低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
聞くは一時の恥じ聞かぬは一生の恥じ えくと
ソクラテス(紀元前四七〇〜三九九年)は、おそらく哲学の歴史をつうじてもっとも謎めいた人物だろう。ソクラテスは自分は知識(ソフォス)のある人間や賢い人間ではないと考えていた。哲学者とは自分にはわけのわからないことが沢山あることを知っている人、そしてそのことに悩む人だ。僕は「知っている」また「知ってない」に関する話しを知っています。 ある時中のいい友達とサッカーの話しをしてました。その時僕はその時知っていた「イブラビモビッチ」と言う選手のことを話しました。その子は本当はその選手を知っていなかったのに
「ああ、その選手なら知ってる。スゲー強いよな。」
と僕に言いました。でも、その子がその選手を知らなかったのでその後の話しまったくかみあいませんでした。周りから見ると僕達はまるで仲が悪いように思われました。僕はこの話しのその友達をなにか言葉に例えるとしたら「聞くは一時の恥じ聞かぬは一生の恥じ」だな、と思いました。僕はこの友達をどうしてこの友達をこのことわざで例えたのかというと、このことわざの意味を調べた時出てきた一つのちょっとした話しがこの話しのこの友達にぴったりだと思ったからです。そこに書いてあったのは、一人の子が算数の問題が分からなかったけど先生に聞かなかったので将来ずっとそのことがわからなかったと言う話しです。この友達もその選手がわからなかったなら僕に聞けばよかったのに聞かなかったから将来ずっとわからないんじゃないか?と思いこの「聞くは一時の恥じ聞かぬは一生の恥じ」と言うことわざで例えようと思ったからです。僕がこの作文を書いてわかったことは、わからなかったことは恥をかくとしても聞いとくべきだということです。
講評 miri
要約ができているので、(要約)または、<<を使った「構成」の文字をキーワードとして入れましょう。そうすると、点数がちゃんと入ります。(今回はこちらで点数を直しておきました)
話し→話
中のいい→仲のいい
恥じ→恥
ぴったりな体験実例と、うまいことわざが入りました。会話をしていると、話の腰を折るようで、聞きにくかったり、知らないことが恥ずかしかったりして、聞くタイミングを逸してしまうことがよくありますね。このお友だちもそうだったのかな?
最後のわかったことも、とてもうまくまとめています。
ひさしぶりの作文でしたが、非常にがんばりましたね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |