわかりません。補習校が近くにないため、日本語は家庭教育だけで、未だにひらがな、かたかなの壁が突破できていません。フランス語は、食品の表示など細かくて難しい言葉を片端から読む子で、本も好き。日本語だとつまってしまって、この記事にあるリズム感を得られないのと、私からのプレッシャーを感じるのでしょうか。壁突破の何らかのヒントを得られたらと思ってこのコメントを書きました。よろしくお願いします。
- ● Re: 倉本聰さんの幼少期のエピソード(facebookグループより)
メグ
2013年04月26日 10時06分08秒
73
日本語で読書をしてもらいたいという願いは親としては当然と思います。私は絵本に興味を示さなくなった頃からマンガ本、特にドラえもんの読み聞かせをしていました。話が面白いので次が楽しみでたまらない。私の時間がない時はわからなくても必死に文字を見つめていたようです。それが功を奏したのか、自分で読もう、文字を覚えようと思ってくれました。結局漫画の読み聞かせは10歳ぐらいまでやっていましたね〜。何がきっかけになるかわかりませんので、型にはまらず、お子さんと一緒にいろいろ取り入れてみるのもいいと思います。
- ● Re: 倉本聰さんの幼少期のエピソード(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時04分41秒
71
みなさんが書いていらっしゃるように、楽しくなければ続かないし、身についていかないのでしょうね!
小1はまだまだ耳から聞く時期かもしれませんので、面白い内容のものを聞きながら無理のない程度で音読へ移行していくようにしてもいいと思います。いずれにしても少しずつ続け、増やしていかれるとよいのかもしれませんね。
- ● Re: 倉本聰さんの幼少期のエピソード(facebookグループより)
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2013年04月26日 10時01分04秒
68
アルファベットから構成される他言語と比べて、日本語のひらがな・カタカナは曖昧な曲線で構成されていて、子どもによっては図形認識が比較的難しい言語なのだそうです。運筆力の弱い幼児〜低学年時にその文字のかたちをきちんと把握し、慣れない鉛筆をもって書く(紙に再現する)ということは実はそれだけでも結構なレベルの高い作業なんだ、という前提で、のんびり構えられてもよいと思います(^^) 息子さんなりに「日本語は難しいなぁ…でもやらなきゃダメだし…」というプレッシャーがあるかもしれないので、まず、座学・お勉強モードを一切排除する雰囲気を作ってみるというのはいかがでしょうか(これが親にとってはすごいストレスなんですけどね。笑)。続く
- ● Re: 倉本聰さんの幼少期のエピソード(facebookグループより)
メグ
2013年04月26日 09時59分33秒
67
こどもによって、また環境によっても全く違うと考えた方がいいと思います。うちにも5歳児と7歳児がいますが、日本語含め5カ国語を勉強していますので、無理強いしないように気をつかっています。音読はしたがらないので、本は私が読んでやっていました。すごく簡単な本、例えば’五味太郎’さんの本の中に、絵やしかけが中心で、言葉はほんの少しのものがあります。”たべたのだあれ?”と”かくしたのだあれ?”が子供が好きです。”ぐりとぐら”は私が子供の頃好きだった本で、子供たちは文章の中によく出てくる”ぐりぐらぐりぐら”だけを言うのが好きです。まずは日本語に興味をもってもらうために、息子さんの好きなものが出てくる、簡単な日本語の本を探されてはいかがでしょうか?
- ● スカイプで「短い音読の会」(facebookグループより)
メグ
2012年10月26日 11時54分04秒
63
具体的にやっている取り組みの共有をしてみようかな…と思い、投稿します。
毎週月曜日と木曜日の週2回、朝7時ジャスト、同じインタープリスクール出身の仲良しの子とスカイプをつなげて、「短い音読の会」を続けています。
とはいってもまったく難しいものではなく、朝起きて着替えて朝ごはんを食べた後にスカイプをつなげ、
子ども:「おはよう〜」
...親:「はーいじゃぁ今日はこれ読もか?」
子ども「じゃぁ、いっせーのーで…」
と、短い日本の詩を二篇だけ共読みで音読するのです。
終わったら「じゃばいばーい(※写真)」とあっさり切ります。所要時間約3分から5分くらい。
子どもはそのことは忘れたかのように朝の支度の続きをし、あっという間に登校してしまいます。「勉強した」などという感覚はほとんど持っていない様子です。歯磨きと同じ感じなのか…!?
