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　　　チーくんとミーくん　　　まっち♪

　私の好きなペットはネコのミーくんとチーくんです。本当は二匹とも私のおばあちゃんが飼っているネコで、どっちがオスで、どっちがメスかは私は知りません。でも名前に「くん」をつけています。まるで二匹とも男の子みたいです。
　前に私はやきもちを焼いたことがあります。どうしてかというとチーくんがお姉ちゃんのことを一人じめするからです。でも、もうやきもちはやきません。どうしてかというとお姉ちゃんのことがきらいになったからです。
　私はミーくんの方が好きです。どうしてかというと、おとなしいし私の名前にも「み」が入っているからです。だからなでるのはいつもミーくんです。ミーくんとチーくんの首は毛がありません。どうしてかというと首輪を長い間つけていたからです。ちょっとかわいそうです。
　またおばあちゃんの家に行ったときはチーくんもナデてあげたいです。

　　　講評　　　ito

　まっちちゃん、こんにちは。
　今週は飼っている生き物についての作文でした。
　自分でペットを飼うとしたら、どんな動物がいいですか？

【構成：書き出しの工夫】
　ミーくんとチーくんの紹介から始まっています。
　二匹の鳴き声を書き出しにしてみても、面白かったですね。

【題材：自分だけがしたこと】
　やきもちをやいたことと、ミーくんの方が好きでいつもなでてあげること、二つ書けています！

【表現：たとえ】
　どちらかはメスなのに、呼び方は両方「くん」なんですね。（笑）
「二匹とも男の子みたい」という表現には、とても説得力がありました。

【主題：心の中で思ったこと】
　首に毛がない二匹を、かわいそうだと思ったことが書かれています。
「おばあちゃんには言えなかったけれど」なんて書いてあれば、なお完璧です。

　文と文のつなぎに、「どうしてかというと」という言葉が多いのが少し残念です……。
　声に出して読んでみると、ここにはなくてもいいかな？　と思うところもあるはず。
　自分の作文を読み返してみるのも、良い勉強になりますよ！