国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   多面的に考える   意気陽陽

 一つ目の理由は、レトリックがないと、算数や数学の問題を解く時に少々困るからである。特に図形の問題などでは、多角的に考えないとさっぱり分からないということが、とてもよくある。複雑な図形の中にいくつかの三角形が隠れていて、それを見つけださなければ、答えにたどり着くことが出来ないことなどは、中学の入学試験などでは非常によくあることだ。
 また、そんな図形にたった一本の補助線を引くだけで、「こんなところに正方形が!」などということになり、全然分からなかった答えが一瞬にして分かるということもある。
 二つ目の理由は、多角的にものを見ないと、そのものの本当の姿や、一目では分からない少し変わった面が分からないからである。立体だってそうだ。円錐の容器が目の前にあったとする。パッと見た感じでは、三角形にしか見えないだろう。しかし、真上から見てみると、なんと円になるのだ。円柱も、ぱっと見た感じだと細長い円だが、真横から見ると長方形になるのだ。小さい頃は、とっても不思議だったが、今では当たり前のことになっている。
 確かに一面的に見るのも、簡単で、分かりやすくて悪いとは言いきれない。しかし、一面的に見るよりも多面的に見たほうがものの本当の姿がわかるので、良いと思う。「上天気の日に、嵐のことなど考えてもみないのは、人間共通の弱点である」という名言があるように、人間はもっと多角的に物事を考えないといけないと僕は思う。

   講評   sugi

 要約をけずったとき、意見までうっかりけずってしまったかな? 次回の清書のときは気をつけようね。
 四月はどの作品も力作でした。5.1週は休み宿題。楽しみに待っていますよ!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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