国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

    あだ名とは……………   ベッキイ

 私は、あだ名はあまりよくないと思う。理由は二つある。一つ目は、変な呼び方をされて傷つく人もいるからだ。例えば、「○○菌」とか、菌扱いをしたり、「ちび」とか「デブ」とか体のことを言って人を傷つけたりする。二つ目は、それを聴いている周りの人もいい気がしなくて、呼ばれている人に対して(かわいそうだな。)と思う。
 確かに、あだ名はよくないが、いいところもある。それは、あだ名で呼んでいると、親しい感じがするからだ。私は一年間「さん」付けで呼ばれていてまだ余りなれていないのかな。と思ったことがある。でも、あだ名で呼ばれると少し嬉しい感じがする。それと、私もこの人と友達になったのかなと思う。
 あだ名は私にとってはよくないが、誰もがいい使い方をすれば、私もあだ名はいいことだなと思うだろう。(笑)学校のホームルームで先生があだ名の使い方を説明していたこともあった。それは、
「人の嫌がるあだ名は言わないようにしましょう。」
 ということだった。あだ名を使うのはいいが、嫌な呼び方だけはしたくないなと思った。

   講評   nara

 このような組み立て方で作文を書くのは初めてだったから、書きにくかったかもしれないね。だけれども、流れはこれで問題なし。字数が少ないのは、形に慣れていないからで、すぐに長く書けるようになるよ。電話で話したときに、「いいところもあるし、悪いところもある。」と言ってくれたように、世の中のことは「100パーセントいい(または悪い)」と言い切れないことばかりだね。だけれども、それを敢えて「いい」か「悪いか」に決めて意見を述べていくことで、そのものの本質がより深く見えてくることがあるよ。
 今回の作文で字数を増やすのであれば、複数の理由の部分を広げていくといいね。こういうふうにベッキイちゃんが考えた、具体例があるはずだ。体験実例でもいいし、テレビや新聞で報じられていることでもいいよ。反対意見への理解では、体験実例がうまく用いられているね。
 まとめに、他の人から聞いた話を入れたのはわかりやすい。あだ名がよくないとベッキイちゃんが考えた理由を踏まえると、「言われた人」も「それを聞いている人」も、明るくほがらかな気分になれるようなあだ名であればいいのだね。しめくくりを「嫌な呼び方はしたくないし、されたくもないなと思った。」としてもよさそうだ。
 この調子で2週目も進めていけばいいよ。がんばったね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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