- ● 幼稚園では早すぎる? 【よくあるご質問】
言葉の森
2012年08月09日 11時58分04秒
31
Q.「言葉の森」の受講は、何才ごろから始めるのが適当でしょうか。
現在幼稚園なのですが、早すぎますか?
A.ひらがなが書ければ始められます。
言葉の森では、幼稚園年中より教材を準備しています。
ひらがなの書けるお子様でしたら受講は可能です。個人差もありますが、はじめは50字を目標に、「今日のこと」などという題名で書く練習をします。担当講師が一字一句ていねいに説明いたしますので、まだ文を書くことに慣れていないお子様でも無理なく作文に取り組むことができます。但し、特にこの時期は、書くことと並んで、長文集の長文の読み聞かせなども学習の中心にすることをお勧めします。
小学校低学年までは、表記ミスも多いのですが、それは長文音読や日々の読書を通して必ず直っていくものです。この時期にあまり厳しく注意すると、書くことを嫌がるようになります。とにかくほめる指導が大切です。
- ● 夏休みの読書感想文を見てほしい 【よくあるご質問・ご要望】
言葉の森
2012年08月03日 11時44分37秒
29
Q.学校の夏休みの宿題で、読書感想文が出ています。通常の授業の代わりに、担当の先生に添削やアドバイスをしてもらうことはできますか?
または、夏休みだけの集中講座などはないのでしょうか?
A.原則として、宿題の感想文の個別指導はしません。
“夏休みの読書感想文宿題”は、多くのご家庭でネックとなっているようです。
会員の方、新規お問い合わせの方ともに、この時期とても多くこうしたご要望をいただきます。
教室に来て一気に書き上げたい、と希望される方もいらっしゃいます。
しかし、感想文の指導には、生徒ひとりずつ異なるアドバイスが要求されます。更に作品として完成させるためには、書いている途中にも頻繁にアドバイスをする必要が出てきます。このような対応は、普段の勉強の中ではできませんので、夏休みの宿題のための感想文指導は、毎週の電話指導や、教室では行ないません。
宿題として感想文を提出しなければならないという事情のある方は、教室で練習した長文の感想文で似た話のよく書けたものをベースにして、ご家庭で書き直していかれるといいと思います。
また、どうしても書いた作品を見てアドバイスをしてほしいという場合は、担当の先生ではなく、言葉の森の事務局に直接ご相談ください。
- ● 進級試験、進級システムについて 【よくあるご質問】
FAQ
2012年06月04日 11時32分29秒
28
Q.“進級試験”とは何ですか?
どのような条件で合格になり、不合格の場合はどうなりますか?
A.三ヶ月ごとに行われる作文のテストです。
各学期の最終月(6月/9月/12月/3月)の第1週に行われます。
・第1週の●課題(決まったテーマ)で書く
・●項目を四つすべて使い、そのマークを記入する
・目標字数以上書く
の三点が、合格条件となります。
以上を満たした作文を提出すれば、次学期に進級できます。投函日には締切があるので、それに間に合うようご注意ください。
「進級=当該学年の課題で続ける」ことであり、先取り的に上の学年に進むということはありません。
留級(試験に不合格)すると、次学期は一学年下の課題となります。
こちらの場合も、たとえ不合格を重ねても下がり続けることはなく、実際の学年から一つ下の課題で続けていくことになります。
ただし、この試験は落とすためでなく、前提として「合格させることを目的に」行っています。
合格条件としているのも「言葉の森」の授業における基本的なルールで、「試験という名のおさらい」といったところです。
講師も絶対合格できるよう、気合いを入れて指導しますので、ご家庭でもしっかりと事前の準備をしてくださるようお願い致します。
「今の課題だと難しいので留級させてください」というご要望を受けることもありますが、上記の理由からお答え致しかねます。何卒、ご了承ください。
- ● 「山のたより」の見方・先週と同じものが届いた? 【よくあるご質問】
FAQ
2012年05月18日 16時51分13秒
27
Q.先生の講評が書かれた「山のたより」が届きました。
しかし、内容が前回のものと同じです。印刷ミスでしょうか?
