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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   矛盾の必要性   なるなる

矛盾には、良いものと悪いものがあって、嫌われる、いわゆる矛盾には、良いものを除外して考えているようである。一度、矛盾が不毛だと知られると、われもわれもと論理性へ走る。かくして論理はかくれた信仰の一つにすらなっていると言えそうである。だが、矛盾をあまり考えない人が多い中、矛盾というのは本当はよいものだと思う。
理由は二つある。第一に、新しい発見や関係が生まれるからである。友達と好きなタレントの話をするときでも、自分と同じ人が好きで好きなところも何もかもが同じであったら話題が盛り上がらない。お互いにずれがあるから、言い合ったりして話題が盛り上がり、お互いの発見から中の良い関係へと結ばれていくのである。
第二に、矛盾があってこそ楽しいからである。歴史の勉強で何もかも教科書に書いてあるとおりに授業する先生の授業なんておもしろくないはずだ。教科書にはないけど、本当は裏でこんなことがあった、といような教科書にない裏話なども加えてくれたほうが聞き手も興味津々になり授業も楽しくなるのだ。
矛盾は必要と述べてきているが、確かに理にかなっているほうが論理的でいいと思うが、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」というような名言のときはやはり矛盾は必要である。一+一=二は絶対のような理に合いすぎたことばかりではおもしろくない。矛盾の少々のずれが人間を楽しませたり、感じさせたりするのである。

   講評   tama

 世の中には矛盾があるからこそ、人とのつながりや勉強に対する興味がわくものだという考えかたには、人間味が感じられて好感が持てます。よい意見文でした。


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