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　　　急がばまわれを読んで　　　ビクトリア

　「いそぐ時には、少しくらい危険があっても、近道をとおりたくなる。けれどそれが失敗する原因になる。だから、時間がかかってもめんどうでも、安全な道やたしかな方法を選んだ方が、けっきょくは得なことになるんだ。武士の矢馳び船ははやくとも急がばまわれ瀬田の長橋　この歌の中で、急がばまわれ、のことばだけがひろまっていき、ことわざとしていまものこっているんだ。
　わたしはこの話を読んで、なるほど、と思いました。急がばまわれということわざはこの和歌から生まれたんだ、ということがわかって、得をした気分になりました。「この歌の中で急がばまわれのことばだけが広まっていき、ことわざとしていまものこっているんだ。」と書いてありましたが、どうして「急がばまわれ」だけが残ったのか不思ぎにも思えました。
　これは「急がばまわれ」のにた話です。お父さんが仕事で、病院に行こうとした時に、近道かなと思っていったところ、道に迷って、危うくちこくしそうになってしまった、ということがあったそうです。お父さんは、その時、よく知ってるいつもの道を行けばよかったと、残念がっていました。わたしは、時々、遠回りの道でも行ってみてもいいのかなと思いました。
　そして、これはお母さんの話です。お母さんがはじめてバスケット部に入った時、しあいに早くでたいな、早くでれないかなとおもっていたけれど、やっぱりちゃんとドリブルの練習をしたり、パスの練習をしてしあいに出たほうがおもしろかったよ、と言っていました。あわててやるよりもゆっくり、しっかりやる方がいいこともあるのかな、と考えました。
　もしわたしが、大津へ行くんだったら、歩くと思います。なぜかというと船は進むのがおそいし、水の流れによってちがう方向に行く可能性が高いからです。しかし、歩くと水の流れも気にしなくてもいいし、スムーズに前に進めて結局早いから、わたしは歩くと思います。
　わたしは、このことわざがどうして、たんじょうしたのかを知ることができて、とてもうれしいです。急がばまわれということわざは、人生の中できっと役にたつでしょう。このことわざを作った源俊頼はすごい人だなと思いました。わたしも新しいことわざを作ってみたくなりました。

　　　講評　　　onopi

　三文抜き書きできましたね。あなたにとってはよくわからない項目だったかもしれませんが、これから先のことを考えると練習しておく方がいいものです。これからもお話をしていくつもりですからわからないときは言ってくださいね。