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　　　何てったって図工！　　　エアロ

「今日は粘土工作をします。自由に作っていいですよ。」
私は久しぶりに粘土工作をするので、何だかわくわくしてきました。私の一番好きな勉強は、何といっても図工です。絵を描くのも好きですが、特に粘土や木を使った工作が大好きです。それは、粘土をこねるときの感触が気持ちいいし、好きな形に作れて、それを飾ることが出来るからです。だから私は、五年生になってクラブ活動が始まったら、図工クラブに入って、もっとたくさん工作をしようと思っています。
　私が図工が好きな理由の一つは、授業の前に、クロッキーと言う、人の体をデッサンすることです。これは、毎週やりたい人がモデルになって、みんながその人をスケッチブックに絵でかくことです。私は、もともとデッサンが好きなので、クロッキーは大歓迎です。それに、自分で言うのもなんですが、私はデッサンが上手く好きこそ物の上手なれなので、みんなからうまいうまいとほめられるので、得意になります。クロッキーをする時間は、たったの１０分しかないので、細かいところまで描けませんが、それでも形はかけるので、満足です。だから、六年生までずっとクロッキーを続けて欲しいと思いました。
　私は、今やっている粘土工作で、中にリスが入ったツリーハウスを作ろうと思っています。最初はいろいろな動物のトーテムポールを作ろうと思っていましたが、一番下のウサギがうまくいかなかったので、やめてツリーハウスにしました。木の枝がすぐ折れてしまうところと、家の床が薄くて底が抜けてしまうところが特に苦労しました。まだ途中までしか作っていませんが、今度の図工の時間にはしごを付けようと思っています。黒い土粘土なので、色が付けられないのは残念ですが、磨くと黒光りするそうなので、出来上がりが楽しみです。来週には完成するように頑張りたいと思っています。
　私は図工がいつも待ち遠しいです。でも、図工の時間の２時間は、時計が狂っているかのようにあっという間に過ぎてしまうように思います。わたしは、もし１時間目から６時間目までずっと一日図工の時間だったら、毎日がどんなに楽しいだろうなあ、と心の中で思ってます。

　　　講評　　　yoo

　エアロちゃん、先週はお休みしてしまってごめんなさい。実は、次回もどうしても時間までに帰れない用事があって、代講をお願いしいます。もう一週間、よろしくお願いしますね。
　9.1週の「進級テスト」は、「たとえ」がぬけていましたが、エアロちゃんは、いつもとても上手にしっかり書けていますので、「裁量進級」となりました。
　テストは合格です！　毎回、よくがんばってくれている成果だと思うよ。大変よくできました。(^o^)/

＜＜書き出しの工夫＞＞
　先生の言葉から書き出す工夫ができたね。図工の授業の始まりとその日の図工が粘土細工だったということを、上手に教えてくれました。
　粘土や木を使った工作が好きなのですね。創作意欲があってすばらしいね。どんな作品か見てみたいな。
＜＜体験実例・ことわざ＞＞
　図工が好きな理由であるクロッキーについて、しっかり表せました。授業前の10分間に、毎回好きなクロッキーができるというのは、楽しいですね。低学年のとき、「言葉の森」の絵をかく項目で、とても上手に描いてくれていたのを思い出すよ。「好きこそものの上手なれ」ということわざも、上手に使えました。よくできました！　
＜＜体験実例＞＞
　作っているツリーハウスのことを、くわしく教えてくれました。中にリスが入っているなんて、かわいらしいね。作っていて特に苦労した点など、実際にしてみてわかったことを表したのがとてもよかったよ。
＜＜たとえ・心の中で思ったこと＞＞
　「時計が狂っているかのように」というたとえを表せました。あっという間に時間が経つ様子を、上手に表現できました。最後の「思ったこと」から、エアロちゃんがどんなに図工の時間が好きなのか、とてもよくわかったよ。これからも、工作やデッサンを楽しんでね。(^o^)/