低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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矛盾の必要性 アトム
この文章には、この世の中には、頭から悪いものと決めてかかっている人が多く、矛盾を恐れるようになっている事について、それは、平面論理という、暴れん坊に踏み込まれたら、矛盾というものは、粉々になってしまう。人々は、そのいわゆる論理なるものが塩の入らぬしる間の抜けたものであることを、直感で感じてはいる。しかし、口に出す事をはばかっているにすぎないのである。ぼくは矛盾をする事も正しいと思う。その理由は二つある。(是非の主題)
第一の理由は、矛盾をする事によって正しい答えが分かるし、自分の知識がアップしていく。たとえば学校の授業でも、
「間違える事は、恥ずかしい事ではなく、それによって、正しい答えが分かり。自分の間違えも理解し、納得する事が出来る。」
と、よく教わっていた。論理から外れてしまった、矛盾は、改める事によって、正しき道となるのだ。(複数の理由1)(体験実例)
第二の理由は、矛盾も人生には必要なものだと僕がただ思っているからだ。この地球の中のすべてのものが論理というもので縛られているのは、とてもつまらないことだと思うからだ。すべてが決まっていたら、生きるのは、楽しくはない。当たり前のことでも、たまに自分なりに考えてみることが大切だと思う。(複数の理由2)
確かに、論理というものは、正しいので信頼性があるし、もともと論理を述べられたらそれに越したことは無い。しかし、さっきも述べたように、論理を学ぶために、矛盾という考えがあるのだと思う。だから僕は矛盾は大切なものだと思う(反対意見への理解)(是非の主題)
講評 sarada
意見文の構成はできているので、【理由】に続く【体験実例】を充実させたものにしていきましょう。自分のこととして、また身近な例を挙げていくと、読み手にもアトム君の考えが伝わりやすくなります。
【名言】としては、「人間は求めている限り迷うものだ」 が使えそうだね。「この名言のように、人間は矛盾に出会って成長していくものだとぼくは考えるので、矛盾は必要だと思う。」 と結んでいくといいね。
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