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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ユーモラスの感性   サニー

 日本では、ユーモア感覚はそれほどまでに高く評価されていない。自動車のハンドルには遊びがあるからこそ、自動車を安全に運転することができる。ユーモアは命を運転して人生をわたっていくのに欠かすことのできないものである。ただ、ユーモアというものは、論理で解釈できるものではなく、それを受信する感性の装置を備えているかどうかなのだ。頭がどんなによくても、いくら知識があっても、それだけではだめ。ユーモアというものは、ユーモラスと感じるか感じないかというセンスの問題になるわけだ。<要約>
 昨日、親戚たちと一緒に食事に行った。食事の席で、母が父と兄と僕の名前をよく呼び間違えた。すると叔母が、
「三人を同時に呼ぶ言い方を考えたら?」
といったので、母が、
「それは良いねえ。三人の頭文字S、Y、Aをあわせて…『しゃ』でいいや。」
と言った。すると
「『しゃー』なんて卓球の愛ちゃんかっ!」
と叔母がすかさず突っ込みを入れた。続いて「それに『しゃーしゃー』と言って誰も返事してくれなかったら明らかに変人だよねえ。」
と言った。一同、大うけだった。母が人前で僕たちを『しゃー』と呼んだら頭のおかしい人と思われそうなので、他人のふりをすることにしよう(笑)。僕は、皆の笑い声でその場が和んだように感じた。
 兄は、普段の生活で時々、僕にとって嫌なことをしてくる。例えば、
「ねえサニー。」
「なに?」
「ねえサニー。」
「なんなの〜(怒)」
という風に、まるで猫のようにじゃれてきて、僕にとってうっとうしいことをしたりしてくる。たぶん、兄は暇で何かしたいのだろう。しかし、母は、
「サニーのユーモアセンスが足りないんだよ。そんなことくらいで怒らないの!楽しまなきゃ。」
と言う。僕の意見では、人それぞれ感性が違うのだから、嫌だと感じるものはしょうがないことだと思う。それになぜそのような行動をするのか。人が嫌がっているなあと感じたらすぐにやめてあげるべきだと思うのだが、母の言うように僕にユーモアが足りないのだろうか?
ユーモアとは、人間にとって、感性の問題であり、センスである。「笑う門には福来る」ということわざにもあるように、これからは、人に気を遣わせないように、なるべく笑顔で生活しようと思う。

   講評   komiko

サニーくん、こんにちは! 夏期講習で忙しい合間をぬって清書を入力することができましたね。「気を遣う」の漢字もしっかりと書き換えることができていました。あとは、感想文を清書するときには「要約」を省いて第二段落の「体験実例」から入力をするようにしてください。できれば再送信していただければと思っています。何度読んでも朗らかな気持ちになるいい感想文ですね!

 次の電話は、9/7(金)になります。久しぶりにお話できるのを楽しみにしています。大事な進級試験の作文です。課題は「私の長所短所」「一番になったこと」のどちらかで書くことを選んでおいてください。「あなうめ三問テスト」は、「君にもこころがある(感)」から出題しますね!


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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