低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日1875 今日1718 合計49282
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   僕の目標   かいう

「僕、バンド(吹奏楽部)でトランペットを吹きたいな。」それは、カナダに住んでいる頃、テレビで日本語のドラマを見終わったときだった。そのドラマは、ジャズバンドの話で、最初は物凄く音楽の下手な生徒達がだんだん上手くなってきて、最後には物凄く上手になる、という話でした。僕はその中のトランペットの音に興味、感動して、トランペットを絶対に吹きたいと思ったのです。そしてもう一つ、僕がトランペットを吹きたいと思った理由、それはかっこいいと思ったからです。そのドラマの中には、色々な楽器のソロがあり、僕はトランペットのソロが物凄く好きでした。物凄くかっこよかった。いい音だった。だから、僕はトランペットを吹きたいと思ったのです。
その、トランペットを吹きたい、という事は僕の今の目標の大きな部分、いや、全部の部分だと思います。何故なら、僕は今トランペットを吹いています。上手くなってきています。そして、実力を試すチャンスが来ました。バンドの先生が皆に申込書をくれました。そして、その上にはこう書いてありました。
「ソロ、デュエット、トリオ、コンテスト」
そう。それはコンテストの申込書だったのだ。そんな大きなコンテストではないが、1位になれば、メダルをもらえる。皆冗談で、メダルを貰って鏡に使いたい、などくだらない事を言っていたが、僕は違かった。僕は、やっと自分がどれだけ最初から上手くなったか見てみたかったのだ。だから、いま僕はトランペットを猛練習している。トランペットは唇が閉じて震わせるから練習の後は唇が痛くてまるで唇を破ったように痛い。
だから僕の今の第一目標は、そのコンテストで一位を取ることです。だから、僕は今その目標を果たすため物凄い努力をしています。

   講評   unagi

 体験学習1回目。
 <字数>761字で目標をクリアしました。
 <構成>「僕、バンド(吹奏楽部)で・・・。」書き出しの工夫ができました。読む人の期待がふくらむ冒頭です。

 <題材>トランペットに興味をもったきっかけから、仲間とのやりとり、そして猛練習の様子が体験実例として描かれています。仲間の冗談を背景に「僕は違う」と断言するところ、特に熱意を感じます。

 <表現>「まるで唇を・・・。」たとえを上手く取り入れています。管楽器を始めたときの口の痛さは私も身に覚えがあります

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)