A.はじめに前回の講評が表示されていますが、「山のたより」は最新のものです。
新しい講評は、紙面の冒頭ではなく、前回分の後に追加する形で記載されています。
体験学習を受けられたご家庭から、よく寄せられるご質問です。
「山のたより」には毎回の講評データが蓄積され、最近3~4回分のものが“古い順”に表示されるシステムになっています。(それ以上数が増えると順に見られなくなっていきます。)
たとえば5月1週から受講を始めた場合、2回目にお送りする5月2週号の「山のたより」には、1週分(前回)/2週分(今回)の順番で、二つの講評が載っていることになります。
そこで、前回分の講評が最初に目に入るため、その次にある新しい講評に気付かれない場合があるのだと思います。
一見して分かりづらい面は確かにありますが、これは今までの勉強の記録が残り、流れを把握しやすいようにするためです。
単に毎回の講評をもらうという以上に、いつ、どんな課題で書いたのか自分自身の受講の履歴が見られるのは有意義です。
また、振り替え授業などを受ける場合、担当以外の講師もその記録を見ることで、生徒へスムーズに説明をすることができます。
以上のようにご理解の上、「山のたより」をご覧いただきますよう、お願い致します。
- ● 項目マークが分かりづらい 【よくあるご質問・ご意見】
FAQ
2012年05月02日 13時37分12秒
25
Q.“項目マーク”とは何ですか?
どこにどうやって書くのか、分かりづらいです。
また、これまでは“項目シール”を貼ることになっていたと思うのですが……。
A.四つの●項目に対応した、四種類のマークです。
内訳は以下の通り。
(枝のマーク)「構成」
【はじめに絵をかく】【書き出しの工夫】【動作情景の結び】など
(葉のマーク)「題材」
【会話】【もし…だったら】【前の話聞いた話】【体験実例】など
(花のマーク)「表現」
【たとえ】【□○□○】(擬態語・擬声語表現)【ダジャレ表現】など
(実のマーク)「主題」
【どうしてかというと】【心の中で思ったこと】【わかったこと】【一般化の主題】など
各項目を作文に入れることができたら、その文章の近く(作文用紙の上の余白が適当でしょう)に上記のマークを書き、先生に送ってください。
手書きになっただけで、使い方は以前の“項目シール”とまったく同じです。
この“項目マーク”は、通学教室でしばらく実験した後、この新年度から通信でも導入したものです。
「シールと比べて対応が分かりにくく、やりづらい」とのご意見も時折いただきますが、
1.特別の教材(シールのようなもの)がないとできないような勉強にしない。
2.シールではなく、自分の手書きで身につけた方が学校などで作文を書くときも応用がきく。
という二点に意義を見出しての変更ですので、何卒ご理解いただけますよう、お願い申し上げます。
なお、課題フォルダの項目表も「●項目の隣にマークを付記する形」に変更してあります。
見た目に分かりやすいので、どうかそちらもご参照ください。
- ● 項目マークが分かりづらい 【よくあるご質問・ご意見】
言葉の森
2012年05月02日 14時02分27秒
26
ちなみに“項目マーク”は、お手本通りに書かなくてはいけないわけではありません。
「題材」の葉っぱがイチョウの形でもいいですし、「項目」の花、「主題」の実をチューリップやブドウなど、自分の好きな絵柄に変えても構いません。マークの手書きに慣れてくると、生徒たちはそうしたアレンジも楽しくやり始めるようになります。(笑)
マークが書きづらければ、(これはシールの時もそうでしたが)「構成・書き出し」などキーワードをそのまま記すという形式でもいいのです。
手書きによる自己評価方法を身につけられれば、作文を書き上げるまでの一連の流れがいっそうスムーズになります。
- ● 第4週・「清書」の授業とは何をするのか 【よくあるご質問】
FAQ
2012年04月25日 11時26分42秒
24
Q.毎月第4週には、課題が「●清書」となっていますが、何をするのですか?