バイリンガル環境のお子さんの中には、まず、読書させるのが一苦労、日本語の長文を見ただけで面倒くさそう、音読させようとするとすぐ抵抗感を示してしまう子がいます(私の息子がそうです…)。
北原白秋の「五十音」、谷川俊太郎「ことばあそびうた」(音韻が独特で読んでいて楽しい!)、もしくは草野心平や金子みすゞやまどみちおなどの詩やから短いものを一篇読むだけなら、わずか数分で済みます。
やはり塵も積もれば山となるのか、ウオーミングアップ効果はあるようで、昔はあれだけ音読をいやがっていたのに今は「言葉の森」の暗唱長文にも比較的スッと入っていけているように思います。
最大のコツが習慣付けなので、仲良しのパートナーを見つけるのはおすすめです。スカイプ環境さえあれば、日本に住む友達、従兄弟姉妹、あるいは学齢の違う子がパートナーでも全く構わないと思います(^^)続きを読む
- ● ママ友達と「子ども会」(facebookグループより)
メグ
2012年10月26日 11時42分19秒
59
自分の娘達に「会えば日本語で話すお友だちを作ってあげたい」というのが発端で、それに賛同してくれたママ友達3人と「子ども会」を始めました。毎週一回の集まりを4年ほど続けましたが、ピークの時は3歳ー小学生が15人集まっていました。自宅で行なっていたのでそれはそれは大変でしたが、そこに来ていた子供たちは、今でも日本語メインです。お母さんたちとも日本語で会話してくれます。
遠いところに住んでいて週一の集まりに来れない人とも交流できるように、夏休みには3泊4日の「子ども夏合宿」も行っており、今年で10年を迎えました。漢字ゲームやかるた会、紙芝居づくり、漫才、工作、、、最終日の発表会ではそれをみんなの前で日本語で説明するという内容です。毎年子供と親を含め、約三十人で行なっています。
- ● Re: ママ友達と「子ども会」(facebookグループより)
メグ
2012年10月26日 11時43分00秒
60
それは素晴らしい企画ですね。
学校に行くようになると、子供の言語は、第一に友達関係、第二に親子関係の中で形成されるようです。
友達と楽しく遊ぶ場面に日本語を使う機会があるというのは、海外で暮らす子供たちにとっては貴重な経験だったと思います。しかも、夏合宿まで(笑)。
これは、子供を連れて海外に赴任する方などにぜひ参考にしてほしいですね。
遊びの中で学ぶというのは、日本にいる日本の子供たちにも生かせそうです。
- ● アイデンティティの在り方を確かなものとするための日本語教育を(facebookグループより)
メグ
2012年10月24日 10時58分42秒
57
私の場合、長男が年中・長女が乳児のときに滞米生活を終え帰国しました。上の子はそのままインターナショナルプリスクールに入園し昼間はほぼ英語のみの園生活を送りました。母親である私自身、小さい頃から読書好きで大の日本語好き(?)、当然の流れとしてわが子にも読書の喜びを知ってほしいと色々なことを試しましたが、バイリンガル環境のせいか本人生来の特質によるのか、息子は言葉がなかなか発達せぬまま、帰国当時はバイリンガルならぬダブルリミテッド(日本語と英語どちらも母語となりえない状態)の状態に陥ってしまいました。
周囲を見渡すと、インターナショナルプリスクールでは我が家と似た境遇の多くのご家庭が子どもの日本語力について悩んでおり、他の皆さんと自分の悩みを共有することができたのはありがたいことでした。
...特に私が大きく心動かされたのが、多くの親御さんが、「日本語がきちんと使えるようになってほしい」という願いを、単なる国語教育の枠を大きく超え、心の健康や自己肯定感や、その子のアイデンティティの在り方の問題を左右する親の命題として捉えられていたことでした。
家で読書をしない(表出言語が少ないので難しい本は読むのがしんどいから)、親との深い対話もない(そもそも親と子どもで母語が違うケースも)、作文は嫌い(しゃべるけど読み書きは嫌いだから)という子どもは、本当は、心も寂しいのだと思います。
子どもの理解力、思考力、創造する力を植物の蔦に例えると、蔦をぐんぐん大きく伸ばすためにはつるが巻きつくための軸となりうるしっかりとした言葉の力が必要不可欠なのだと痛感します。
バイリンガル子女の親たちの多くは、見た目はカラフルで中身は誘導形式で子どもを”わかったつもり”にさせる作文教材ではなく、子どもの心の平穏、穏やかな自己肯定感、日本にルーツを持つというアイデンティティの在り方を確かなものとするための日本語教育を、我が子に与えたいと願っているのだと思います。
その後、私はフリーライターの仕事をたたみ、「低学年の帰国子女・バイリンガルキッズの日本語力を上げることばの教室、作文教室を開こう」と決め、最初に言葉の森ネットワークの認定講師資格をとることにしました。なぜなら、日本全国の民間作文通信講座の案内やパンフレットをすべて取り寄せ、並べてみた中で唯一、言葉の森だけが「読書、音読、暗唱、対話、そして作文」を重視する、ガーデニングに例えて言うなら「土作り専門」の日本語教育をうたっていたからです。
私のほうの実際の教室運営(in大阪)まではいろいろな障壁もあり、相変わらず試行錯誤の毎日ですが、同じ志を持つ皆様とつながることで、多くのことを学びたいと考えています。
- ● Re: アイデンティティの在り方を確かなものとするための日本語教育を(facebookグループより)
メグ
2012年10月24日 10時59分19秒
58
実体験をもとにした詳しいお話、ありがとうございました。
幼児期から小学校低中学年にかけての言語教育というのは、実はまだ解明されていない部分が多く、確実なものは何もないぐらいだと思います。
ただ唯一確実と言えるものは、できるだけ自然に近い状態で過ごさせるということです。
だから、日本の子供は日本語環境で暮らすというのがいちばん自然です。
いちばん不自然なのが、幼児期からCDで英語を聞かせるような学習をすることだと思います(笑)。
小さいころは、勉強というよりも楽しい生活を送るということが大事ですから、読書、対話、作文(作文はもっとあとでもいいのですが)を中心にやっていくのがいいのだと思います。
- ● 日本語環境が親子の会話だけ(facebookグループより)
メグ
2012年10月24日 10時51分39秒
54
6年前2007年夏から小4小2年長の子供3人帯同で韓国在住の母親です。現地ではインターに通わせ、現地語は習う機会は無く、学習言語は英語でして、母国語の日本語からは5年以上遠ざかっている子供達との生活です。同じアジア圏でも日本の企業での帯同者が多い他国ですと日本の学習塾や補習校もあると知ったのですが、ここには全く無く日本語環境が親子の会話だけとなってまして、先行きにとても不安を感じています。子供達は英語も英語圏でない分英語圏の帰国子女よりきっと劣っているでしょうし(インター内の生徒は98%韓国人、生徒の私語は韓国語の子が圧倒的な学校です)日本語母語も「読み書き」は下の2人は特にほとんど出来ず、これからをどうしたものかと悩みは深く……。今もう15歳13歳11歳と思春期反抗期の2男1女、親ともほとんど話をしてくれず、どれだけ日本語で会話が出来るのかさえ判断つかない時期で。ハーフではないまるっきりの日本人の3人、日本人としての素養や基礎学力が5年分抜けているモノはどうしてゆけばよいものか。よろしくお願い致します。
- ● Re: 日本語環境が親子の会話だけ(facebookグループより)
メグ
2012年10月24日 10時53分01秒
55
日本語学習の重要な時期は、小1-3と小4-6の二つあり、小1-3のころは、日本語脳の形成時期なのでいちばん重要だと思います。
小4-6のころは、バイリンガルの能力が育ちやすい時期なので、この時期も複数の言語を同時に学ぶ上で重要な時期だと思います。
「読み書き」とはよく言いますが、大事なのは「読み」の方です。それから対話です。
しかし、家庭の中だけで読みと対話を充実させることはかなり難しいところがあります。
そこで、今おすすめしているのは、毎朝、朝ご飯前の日本語の長文音読です。わずか2、3分でできますが、これが最も効果があると思います。
大事なのは、読み方が下手でも間違っていても一切注意はせずに、いつも、「よく読めるようになってきたね」と褒めてあげることです。
- ● 耳から聴く読書(facebookグループより)
メグ
2012年10月12日 09時43分21秒
53
音読は大事ですが、それよりももっと大事なのが「耳から聴く読書」
お母さん達にはぜひ10才くらいまでは読み聞かせを続けてあげてほしいと思います。海外で子育てをした経験からそう思います。
音読では字を読むのに一生懸命で、行間を想像するというところに行くまで時間がかかります。
耳から聴くことで、まず情景を思い浮かべることができ、その後字を読んで行間を読むことができるようになります。その発達には2,3年の差があります。海外生活では日本にいる以上に読み聞かせの時間を大事にしてあげてほしいと願っています。
- ● 日本のマンガ、アニメ、ドラマなどで日本語を(facebookグループより)
