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記事 5084番  最新の記事 <前の記事  2024/5/31
答えのある勉強は、参考書や問題集を1冊決めて繰り返し読むだけ。大事なのは、答えのない勉強に取り組む時間を持つこと。そのために役立つ方法が散歩 as/5084.html
森川林 2024/05/30 10:01 

ネズミモチ



 今、学校でやっている勉強の中身は、すべて答えがあります。
 答えがある勉強でないと、先生が教えられないからです。

 だから、AI時代には、先生という仕事はなくなると思います。
 残るのは、教える先生ではなく、作文や創造発表やプログラミングなど、生徒どうしの発表を司会する役割としての先生です。

 今の勉強の答えは、参考書や問題集の中にすべて用意されています。
 教科書だけは、先生が教えることを前提に作られているため、答えが用意されていません。
 学校の宿題なども、答えが用意されていないことが多いのですが、答えの用意されている勉強を中心にやっていくことが大事です。


 一方、答えのない勉強もあります。
 人生は、そもそも答えがありません。
 その答えのない勉強に取り組む時間をもつことが大事です。

 しかし、答えのない時間は、惰性に流されることがあります。
 そのときの解決策のひとつは、とにかく本を読むことです。

 本を読むことは、ある種の作業なので、すぐに取り組めます。
 そして、自分の考えが深まります。
 ただし、その本は、物語文の娯楽の本よりも、説明文の考える本であることが大事です。

 読書の時間を確保しないと、人間は、空いている時間に、YouTubeを見たり、LINEでお喋りしたりすることになりがちです。

 人間には息抜きの時間が必要なので、娯楽の時間も大事です。

 しかし、娯楽の時間と勉強の時間だけでは、何のために生きているのかわかりません。
 本当は、答えのない勉強をするために、考える時間が必要なのです。


 答えのない時間を確保するためのひとつの方法が、散歩です。
 歩くという動作は、人間の身体の最も自然な使い方です。

 人間には、角も、牙も、走る速さも、大きい体もありません。
 その人間が何十万年か何百年前も生き続けてきたのは、歩くことにくたびれなかったからです。

 狩猟民族の場合、弁当を持って歩き続ければ、どんな獲物も追い詰めることができます。
 シートン動物記にある野生の雄ヒツジ クラッグの話はそのひとつの例です。

 また、人間は、どんな遠くにも歩いて行くことができます。
 人類が、地球上のどこにも広がったのは、いつまでも歩くことができたからです。

 だから、散歩は、人間にとって本質的な運動です。
 散歩しているときは、余計なことは入ってきません。
 だから、考えることがある場合は、散歩によって考えが深まることが多いのです。

 ニーチェが、「ツァラストラはかく語りき」の構想を描いたのは、近くの大きい湖の周りを一周しているときでした。

 歩いていると、YouTubeを見たり、LINEの返信を気にしたりすることなく、自分の考えだけに集中できます。


 今の学校の勉強は、退屈なことが多いです。
 その退屈な勉強に慣れて、勉強生活に適応する必要はありません。

 勉強に飽きたら、近所を一回り歩いてくることです。
 できるだけ信号のないところで、考えずに歩けるところがいいです。

 そうして、自分が本当に考えたいことを考える時間を持つのです。

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答えのある勉強は、参考書や問題集を1冊決めて繰り返し読むだけ。大事なのは、答えのない勉強に取り組む時間を持つこと。そのために役立つ方法が散歩 as/5083.html
森川林 2024/05/30 10:01 

ネズミモチ

 今、学校でやっている勉強の中身は、すべて答えがあります。
 答えがある勉強でないと、先生が教えられないからです。

 だから、AI時代には、先生という仕事はなくなると思います。
 残るのは、教える先生ではなく、作文や創造発表やプログラミングなど、生徒どうしの発表を司会する役割としての先生です。

 今の勉強の答えは、参考書や問題集の中にすべて用意されています。
 教科書だけは、先生が教えることを前提に作られているため、答えが用意されていません。
 学校の宿題なども、答えが用意されていないことが多いのですが、答えの用意されている勉強を中心にやっていくことが大事です。


 一方、答えのない勉強もあります。
 人生は、そもそも答えがありません。
 その答えのない勉強に取り組む時間をもつことが大事です。

 しかし、答えのない時間は、惰性に流されることがあります。
 そのときの解決策のひとつは、とにかく本を読むことです。

 本を読むことは、ある種の作業なので、すぐに取り組めます。
 そして、自分の考えが深まります。
 ただし、その本は、物語文の娯楽の本よりも、説明文の考える本であることが大事です。

 読書の時間を確保しないと、人間は、空いている時間に、YouTubeを見たり、LINEでお喋りしたりすることになりがちです。

 人間には息抜きの時間が必要なので、娯楽の時間も大事です。

 しかし、娯楽の時間と勉強の時間だけでは、何のために生きているのかわかりません。
 本当は、答えのない勉強をするために、考える時間が必要なのです。


 答えのない時間を確保するためのひとつの方法が、散歩です。
 歩くという動作は、人間の身体の最も自然な使い方です。

 人間には、角も、牙も、走る速さも、大きい体もありません。
 その人間が何十万年か何百年前も生き続けてきたのは、歩くことにくたびれなかったからです。

 狩猟民族の場合、弁当を持って歩き続ければ、どんな獲物も追い詰めることができます。
 シートン動物記にある野生の雄ヒツジ クラッグの話はそのひとつの例です。

 また、人間は、どんな遠くにも歩いて行くことができます。
 人類が、地球上のどこにも広がったのは、いつまでも歩くことができたからです。

 だから、散歩は、人間にとって本質的な運動です。
 散歩しているときは、余計なことは入ってきません。
 だから、考えることがある場合は、散歩によって考えが深まることが多いのです。

 ニーチェが、「ツァラストラはかく語りき」の構想を描いたのは、近くの大きい湖の周りを一周しているときでした。

 歩いていると、YouTubeを見たり、LINEの返信を気にしたりすることなく、自分の考えだけに集中できます。


 今の学校の勉強は、退屈なことが多いです。
 その退屈な勉強に慣れて、勉強生活に適応する必要はありません。

 勉強に飽きたら、近所を一回り歩いてくることです。
 できるだけ信号のないところで、考えずに歩けるところがいいです。

 そうして、自分が本当に考えたいことを考える時間を持つのです。

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