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　　　今を充実させて生きていくために　　　うまのすけ

　筆者は、犬や猫を飼ったことがない。後になって大森に引っ越してから、家の縁の下に野良犬が子を産んでいるのに気がついた筆者は、母親に買ってくれてせがんだが、子犬たちは、次々と姿を消してしまった。そのことで悲しがっていた筆者に、母親が東京でひとつがいのチャボを買ってくれた。筆者は、チャボたちを可愛がり、一生懸命育てていたが、ある日の夜に牝鶏が、猫に襲われて死んでしまった。そして、生命とは、何かのことで一瞬にして消えてしまうものであること、それが消滅するとともに、まるでばば抜きで手元のカードを引き抜かれでもしたみたいに手元に残ったものこそ、「死」以外になにものでもないことを感じた。人生では、そういうことが、突然やってくるといっていた。だから、僕は、人生に何が起こるかわからないので、今を充実させて生きていきたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その方法として第一に、あまりにも未来に不安を抱かないことだ。今の季節、新型インフルエンザで、百人以上の方が、亡くなった。僕は、そんなに大変なことなのかと思い、よく手洗いをしていたが、二ヶ月前にインフルエンザにかかってしまった。治った後に、新型インフルエンザに対するワクチンが、できたが、副作用があるため、あまり打ちたくなかったが、感染した人は、打たなくてもいいことを聞き、インフルエンザに感染してよかったと思った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地震についても、なにがあるかわからない。学者の人たちは、約三十年以内に東京で首都直下型地震が起こるといわれている。つい先日も、静岡県で群発地震が、約二百回起こり、伊東市にある温泉街も、地震による影響で、正月に予約した客からキャンセルが、殺到していると二ュースで、伝えられた。この世の中、何が起こるかわからないと改めて感じた。　　　　　　　　　　　　その方法として第二に、過去の後悔をしないことだ。先日、期末テストがあったが、目標としていた点数が取れずに後悔していた。しかし、よく考えてみると、数学に関してもケアレスミスで十点以上落としてしまい、もう少しきちんとやっていればできるところだったと思った。だから、僕は、冬休み明けテストに向けて、きちんとケアレスミスをしないようにしっかりやっていきたいと思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たしかに、順調な未来を想定して過ごしていくのも大切だ。しかし、『今日という日は、明日という日の二日分ある。』という名言があるように、今も精一杯生きていくことが大切でだ。

　　　講評　　　kira

　うまのすけくん、こんにちは。来年も考える作文をがんばりましょう。

　よいお年をお迎えください。