メグ
2012年10月12日 09時38分02秒
51
南フランス在住17年、16歳と15歳の娘がおります。現地補習校は遠く、通ったことがありません。3才〜小学校6年までは、日仏の子どもさんに週一回集まっていただき、日本語で話して遊ぶ子ども会を実施しておりました。また個人的には6〜7月頃に日本へ帰省し、日本の学校へ体験入学をしていました。
その後は現地の勉強が忙しくなったこともあり、帰国回数が減りました。それを補おうと、子供たちが興味を示すマンガ本で日本語を読み、ネットで日本のアニメやドラマで日本語を聞いております。
こちらでは二人とも高校生なので、日本語の勉強は本人たちに任せています。ですが将来日本の大学に行きたいという夢もあるようですので、親として何か情報を得ることが出来ればいいな、もしかして他の方々のお役に立てないか、と思ってコンタクトを取らせていただきました。
- ● Re: 日本のマンガ、アニメ、ドラマなどで日本語を(facebookグループより)
メグ
2012年10月12日 09時40分16秒
52
とても参考になりました。
「日本語で話して遊ぶ子ども会」というのは、いい企画ですね。誰にもできることではないと思いますが、親が主体的に日本語を使う場を作るというのはとても大事だと思います。
マンガ、アニメ、ドラマで日本語に接するというのもいいですね。勉強というよりも、生活の中で日本語に触れる機会を増やすことが大事なのだと思います。
高校生は(日本にいる高校生も同じですが)、難しい語彙を読みこなす力をつける必要があるので、
・岩波新書、ジュニア新書、中公新書、新潮選書などの面白そうな本
・大学入試国語の問題集の問題文
などを読む時間をとっていくといいと思います。
- ● 海外赴任で日本語学習を続ける方法
森川林
2012年10月10日 11時08分57秒
50
日本語学習の重要な時期は、小1-3と小4-6の二つあり、小1-3のころは、日本語脳の形成時期なのでいちばん重要だと思います。
小4-6のころは、バイリンガルの能力が育ちやすい時期なので、この時期も複数の言語を同時に学ぶ上で重要な時期だと思います。
「読み書き」とはよく言いますが、大事なのは「読み」の方です。それから対話です。
しかし、家庭の中だけで読みと対話を充実させることはかなり難しいところがあります。
そこで、今おすすめしているのは、毎朝、朝ご飯前の日本語の長文音読です。わずか2、3分でできますが、これが最も効果があると思います。
大事なのは、読み方が下手でも間違っていても一切注意はせずに、いつも、「よく読めるようになってきたね」と褒めてあげることです。
- ● 海外における日本語環境(facebookグループより)
メグ
2012年04月09日 17時49分19秒
47
アメリカ、カリフォルニアで二人の子供の子育てをしています。長女は4歳、長男は1歳です。いい意味でも悪い意味でも言葉の吸収が早い時期ですのでできるだけ日本語環境の中で生活させています。
- ● 海外における日本語環境
メグ
2012年04月09日 17時50分03秒
48
外では英語、家の中では日本語、とはっきり分けていると、子供はそれに対応するようですねん。
また、夫が外国人、妻が日本人という場合は、お父さんと話すときはその言葉、お母さんと話すときは日本語と分けておくといいようです。
現地の言葉が母語になるのはやむを得ないのですが、日本語の場合は、日本語脳になる臨界期というのがあるので、その時期だけ3年間日本に留学するというような対策がとれるといいのではないかと思っています。
もうひとつ考えているのが暗唱の練習。日本語の場合は、母音が中心になる言語なので、その母音が身につくように暗唱をするといいのではないかと思います。
あとは、海外で暮らした経験者の書いた本を読むことだと思います。
いずれにしても、お母さんの苦労は、日本で暮らすよりもかなり大きいのですが、その分得るものも大きいと思います。
- ● 大学側が帰国生に求めるもの(facebookグループより)
メグ
2012年04月06日 10時30分16秒
46
あまりこの年代の話題は投稿されていませんが、もし大学受験年代の高校生を持つ方が購読されていましたら参考になるかもしれません。
今日、2011年秋,海外教育講演会(高校部・大学入試)@Hilton Garden Inn Cupertinoに参加しました。
講演は1時間で配布資料にある詳細は解説せずポイントのみに絞って話していたので、その内容から更に抜粋して記載します:
...