A.第1~3週までに書いた、自分の作文を清書します。
「言葉の森」では、三年生以上の生徒は1/2週→題名課題、3週→感想文課題という流れで勉強していきます。
その中から、自分でよく書けたと思う一本を選び、清書していくのが月の最後、第4週の授業です。
自分で選べない場合には、講師に選んでもらったり、お母さんが選んであげてもいいでしょう。
その時には字数の長さやテクニック的な上手さより、その子らしい体験や考えが書けているかどうかという内容面を重視するといいです。
作文が決まったら「ていねいな字で」、かつ「習った漢字はなるべく使うようにして」清書していきましょう。元の作文に誤字や脱字があった場合には、講師の添削に従ってそれも直します。
とはいえ字の練習ではありませんから、ただ機械的に書き写すのではなく、事前に自分の作文をじっくり「読み返す」ことも大切です。
本文の内容を増やしたり、あるいは削ったりすることも、自分の判断で行って構いません。(講師と相談の上で直せれば一番良いですが)
書き上がった清書は、通常の作文と同じく封筒用紙に入れて、講師に郵送してください。
これには赤ペンなどは入れず、次回提出分の作文とともに返却します。
低学年の生徒は、すべての週が「自由な題名」なので、第4週にも新しい作文を書くことにして構いません。
とくに幼稚園までの生徒には、清書は少々無理があるので、いつも通り好きな題名で作文を書いてください。
・「マンガ掲示板 清書のヒント」(
http://www.mori7.com/okamg/index.php?id=9)
- ● 通学でも授業を受けてみたい 【よくあるご要望】
FAQ
2012年04月20日 17時40分55秒
23
Q,現在通信で受講していますが、教室でも授業を受けてみたいと思います。
一度、あるいは期間を決めて、通学することはできますか?
A,授業というより、見学にいらっしゃるといいです。
「自宅では勉強がうまく進められない、子供がやる気を出さない」「森林プロジェクト開講の参考にしたい」などの理由から、通学教室の様子を知りたいというご相談を時々受けます。
中には「夏休みに集中的に通学して、感想文の宿題を見てほしい」といったご要望もあります。
教室は自習室ではないので(笑)学校の宿題を見ることはできませんが、親が先生の教え方を見たり、子供に教室の雰囲気や他の子が勉強する姿を見せたりするのは、良い刺激になるでしょう。
そのようにお考えの場合には、電話にてご一報ください。曜日によっては混み合う(通学生で満員の)場合もあるので、検討した上でお返事致します。
通信で受講しつつ、一時的に通学に変える……というのは、システム的に難しいところもあるため、授業というよりは、暗唱の仕方などを改めて説明する補講といった感じになるかと思います。
とはいえ、「言葉の森」の通信指導は通学と変わらない感覚で受けられ、内容も同等であることが特長です。
もし通信で行き詰まった時でも、教室に電話をかけていただければ追加の説明を受けることができます。
遠方から毎週通学するのは、小学生の場合は肉体的・精神的に、中学生以上は時間的に負担が大きく、かえってデメリットが出てきます。
やはり、基本的に学習は家庭でするものと位置づけ、ここぞという時に教室の助けを借りる……という方針でやっていくことをお勧め致します。
- ● 第三週・感想文課題がむずかしい 【よくあるご相談】
FAQ
2012年04月18日 12時23分46秒
22
Q,普通の体験作文はよく書けるのですが、感想文だと書けません。字数も短くなりがちです。
「自由な題名」や、○の題名課題で書いてもいいでしょうか?
