創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人間の質   あにせ

 時代は今まで様々に変化してきた。狩猟中心の縄文時代から現代まで、その時代の中で要求されるものも様々である。そして情報化社会から今、「知価社会」に変化してきている。これまではたくさんの知識を求められていた。大量の情報が行き交う社会について行くには自分自身も多くの情報を頭に入れておくことが必要だった。どこへ行っても知識を求められる時代である。それに変わり近頃求められるものとは「センス」だという。値段や量ではなく「質」だ。人の考えもそちらのほうに向かれ始めている。私は「知価」の考えをもっと広めていくべきだと思う。(当為の主題)
 そのための方法として第一に、個人個人にあったもの、好きなものを選択することだ。例えば職業選択である。本当に好きで、自分にあっていると思える職業に就くことが望ましいだろう。私は将来保育士になりたい。昔からなりたいと思っていたが、高校生になって学校で進路について話をされ真剣に考えた時、私は心から保育士になりたいと思った。子供が大好きだし、この職業に就けば毎日楽しいだろうと思ったからだ。このような目標ができてから、それに向けて大学についての目標もできた。何よりも必死になれることがいい点ではないだろうか。(複数の方法1)
 まだ第二の方法に、社会がより一人一人の質やセンスを受け入れることだ。今、大学受験でAO入試を取っている大学が増えて来ている。AO入試は成績重視ではなく、人物重視だ。各大学、学部に応じてそれぞれが求めている条件に当てはまっているのか、また自身が目的意識を持っているのかを小論文や面接によって見る。この試験方法はとても画期的なものではないだろうか。本当にやる気がある、目標があるという熱い思いを見てくれるのだ。正に、新しい価値観を取り入れた方法である。このような人間としての質を見て決めることは、今の社会で必要としているものなのではないか。(複数の方法2)
 確かに、知識はいつどんな時でも必要であって新価値観の土台となっているものだ。しかしその人「らしい」という人間一人一人の個性を大事にするべきだと思う。あの人にはなくてこの人にはあるというものはたくさんあるはずだ。自分らしくとはあったものを選択することである。情報化社会の中にあっても数字では表せない大事なものを忘れてはいけない。これからの日本社会は個人の質に目を向けるべきだと思う。(当為の主題)(自作名言)

   講評   nane

 今日は久しぶりにじっくり書いたね。
 保育士という目標はいいね。小さい子どもの育っていく様子を見るのは楽しいものね。これを、ただ雇われて保育士をやるということで終わらせずに、自分で保育園を経営するというところまで持っていこう。(笑)δの方が、たぶんもっとやる気が出ると思う。
 AO入試は、少子化のもとでの大学の生き残りのための青田刈りという面もある。しかし、ペーパーテストだけでなく、人柄も含めてトータルに評価しようとするのはいいことだね。小論文が使えるから、ちょうどよかった(笑)。
 反対理解もしっかり書いた。知識の勉強は土台になるけど、その土台の上に感性などを育てていくことがこれから大事になるということだね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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