対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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四角形の面の数は えてぬ
ふだん私たちは、コインを丸い物と見なしている。けれども年じゅう円形に見えるわけではない。水平方向から眺めれば、あきらかに薄い長方形に見えるはずだ。そして私たちには、そんなこと分かりきっているように思われている。しかしためしに「コインは長方形。」といってみるとなぜかまことに異様な発言をしているように思える。一つのものを同じ視点から同じ物を見つめ、同じ言葉で語る時代ではない。肝心なのは、あいての視点相手の立場から見える景色を思い描いて見ることだ。ぼくは多面的に見ることが大切
だと思う。理由は二つある。
なぜ多面的に見ることが大切かと思う理由は、第一に
、新たな発見が生まれるかもしれないからである。たとえばこの人はずぅーとおとなしいのかな、と思ってたら意外に活発な面もあったりするものには必ず裏表があるし普通の人間にだってある。このまえ
僕の友達のs君が、いつもふざけているのに、やるときはまじめにやる。自分ではないと思っていても必ず人間には良いところがあるので、この人は悪い人だ。なんて思っても、多面的にみると見つかる。だからどうせ人を見るのだったら、多面的に見ていいところ探してあげたほうが良いと思う。
なぜ多面的に見ることが大切かというと、同じ物ばかり見ていると当然の事ながら他のものが見えないからである。例えばおにごっこを小さい子がやるとしよう。鬼から逃げることしか考えてない。当然ごっつんことなってうぇーんと泣き出す。うーん若き日、の僕を思い出す。(苦笑)いまも若いだろ。(笑)
確かに
一つの面としっかり向き合ってそこだけに集中。も、いいかもしれない。しかしぼくはやっぱり多面的に見つめた方がいいのだ。
存在するものには良いとか悪いとか言う前にすべてそれなりの理由がある。
その理由を見つけるためにはやっぱり多面的に見たほうが良いのである。
ぼくは、以上の理由で多面的にみることは良いことだと思う。<<主題>>
講評 jun
要約は、簡潔にまとめることができました。意見もしっかり書けていますが、もう中学生なので「ぼく」ではなく「私」にした方がいいですよ。
二つの理由にはそれぞれわかりやすい実例を挙げることができました。ユーモアたっぷりに書けましたね。
結びの段落では、名言の引用もできました。一文ずつ行をかえずに、一つの段落にまとめましょう。
▲「やっぱり」→「やはり」
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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