A,課題長文の音読と、事前の対話によって、書きづらさは解消できます。
「言葉の森」では、小学校三年生から感想文の指導を始めます。
月に四回の授業の中で、第三週めの課題がそれにあたります。
また、高学年(五年生)からは第二週めも感想文課題となり、より勉強の中心になっていきます。
二年生まで「自由な題名」で書いていた生徒、四年生まで月一回だけ感想文を書いていた生徒が、その変化に苦しみ感想文を嫌がる……というご相談はよく受けます。
感想文が書けないのは、つまるところ「長文の内容を理解できていない」、「書くべき実例が思いつかない」の二つが原因です。
「言葉の森」の感想文は、文章についての感想を逐一述べるのではなく、文章を読んで思いついた自分の“似た話”を書いていくことをポイントにしています。
これは、中学生以上の「小論文」と同じ方法論であり、そこに繋がる勉強として感想文を位置づけているからです。
そして、そうした“似た話”体験実例をメインにしていくのであれば、書くべき内容は題名課題の時とそれほど変わりません。
そこで問題になってくるのが上記の二点ですが、長文の内容に関しては「繰り返し読む」ことで徐々に理解が深まっていきます。
とくに高学年ともなると、課題の内容も社会的で高度なものが増え、書く直前に一度目を通したくらいでは理解しきれない場合も多いでしょう。
毎日2~3分、声に出して課題長文を読むようにするといいでしょう。黙読よりも音読の方が、より頭に入ります。
実例についても同じことで、人生経験が少ない子供たちでは自ら考えつくことに限界があります。
その時に、お父さんやお母さんが自分の若い頃の話や、社会に出てからの経験、それらを通じて実感したことなど語って聞かせてあげれば、子供は材料を得られます。字数もそれほど短くなることはないはずです。
※以前の記事(「作文が書けない、書き出せない」
http://www.mori7.com/okasm/index.php?id=9)や、下記のヒントページもご参照ください。
・「授業と予習の掲示板」(
http://www.mori7.com/okajg/ )
・facebookグループ「言葉の森予習室小3」(
http://www.facebook.com/home.php#!/groups/yosyuus3/ )
・facebookグループ「言葉の森予習室小5」(
http://www.facebook.com/home.php#!/groups/yosyuus5/ )
- ● 課題フォルダが使いにくい。
2012年04月07日 23時41分20秒
18
先生と電話で話すとき、課題フォルダの中から、すぐに該当するページが見つかりません。わたしだけでしょうか?ページ番号が振ってあったら、話がしやすいと思います。
- ● もっとシンプルなものにしていく予定です
森川林
2012年04月08日 09時52分58秒
19
確かに、いろいろな長文が入っているので、一目でわかりにくいところがかなりあります。
作った当初は、ウェブの記事などを反映して毎学期ページ数の増減があってもいいような作りにしていましたが、もうほとんど内容は固定化してきているので、次学期はもっとシンプルにレイアウトを重視したものに作り替えていく予定です。
ただし、課題フォルダは、ウェブでも同じものが見られるように、HTMLで作ることを基本にしています。そのために、通常の印刷物のようなセンスのいいものにはなりません。
印刷物を主にしてウェブにはPDFで表示するという手もありますが、PDFのような単独技術は今後のインターネットの発展の中で廃れていくと思うので、PDFは極力利用しないようにしています。
貴重なご提案ありがとうございました。
ページ番号についても、今後考えていきたいと思います。
- ● 表記・表現の間違いを直したい 【よくあるご相談】
FAQ
2012年04月06日 10時23分51秒
17
Q,作文は楽しく書いているのですが、表記・表現のミスが気になります。
いつまでも字を書き間違えたり、的確でない表現をしたり、上手になっているように思えません。
A,テクニック的なことではなく、作文の内容を見て、誉めてあげてください。
また、楽しく取り組んでいるその姿勢自体を大いに評価してあげましょう。
「言葉の森」では、誤字脱字、文法間違いについて最低限のチェックはしますが、それを逐一注意して直させる指導はしていません。
表記や文法の間違いは、添削によって直されるのではなく、本人が読書をすることで自然と直っていくものだからです。
せっかく苦労して書き上げたのに、「この字は間違っているよ」「表現がおかしいね」と言われるばかりでは、作文など書く気が起きなくなってしまうでしょう。
