低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
持つべきものはmanual ミニまろ
あなたは機械を購入した際、ちゃんと取扱説明書を読んでいるだろうか? 機械には皆決まった扱い方があって、この扱い方を間違えると上手く操縦できなかったり、最悪のケースでは故障させてしまうことがある。それを防ぐためにも、その正しい扱い方を私たちに教えてくれるものこそが取扱説明書なのである。機械のみならず、この世には私たちが上手く生きていくためのマニュアルが多方面から存在している。「マニュアル」と聞くと、どうしても「ゲームの攻略本」などを思い浮かべがちだが、ここでは法律や学校の授業などがそれに当てはまる。それらに背き、「自分は自己流で生きる」と意地を張って1人で生きようとしていく人は、絶対いつか大きな壁にぶち当たるはずだ。なぜなら、人の生きる道にはそれなりの法則や決まりごとがあるからだ。安全な人生を歩んでいくためには、時にマニュアルの力を借りるべきである(当為の主題)。
その第一の方法として、何事も無理に1人で解決しようとしない事である(第1の方法)。これは決して甘えではなく1度助け
をもらって、そこから次回また同じ問題に遭遇したときの解決策を自分自身で考えることなのである。いわゆる開発へのヒントを
もらうということなのである。仮にその問題がどんなに頑張っても今の自分には解けない問題だったとしたら、何のヒントもなく
解決へと導けるだろうか? 恐らく、できても相当時間のかかることである。それよりか何か少しだけでもヒントになるようなも
のを見つけていち早く問題を解決し、それと同時に次回への作戦を練ることを目指したほうが、まさに一石二鳥だと思うのだ。必
要ならば経験マニュアルもとても頼もしい辞書になる。まさに「持つべきものはマニュアル」(自作名言)である。
第二の方法として、
確かに、マニュアルばかりに頼っていると一つの問題に専門になりがちなので、それだけでは対応できない問題も生じてくる。
それに、やはり人間は頼もしいものに頼りすぎる傾向にあるので、なかなか自分の力で問題を解決しようとしなくなる恐れも考えられるかも知れない(反対意見への理解)。しかし、マニュアルを使えば確実に能率が上がる。さらに完璧なマニュアルを使え
ば、効率よく且つ100%成功に導くことができる。それにマニュアルは一度手に入れれば人生の中で何回でも使えるのだ。完璧にこれに頼ってしまうのは問題かもしれないが、これを解決へ導くヒントとして使うならば少し頼ることも一つの方法である。やはり「持つべきものはマニュアル」なのである(当為の主題)。
講評 nara
あれ、もう11月の清書? 22日(木)は他にもう一つ新作に取り組めるといいけれど、定期テストと重なるかな。今月は体調を崩したこともあって大変だったね。25日の発表会がうまくいくといいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |