低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然を大事にしよう!   サニー

 僕は、小さいころはよく海や山や旅行に出かけていた。しかし、最近は、兄が受験生なので、あまり出かけることが出来ないが、去年の春、親戚と瑞浪の竹山へ筍掘に行った。その竹山の目の前に鶏糞工場があり、とても臭かった。親戚の大叔母さんでさえ、
「くっさー!」
と言ってしまったことがある。いつ来ても、まるで肥溜めに落ちてしまったようなその臭さは、はかりしれない。そこで働いている人は気絶しないだろうかと思いつつ、早速山の中に入ると、十分か十五分ぐらいすると鼻が慣れてきた。そのとき、筍はなかなか見つからなかった。それでも一生懸命探していると、なんと、筍を採ったばかりの穴がいくつもあった。たぶん、誰かが朝早くから来て筍を根こそぎ盗っていってしまったようだった。僕は、とても腹が立った、悔しかった。結局、筍は少ししか取れなかった。人の山に勝手に入って、根こそぎ筍を盗っていくのは良くないと思った。
 
 僕の祖父の家は、市内の都会の中で、周りの田んぼや畑がどんどん埋め立てられて、今ではほとんど自然が残っていない。しかし、母が言うには、僕の祖父が子供の頃は、今と全然違って、周りには自然がたくさん残っていたらしい。カブトムシやホタルまでも近くにいたらしい。それだけ生き物の住みやすく環境の良い、空気・水の澄んでいるとても良いところだったようだ。それを聞いて、僕はうらやましく思った。もし僕がその時代にその場所に生まれていたら、夏になると毎日のように虫取りをして遊んでいただろうと思う。


 山、自然、緑とは、都会に住む人間にとって、都会を忘れさせてくれて、心をリフレッシュすることができる唯一の場所である。また、「立つ鳥あとを濁さず」ということわざがあるように、なるべく皆その「立つ鳥」を目指してポイ捨てなどを絶対にしないようにしてほしい。また、森や茂みで立ち小便などをなるべく我慢して、自然を大事にするようにしたい。(笑)


   講評   komiko

 サニーくん、こんにちは! 清書では、ここを直した方がいいですね、とお伝えしていたところをしっかりと直すことができていました。 楽しそうないい清書になりましたね。

 お休み宿題は、五月四日(金)ごろにしていただいてもいいですし、休み中に時間ができそうなら、早めに送信していただいてもいいですよ。
 次の電話は五月十一日(金)です、五月二週の課題「少年のころの桜は(感)」を読んでの感想文です。「あなうめ三問テスト」も出しますから、一日二〜三回音読をしておいて下さいね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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