作文とは自己表現ですから、自信を失った状態で魅力ある作文を書けるはずはありません。
そして、子供ばかりでなく親の方も、「うちの子の作文は一見下手に見えるが、内容はとても面白い」という自信を持って認めてやることが大切です。
そうした親からの評価が、子供の意欲、そして作文の上達に繋がっていくのです。
子供は、作文の書き方の勉強。親は、誉め方の勉強。そうした意識で、共に自信をつけていってください。
↓関連する過去のブログ記事↓
「小1の作文は、1、2行しか書けなくても褒めてあげる」
http://www.mori7.com/as/1168.html
「子供が作文を書きたがらないとき―褒める、自習をさせる、迷わない、事前に注意をする」
http://www.mori7.com/as/874.html
「直す指導より誉める指導で」
http://www.mori7.com/as/1303.html
- ● 教材が複雑・長文の種類と用途について 【よくあるご意見・ご質問】
言葉の森
2012年04月04日 12時10分43秒
15
Q,教材である“課題フォルダ”に、たくさんの長文が載っていて混乱してしまいます。
どれから読めばいいのでしょうか。また、時間的にも、とてもすべては読みきれないのですが。
A,最初から、すべての長文につぶさに目を通される必要はありません。
生徒さんの授業内容に合わせ、その都度内容を確認するようにした方が、理解がしやすいです。
課題フォルダの長文は、全部で三種類あります。
①「毎週の課題長文」(月4回の授業×3ヶ月で計12本)
②「読解マラソン長文」(12本)
③「暗唱用長文」(3本)
であり、教材には上記の順番で掲載しています。
ページ上部に、それぞれ①「長文○.○週」、②「読解マラソン集 ○番」、③「暗唱長文 ○○(学年) ○月 ○○○(タイトル)」とあるので、そこも参照なさってください。
内容と用途に関しては、
①毎週の授業に対応した長文。感想文はこれを読んで書くので、とくに重要。
②毎月第4週に、“読解問題”が出題される長文。(解くかどうかは任意)
③毎日の自習として“暗唱”をするための長文。(暗唱は選択式のオプション)
となります。
したがって、①課題長文を毎日音読。②読解マラソン長文は、第4週までに一度は読んでおく。③暗唱長文を、できれば毎日練習。
というペースで取り組んでいただくのがよいでしょう。
そして、学年によって課題に対する理解が第一であったり、暗唱を継続して実力をつけることが大切だったりと重要度も変わってきます。
丸ごと一気に理解しようとするより、臨機応変に読み分けていくようにすると、無理がありません。
- ● 今度、課題フォルダの長文をまとめる予定
森川林
2012年04月04日 12時18分12秒
16
課題の長文、暗唱の長文、読解問題の長文と3種類もあってわかりにくいので、今度、全部をまとめて1種類の長文にしていく予定です。
そのかわり、ほかの長文は副読本形式にして自由に読むような形に。
ただ、これを始めると、問題からヒントから動画からすべてに影響が出てくるので、まだ少し時間がかかりますが。
- ● facebookについて 【よくあるご質問】
FAQ
2012年04月02日 12時08分17秒
13
Q,言葉の森に入会したら、facebookにも登録しないといけないのでしょうか?
登録することでどんなメリットがありますか?
A,義務ではありませんが、なるべく登録なさってください。
毎週の授業のヒントが参照できたり、書いた作文(清書)をアップロードすることで、いつでも見られるように残しておけます。
そして何より、多くの講師・言葉の森会員(元も含む)が登録しているので、facebookグループを通じて様々な交流が持つことができます。
受講に際してのちょっとした疑問や、教育・勉強についての相談などが気軽に書き込め、かつ、すぐに返答をもらえることが、最大の利点です。
- ● facebookについて 【よくあるご質問】(※補足)
言葉の森
2012年04月02日 15時02分56秒
14
この「質問意見要望」を含め、言葉の森の各掲示板は、対応するfacebookグループと大半の記事を共有しています。
そしてコメントや新規の投稿はこちらではなく、facebookからお寄せいただく形をとっています。
これはなぜかというと、特定の企業(この場合、言葉の森)のホームページを毎日巡回するより、自分が登録したfacebookを拠点として情報収集する方が効率的であり、今現在、多くのユーザーがそのような形でネットを利用しているだろうと考えるからです。
たとえば、「授業と予習」の掲示板においてはすべてのスレッドの中から自分(の子供)の課題を探す必要がありますが、facebookであれば当該学年の「予習室」グループに入っていれば、その更新情報だけが入ってくるので、分かりやすいです。
もちろん、その記事について投稿者に補足を求めたり、質問することもできますし、あるいは自分から「うちではこういう体験を書いた」と発信していくのもよいでしょう。
このようにfacebook登録者、グループ参加者同士で情報を交換、共有し、子供の学習を進めやすくすることが、facebookを活用して目指す勉強と教育の一つの理想形でもあるのです。
- ● 読書はするが…… 【よくあるご相談】
FAQ
2012年03月28日 13時15分19秒
12
Q,本は好きでよく読みますが、内容的に幼かったり、偏ったものばかり読んでいます。
もっと良い本、難しい本を読ませたいのですが……。
A,毎日読むことが大前提で、本の内容は問いません。
本人が好きで、楽しく読めるものを読み続けてください。
難しすぎて頭に入らない本では、そもそも読んだことになりません。あくまで本人の現時点での読書力を基準に、しっかりと理解できる本を読ませるとよいでしょう。
ただし、文章や内容が易しい本ならばいくら読んでも構いませんが、「絵本、漫画、図鑑」などは読書のうちに数えないものとします。
それらの書籍は、情報として絵の締める割合が大きいため、肝心の「文章を読む」力がつきづらいからです。(もちろん、知識を増やしたり、趣味の一環として読む分には一向に構いません)
受験生や中高生の場合は、問題集読書も効果的です。
- ● 読書をしない子 【よくあるご相談】
FAQ
2012年03月27日 14時27分17秒
11
Q,「本を読みなさい」といっても、まったく読みません。どうしたらいいでしょうか。
A,家庭ぐるみで読書をする習慣をつけるといいです。
たとえば、夕食が終わってからの一時間、テレビも消し、父も母も小さなきょうだいも、みなそれぞれの好きな本を読むようにする、といった時間を作ることです。
また、毎日決まったページ数(10ページほどなら無理がありません)読むことを目標にするのもいいでしょう。
大切なのは「読書は必ず毎日するもの」で、生活の一部だという意識を、親の方が持つことです。
小さい子、まだ読む力に乏しい子には、読み聞かせでも構いません。
小さな弟妹への易しい読み聞かせを、読書が苦手な兄姉が横で聞いている、という形でも大いに効果はあります。
- ● 書けない子、書き出せない子 【よくあるご相談】
FAQ
2012年03月24日 10時04分38秒
9
Q,作文を書き出すのに、とても時間がかかります。
「書くことがない」と言うこともあり、困っています。
A,作文に取り組むのに、お子様一人では限界があります。
お母さん、お父さんが“対話”を通して、過去の経験や記憶を引き出してあげるとよいです。
電話指導の際に、担当講師からも問いかけをしますが、やはり家族同士で事前に話しておくことが一番なのです。
- ● Re: 書けない子、書き出せない子 【よくあるご相談】
言葉の森
2012年03月26日 14時56分03秒
10
「問いかけ」でなく「問いつめ」にならないよう、注意が必要です。(笑)
あくまで雑談風に、(上のイラストのような)家族の団欒の中で話をするのが理想的です。
「自由な題名」で書く低学年の生徒の場合、会話を通して書くことを見つけたら、それを親が文章にしてやり、そのまま書かせるという形でもよいでしょう。
親「今日の給食は何が出たの?」
子「えーとね、カレー」
親「へー、○○はカレーが好きだからよかったね!」
子「うん、おいしかったよ」
親「そうだね、じゃあ『今日の給食はカレーでした』って書いてみようか」
子「うん」
親「次に、その時の気持ちも書こう。『とってもうれしかったです。どうしてかというと』……」
子「ぼくはカレーが好きだから?」
親「そうそう!」
こうしたやりとりをくり返すうちに、子供は作文の書き進め方を学んでいきます。
これも立派な勉強なのです。
また、感想文課題が中心となる高学年の生徒には、親が課題長文に“似た話”として、過去の体験談を聞かせてやることが重要です。(子供にはあらかじめ課題文を音読させ、分かる範囲でどのような内容かを説明させます)
子供は人生経験が少ないため、求められているテーマに対する実例が思い当たらず、悩むことがままあるからです。
とくに、お父さんの方から社会的・理論的な話をしてやると、子供は完全には理解できないまでも、興味深く熱心に聞きます。
いずれにせよ、「何を書いたらいいのか」を明確に提示してやることで、書けないという事態は格段に少なくなるのです。