対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3224 今日407 合計55967
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   話し上手になる秘訣☆   ちびまるあん

 話し上手といわれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、うまく『間』をとり入れている違いがあるように思う。話す内容によっても違うが、私は『間』が大切だと思う。(是非の主題)その理由は二つある。一つは、もし『間』を考えずに、ガンガンと話してしまったら相手に伝わらないと思うからだ。一人でガンガンと話している内容を誰が受け止めようとするだろうか。もう一つは、『間』がなく早口で話していたら、聞き手は話を聞き取れずに終わってしまうと思うからである。(泣)(ユーモア表現)話のキャッチボールをするためには、相手の様子をうかがいながらゆっくりと話すことがポイントだと思う。(複数の理由一、二)
 聞き手になって考えてみると、やはりゆっくりと『間』をとりながら話してもらうととてもわかりやすい。私の学校の英語の先生は『間』をとても大切にして話してくださる。私たちの様子を見ながらわかりにくそうな英単語を繰り返し繰り返し発音からスペルを書くところまで丁寧に教えてくださる。だから私は初めてだったにもかかわらず英語を好きになれたのだと思う。逆に数学の先生は一言一言の間にもたくさん『間』を取るため時々どんなことが言いたいのかと思うことさえある。だから『間』は多すぎず少なすぎずといったとても難しいことなのだと思う。(体験実例)
 私は『間』が大切だと思う。『間』というものは適度に取ることが最大の話し上手となれる秘訣であろう。ありすぎてもダメ! なさすぎてもダメ! その状況にあった『間』の取り方をしていければいいと思った。

   講評   nara

 短めだけれど、よくまとまっているね。今期の目標字数はクリアできているけれど、ちび丸あんちゃんだったら、もっと長く書けると思うよ。この骨組みを元に、具体例をたくさん見つけて、作品に肉付けしていけるといいね。
 今回、先に理由を二つ挙げて、その後に体験実例をまとめているけれど、少し組み立てを変えてみよう。第一の理由を述べたら、その理由を導き出した具体例を示す。第一理由の後に、数学の先生の話を続けてごらん。同じように、第二理由の後に、英語の先生の話を書いておこう。書いてある中身は同じでも、提示する順番によってよりわかりやすくなると思うよ。
 具体例はどちらもわかりやすいね。慣れてきたら、別の場面・状況などから例を見つけるようにして、具体例の幅を広げるといい。例えば、お笑い番組を見ていると、よく受ける人とあまり笑いが取れない人がいるね。その場面と「間」とを関連づけることができそうだ。他には、歴史的なスピーチなどにも使えそうな話があるかもね。
 「ありすぎてもなさすぎても」ダメというのは、そのとおり! 話すというのは、相手があってこそのもの。相手を思う気持ちから間が生まれてくるのだね。相手が違えば間の取り方も違う。「その状況にあった」というのも、よく考えたまとめだ。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)