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　　　バレーボール大好き　　　プリヤ

　「やったー。次の授業、体育だ。」
私は大声を出しそうになりながら喜びました。私は今、体育の授業でバレーボールをやっています。
　私はバレーボールが大好きです。私はまだアタックやスパイクはできませんが、レシーブと簡単なサーブができます。でも私はサーブがうまくできません。学校ではまだちゃんとした試合をしてませんが、ちょっとした、勝ち抜きなしのトーナメントをしています。私のチームの人たちは私以外みんなうまくもないのにサーブをしたがります。私はいつもネットの前に立ってレシーブする準備をしています。私は先生たちに
「レシーブが上手だね。」
とか
「サーブやりたくないの。」
と、聞かれたりほめられたりします。私はもうちょっとレシーブがいっぱいできるバレーボールをやりたいといつも思います。私は本当の、ちゃんとしたバレーボールを見たことないので、本当はどういうルールがあるのか知りません。
　私はバレーボールを始める前、アメリカンフットボールやサッカーをしていました。でも私は両方とも好きではありませんでした。みんなはちゃんとルールを知っていて、うまくできるのに私だけ何もできませんでした。私はアメリカンフットボールをやっていたときちょっと乱暴なスポーツだと思いました。そして私はアメリカンフットボールで使うまるでかたい変な形の卵みたいな、ボールがきらいでした。このボールは丸いボールみたいに上に上がってこなく、変な場所へ、はねていくのです。私はやっぱり丸いボールのほうが好きです。でも、私はサッカーもきらいです。私はアメリカンフットボールの後に、サッカーをやりました。私は、サッカーの試合を見るのは好きなのに、実際に自分でやるのがきらいでした。アメリカではイギリスとちがって女の子たちがやるらしいです。なので、イギリスのほうがサッカーにはうまいです。私は、先生の話を聞いている時、イギリスでサッカーをなっていたほうがうまく慣れたかもしれないと思いました。でも試合をやっている時、私はいっぱいゴールしました。その時、私は友だちと、はれつしそうなぐらい喜びました。
　私はこれまでアメリカでやってきたスポーツの中で、バレーボールが一番好きです。私はこれからもっとバレーボールをがんばって、もっと、もっと上達したいです。

　　　講評　　　hira

　すごいね。小学校５年生でもうバレーボールの授業があるのですね。なんとなくアメリカ人はみんな背が高くて、体もしっかりしているから早いのかなあなどと想像しました。みんなは上手くもないのに（笑）サーブしたがる半面、ブリヤさんはあまりしないというところがブリヤさんらしさなのだろうね。会話もよく書けました。この前の授業はブレンダが「あたしサーブするから」とボールを持って走っていきました・・・なんていう風にある日の授業のことを書いてもおもしろくなりますよ。それにしても字数すごいね〜！

第一段落　◎ 書き出しの工夫／作文
　「やったー。次の授業、体育だ。」私は大声を出しそうになりながら喜びました。・・・思わずワクワクしてきそうな元気いっぱいの書き出しです。書き出しの工夫はお手の物ですね。
第二段落　◎ 自分だけがしたこと ● 前の話聞いた話　●たとえ　
　ブリヤさんがどんな風にバレーの授業を受けているのかよくわかりましたよ。
第三段落　● 前の話聞いた話　　●たとえ
　一方、いまいち好きになれないスポーツのことを違う段落に書いたのはいい段落構成です。先生も大人になってアメフトの試合を見にいきましたが、何が何だかわかりませんでした。わからないとおもしろくないよね。おまけに変な方向に転がるのも嫌いです（笑）。「なので、イギリスのほうがサッカー・・・をなっていたほうがうまく慣れたかもしれないと思いました。」この部分は少しわかりにくいので直しておきましょう。「はれつしそうなくらい」っていい表現だなあ。うれしさがはじけている！
第四段落　● 心の中で思ったこと
　作文を書いて、心の中で思ったことが書けました。好きなスポーツにめぐりあえて良かったですね。