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　　　自然と人間　　　もりゆ

里山の景観とは訪れる人、それぞれの目的を気持ちよく、楽しく達成させてくれるものである。しかし、美しく維持されている里山は、必要な手間隙を全て山里の人々の善意に負っている。たまに訪れるハイカーが里山を楽しむとき、山里の人々の善意にただあまえているだけある。そこで、都市に暮らす人々が、大切な里山を維持してもらえるように山里の人々に対して相応の負担をするべきである。また、開発が進む里山では、新しい道路がつくられ、野生動物たちが訪れる林が分断されることが多くなった。そのため、里山の野生動物の交通事故がふえている。これは人間側の配慮がもっと必要である。野生動物たちにとっていいのは、緑のコリドーをつくることである。そして、緑の島になっている都市の公園の植え込みと最終的につなげていく。私たちは野生動物とのほんとうのつきあい方をしっかりと知るべきである。
この文章を初め読んだ時、確かに山は山里の人達だけのものじゃなく、みんなのものなんだから都会の人達も協力して綺麗な自然をつくっていかなければいけないと思った。
そして、緑のコリドーを都市につなげていったり、緑の島になっている都市の公園の植え込みをつなげていき、里山から都会の公園に通じる緑のネットワークになるという、このような案をもっと人間が考え、実行していかなければいけないと思う。
　私が今住んでいる香港はとてもビルが多いが、山などの自然もとても多くハイキングに行く場所もたくさんある。山にゴミはほとんどなく、掃除をしてくれる人までいる。この他にも香港は犬をいれていい地域と絶対に入れてはいけない地域とをはっきりと区別している。そして、歩道には犬の糞を捨てる専用箱があり、そこ以外に捨てるとかなりの罰金がある。日本も香港のそういう点を見ならわなくてはならないと思う。日本のいい点は日本はゴミを分別して出さなければならない。環境のためにもゴミは分別して出すべきだとわたしは思う。しかし、香港ではゴミを分別して出す必要はない。この点では、日本の方がよく考えられていると思う。そして、買い物をするときに日本では、ビニール袋を有料にしてそれぞれみんなが自分で買い物袋を持ってくるというシステムになっている。香港では、そういうシステムはなく、ビニール袋を次々に使っている。これは対策を考えるべきだと思う。　
人間も動物も自然がなくては生きていけない。それなのに、自然を破壊し続けている私たちはもっと自然を保護することを考え、実行していかなければならない。

　　　講評　　　hamura

要約ができました。目標は２００字以内ですが、大事なところをよくつかめていますので、あとは、削って短くする練習です。要約は「短くする」のが難しい点ですが、これは「慣れ」なので、まず、大意をつかんでいることが重要です。
　感想文では、電話で話したように、実例をふやして字数をふやす、ということができました。特に、香港の良い点に加えて、日本の方が良いと思われる点を挙げたのがよかったです。両者の良い面を論じることや、一つの事柄の良い面と悪い面の両方を論じることは、感想文や意見文で役に立ちます。これからも取り入れましょう。

　毎回の作文で、どんどん上達しています。理解力も表現力も有るのだと思います。よくできました。
　項目マークの入れ方
　「構成」ができたら全角で２重かっこをつけます。
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　このかっこの間に、漢字で「構成」と入れると、構成の絵のマークに変換されます。以下「題材・表現・主題」も同様です。
　また、ぜひ、ペンネームを使ってくださいね。