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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あだ名   大卓

僕は、あだ名というものは、いいものだと思う。その理由は、2つある。
まず一つ目の理由は、あだ名によって、親しみが増すからである。僕が小学校一年生の時、知らない子を本名で呼んでいた。例えば、男の子なら、「〇〇くん」女の子なら「〇〇ちゃん」などと呼んでいたのだが、どうも堅苦しい。だからあだ名で今は呼んでいる。
あだ名を使わずに、本名で呼ぶと、かえってわかりにくいときがあるからである。イチローの本名をしっているか?答えはノーが一般的だろう。ちなみにイチローの本名は、鈴木一郎である。でもさすがに
「昨日マリナーズの鈴木が打ったで!」
と言うやつは、あまりいない・・・と言うか、一人もいないと思う。やっぱりこっちのほうが、わかりやすい。友達に
「昨日マリナーズの鈴木が打ったで!」
と言ったら、爆笑されるか、
「てめえなに言ってん?」
と言う目付きで見られるかのどちらかだ。
あだ名で嫌なあだ名をつけられ、問題になることもあるがうまく使えば、人間関係の潤滑油になると思う。

   講評   kira

 大卓くん、こんにちは。スマートですが構成はばっちり仕上げましたね。抵抗があるかもしれませんが、身近な話題で肉付けができるといいね。
 まず、一段落目。いきなり「是非の主題」にするのではなく、自分のニックネームなど書いてみよう。じつは、先生自身はなかなかあだ名で呼んでもらえなかった子どもでした。真面目で面白みのないキャラクターとしてとらえられていたのかもしれません。あだ名で呼ばれることに憧れていました。やっと、ニックネームがついたのは、高校生の頃。一番の親友が出来た時期と一致します。
 イチローの話題は、ニックネームの印象深さ、愛称度がわかるいい例ですね。イチローは、自分の実力と見合うような知名度を自ら創りだしたのですから、尊敬しますね。
 最後の段落。反対意見への理解で一文。名言の引用で一文。結論で一文。と、最低三文の構成になるといいね。

 次回は感想文でチャレンジです。


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