低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
世界の羽ばたく私 ヨッピー
シーンとした病室の中一人で天井を見ながら
「この助けてくれている人たちにみたいになりたいなぁ。」
とぼそっと呟いた。
どうして医者になりたいかというと、小さい頃私はアトピーがあった。一日でもお風呂を入らなかったらとびひになってしまい、ある日とうとう入院するはめになってしまった。でも、先生方はどうしたら治るかはっきり分かっていたので3日の入院で治してくれた。その人達はまるで神様のように優しかった。その中で注射した後真っ赤なアイスクリームを渡してくれた事があった。日本では、アトピーに着色が悪いと聞いている。不思議な事にアメリカでは着色のアイスクリームをくれた。すごく不思議だ。
私が医者になりたい理由は、私を助けてくれた人に恩返しをしたいし、私みたいにアトピーで苦しんでいる子共達を助けてあげたいからだ。そういえばお母さんに「お医者さんになったらお母さんのことを見るね。」と言ったらお母さんは喜んで、「心強いな」と言っていた覚えがある。
私は夢を追うためにいろんな努力をしている。一つは、一生懸命に勉強をしている。それで、分からない事があったら、お父さんに聞いて分かろうとする。(算数•理科)お母さんには漢字とか知らない言葉があったら聞く。(国語・社会)漢字を覚える事はとてもかんじんな事だと思っている。二つ目は、優しさやユーモアを持った心なども必要である。私は音楽やバレエを習っている。なんでそれが優しさにつながっているか悩んでいるだろう。それは、先生方から楽しく学べる教え方を学ぶし、友達とも親しく話し合えるからだ。大好きな物を習える中で、そういう物が学べると思う。そういうふうに私は毎日努力をして、夢を追っている。
人間みんな目標を持つ事は、世界のために役立つと思う。小さい頃から将来になりたいものを決めていたらそれを目指して努力する。その一人ずつの努力が大きな力になる。それはまさに『ちりも積もれば山となる』だ。また、なりたい物になれなくても後悔してはいけない。もしかしたらそのなりたかった仕事より今もらった仕事の方が役立つかもしれないし、努力は決して無駄にならないからだ。
私は、アトピーもましになり、バレエやバイオリンも続けている。自分の人生が大好きだ。
私は、『好きなことが思いっきり出来て幸せだなー』と、いつも寝る前に思う。
「将来、大きくなったら私を助けてくれた人達に恩返しをしよう。」
と呟きながら部屋の電気をカチッと消した。(書出しの結び)
講評 yasu
ヨッピーさん、ラストもきれいにきまって、よりよい作品になりました。この作文を読むのは2回目だけど、何回読んでも感動的ですね。自分の人生が大好きって言えるヨッピーさんが、とてもステキです。目標に向かって、前向きに努力をしているからこそ、人生を愛することができるんですね。
題名も、こっちのほうがいいですね! ただ、「世界の羽ばたく私」だとちょっと意味が?になるので、「世界へ羽ばたく私」にしたらどうでしょう。
来月も素敵な作文が、アメリカからメールで飛んでくるのを楽しみにしています。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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