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　　　辛かったこと　　　えふせ

「あーーー疲れたーーー」
ぼくは、２年前の４月のとき柔道の試合でぼくは１回戦、２回戦、３回戦、不戦勝であと１回勝てば銅メダルだったけど４回戦で判定負けしてしまってお父さんに怒られた。
試合が終わって家に帰ってきたらお父さんに「８００メートルあるところを３０周しろ」といわれた。
８００メートルを３０周するから２４キロ走った。
途中でずるをしようかと思ったけどお父さんが見張っていたのでずるができなかった。
一番疲れたところは最後の一周のときだった。
３０周したときまるで足が壊れたようだった。
今度はこんなに走らないようにするため柔道の練習をもっと頑張ろうと思った。

　　　講評　　　hutu

＜書き出しの工夫＞　もうこれ以上走れない！　というえふせ君の気持ちのこもった書き出しですね。
★　「あーーー疲れたーーー」の後に（書き出しの工夫）というように項目表のキーワードを注記しておきましょう。
＜体験実例＞　２４キロメートル！！　すごい距離を走りました。根性と体力がありますね。がんばった結果が判定負けなら仕方ないような気もします。だって４回戦までは勝ち進んだのですからね。
★　「（ぼくは、←　省きます）２年前の４月（のとき←　省きます）、柔道の試合で、ぼくは１回戦、２回戦、３回戦、不戦勝であと１回勝てば銅メダルだったけど４回戦で判定負けしてしまってお父さん（←父　としたほうがいいですね。）に怒られた。
★　会話は行を変えて書きましょう。
試合が終わって家に帰ってきたらお父さんに「８００メートルあるところを３０周しろ」といわれた。
→　試合が終わって家に帰ってきたらお父さんに
「８００メートルあるところを３０周しろ」
といわれた。
★　走れと言われたときにどんなふうに思いましたか。えふせくんの思ったことをなるべくくわしく書きこむことができるといいですね。
＜たとえ＞　２４キロメートルも走れば足が棒のようになったことでしょう。
＜一般化の主題＞　「人にとって辛いことの記憶は〜。」というように大きな視点でまとめたものを作文の最後に書けるといいですよ。
（例）　人にとって辛いことの記憶は、楽しいことの記憶よりも長く鮮明に残るもののようだ。今度はこんなに走らないようにするため柔道の練習をもっと頑張ろうと思った気持ちをぼくは今も覚えているのだから。