対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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失敗から学ぶこと(清書) ロビン
もし僕が作者と同じようにおぼれていたら、どうすれば助かるか、冷静に考えられず、川の流れに飲み込まれて水が鼻に入って肺にたまり、水死していたかもしれない。
作者と同じように僕もおぼれそうになった事がある。これは、一年生の時、お父さんと行ったプールでの話しだ。その日はとても暑く、僕が
「ねーねー、お父さん。午後からプール行こう。」
と言い、プールに行くことになった。僕はまだ背が小さかったので、プールの底まで足が届かなかった。それに、泳げなかったのでいつもうきわを使って入っていた。父がそのうきわの端を持っていてくれていたのだが、
「ちょっと泳いで来るからここで遊んでて。」
と言って、いきなり向きを変え、手をはなした瞬間、
「バシャン。」
と、下にズレ落ちてしまった。水中では、ゴーグルをつけていたため、父や他のおじさんのすね毛がはっきりと見えた。しかしそれどころではない。僕は、口からも、鼻からも何杯も水を飲んだ。だが、目の前に見えたのは,うきわについていたひもだった。その先に、輪があったので、そこに人差し指をつっこんだ。そしてなんとか顔を出そうと思ったが頭のてっぺんまでしか上がらなかった。もうだめだと思ったら父が来た。
「何やってるの。そういえば言い忘れたけど、知らない人がきてもついていくんじゃないぞ。」
と、なにも知らない父はあっさりと言い放った。しかし、すぐにおぼれていることに気付き、助けてくれた。九死に一生を得たようだ。
僕にはもうひとつ似た話がある。それは、僕が入っているサッカーチームが夏の合宿に行った時、全国から来た色々なチームと試合をした時のことだ。二日目、最後の試合で、僕は、左サイドのハーフをやっていた。ディフェンスの人からパスをもらったので、僕は前に走った。まず、一人来たので左に交わし、二人目は、右にかわした。次に、ゴールキーパーが来たので左に交わし、最後は、横から当たってきたので、それに負けじと僕はもっと速く走った。そうしたらうまく抜けたので、得意の左足で思いっきりボールをけった。しかしボールはゴールの手前で曲がり、おしくも入らなかった。僕は点が天から降ってくればいいのにと思った。でも、はずしたことはいい思い出になった。
なにごとも困った時は冷静に考えることが大事だと分かった。
講評 hutu
今月もがんばって作文に取り組むことができました。新しい気持ちで始まった4月ももう終わります。来週は祝日なので電話指導はお休みです。作文を楽しみに待っています。今度は、5月12日に電話をしますね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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