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大学側が帰国生に求めるものは概ね~
1.英語のコミュニケーション能力
2.考えを述べるディベート能力
3.海外での経験
但し、滞米年数は長いから有利ということは無い。かえって日本語できないとダメ。
帰国生は、自分のやりたいことと今やるべきことをきっちり整理して取り組むことが大切。帰国生入試は決して楽な入試ではないことを心すること。
甘い話に飛びつかないこと。これからやたらと子供や親の間で甘い噂話が出回るので危険。卒業生した合格生の話で、勉強しなくても受かったというのは根拠のない話。必ずやっている。
SATのスコアの伸び代は、初回のスコアから大体300点程度、500点アップした生徒も居る。
SATの英語は文章読解力重視、文法は日本の受験英語問題に似ていて、いつもは使わない単語や語法が頻出する。Essayは文法が重要、きっちりとした英語を書くこと。
SATの数学の内容のレベルは中学入試程度、苦手な分野を無くすこと。ケアレスミスを如何に無くすかが鍵。できて当然なので集中力を切らさない。
SAT Subjectテストの日本語は11月にのみ実施される。日本語含めて四教科受けておくと良い。
TOEFLは外国人対象の英語のテストなので、単語力、難しさはそれ程でもない、また発音も問題でない。iBT(パソコンテスト)で受ける、試験時間が4時間かかるので慣れておく。
内容は高校生活で使う言葉が重要。授業のテキストも絵ばかり見て読み飛ばさず、しっかり文章を読むと効果的。他に考えを述べたりまとめたりする訓練。
Readingは30点満点。Listeningがキー、学校でちゃんと学校生活を送る、先生の話を良く聞いて友達と会話する。Speakingは相手にどれだけ伝わるかが問われる、先生にもっと質問すると訓練になる。WritingはTyping練習をする、Essayでは文法を重視。
帰国生は志望理由がしっかり伝えられなければ合格できない。
(大学毎の解説は割愛)
最後に、まずは一つ大学を選んでWEBサイトをじっくり調べること。また、保護者は一歩下がって、本人にやらせる、考えさせる。
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- ● 確かに響きは似ているけれど……。(facebookグループより)
メグ
2012年04月06日 10時27分41秒
44
折り紙で作ったアジサイを見て、娘が言った言葉。”きれいな白菜”
確かに響きは似ているけど、ぜんぜん違うもの。
絵本、児童書をよく読んでいるけど、実際のものがどんなものかを忘れ始めたのかな…、図鑑も持ってくればよかったと後悔しています。
補習校で図鑑も借りてくれるといいな。
- ● アメリカ南部に生きる日系人家族の物語(facebookグループより)
メグ
2012年04月06日 10時22分07秒
42
1950年代、アメリカ南部に生きる日系人家族の物語です。今の私たちとはあまりに違う、当時の移民にまつわる現実が描かれています。YAですが、単語は比較的平易で読みやすいので、ティーンエイジ前半くらいだったら、お子さんと一緒に読んでみられるものいいかもしれません。邦訳もあります。悲しい物語ですが、読後感は切なく明るいです。
- ● 読解問題で、文章全体を読まない(facebookグループより)
メグ
2012年04月05日 10時44分04秒
39
小学三年のアメリカの女子校に通う娘の母です。最近気になるのですが、読解問題で文章全体を読まずに回答だけを探して抜粋しています。全体的にオオチャクで基礎ステップを踏む大切さを教えていますが中々上手く行きません。私の英語力が弱いので小3ともなると宿題も見てやれず困っています。
- ● 『赤い目のドラゴン』(facebookグループより)
メグ
2012年04月05日 10時41分39秒
38
日本語学習会で5~10歳を対象に読み聞かせたところ、全員の気持ちの引き込まれ具合に読み手もびっくり。日本語の弱さ故に今までなかなか集中して聞くことができなかった子も最後までしっかり聞け、涙を浮かべて聞いてくれた子もいました。地味な本ですが、物語も絵も秀逸な、珠玉の作品です。