国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ふだん私たちは、コインを   ゼニガメ兵

 ふだん私たちは、コインを丸い物とみなしている。ところがそれを水平方向に見ると、細長い長方形に見える。この色々な見方ができ、物事は、色々な面から見る事が大切なのだ。こういう事に役立つ表現を「レトリック」と言う。いきなり他の人に「四角錐って正方形だよね〜。」と言われると、「えっ?何のことや??」と戸惑うだろう。一つの面から深く見るよりは沢山の面から見た方がいいと思う。その理由は二つある。
 理由の一つ目、一つの面だけ見ているよりも、沢山ある他の面を見た方がいいと思う。例えば、「十七本のマッチ棒でできた、六つの正方形から、五本取り除いて、半数の三つの正方形にしなさい。」という問題で、初めてみる人は、どうやって三つの正方形に減らすかすらわからない。でも、その謎の、面々をよく見る事で、わかった!と言う人は増えると僕は思う。
 理由の二つ目、違う面から見る事によって、新しい発見ができるからだ。例えば、この問題は、とても難しそうだ。と思ってもよく考えれば実はすごく簡単な問題だったという事があるかもしれない。別の角度で考えてみると、難しいと思っても、簡単に解ける場合もあるという事だ。
 しかし、一つの面からじっくりと見る事がだめな訳ではない。沢山のところから、本当の意味を見過ぎて、表面的な部分しかわからないというのでは意味がない。「脱皮できない蛇は滅びる」という名言がある。この言葉の通り、先入観や一つの見方だけに捕らわれていては、自分は成長しないと言う事だ。色々な考え方をして、自由にのびのびとした考えを持つ事ができたらよい。

   講評   yama

 こんにちは。目標の字数までしっかり書いて、項目も全て入れれるようになりましたね。構成の方法はもう慣れてきたのではないでしょうか?この調子でがんばりましょう。

<第一段落>ここで要約をする時にはあまり意訳をしないで、言葉を補ったり変えたりして流れをよくするくらいにしておきましょう。似た話とこんがらがってしまいますよ!是非の主題はしっかり出せました。
<第二段落>少し理由の出し方が曖昧ですので、今回ならば「たくさんある他の面を見ないと分からないことはあるからだ」などとしてみましょう。実例はできるだけ自分の体験を書きましょう。今回入れてくれた話も自分の体験なのであれば、「ぼくはこの前このような難問にであった。そして〜した」とするだけで自分らしい実例になりますよ!
<第三段落>こちらの理由は分かりやすく書くことができています。ここでも自分の体験として問題の話が書けると、より説得力もでますよ。
<第四段落>反対意見から明言の引用へのつながりが少し悪いので、「確かに〜ではある。だが」としてから明言にもっていきましょう。結びはきれいにまとまっていました。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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