国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。
Onlike作文教室 言葉の森

いろいろな質問に答えて



 言葉の森で勉強しているみなさんから、ときどき聞かれることのある質問をまとめてみました。

言葉の森の受講料は他と比べて高いのか

 言葉の森の学習には、毎週の電話通信があります。事情により電話が受けられなかったときも、いつでも振替の授業が受けられます。また、途中で書けなくなったときも、追加の説明を聞くことができます。
 他の作文通信講座では、一律に同じ教材を送られてくるだけですから、もともとのコストが違います。
 また、他の通信講座では、月1回とか隔週1回のペースで勉強するところも多いので、一見料金が安くなっているように見えますが、実質はほとんど同じです。
 そして、月1回や2回の学習では、かえって勉強のペースがつかめません。言葉の森は月4回で、毎週作文を書く習慣ができます。実力がつくことを考えれば、言葉の森の方がずっとお得なのです。

電話指導でもやはり書けないということはあるか

 電話指導でも書けなくなる原因は、いくつかあります。ひとつは、電話のあとすぐに書き出さないとか、書き始めていたのに途中で食事や遊びが入り中断してしまったとかといういう場合です。
 これは、電話のあとすぐに書き出し、その日のうちに書き終えるという勉強の仕方をすることによって防げます。
 もうひとつは、比較的難しい感想文の課題などで、事前に長文を読んでいないために、先生の電話説明が右から左に抜けてしまうという場合です。
 これは、授業の始まる前までに、課題の長文を読んで内容を把握していれば防げます。
 それ以外の理由で書けないときは、教室に質問の電話をすれば、その生徒の疑問点に応じてわかりやすく再説明が受けられます。
 こういう仕組みがあるので、課題が難しいのにも関わらず、毎週の提出率が96パーセントという高率になっているのです。

同じパターンの作文になることはないのか

 作文の学習は、音楽やスポーツの練習と似ています。身につけた技術を何度も使って自分の身体に定着させなければ、自由に使える技にはなりません。
 これが、知識を理解して再現できればよいというだけの記憶力中心の勉強と違うところです。
 そのため、技術を定着させる途中の過程では、同じパターンを繰り返しているように見える時期があるのです。
 しかし、言葉の森の作文学習は、小学校で終わるわけではなく、中学、高校と続きます。学年が上がるにつれて、古いパターンは消化されてなくなり、新しいパターンが出てきます。
 そのようにして、型から入り型から出る練習を繰り返す中で、作文力も思考力も向上していくのです。

家庭での自習が負担になるのではないか

 家庭学習は、個人差の大きい分野です。
 言葉の森では、最低限の自習として、毎日の読書10ページをすすめています。
 読書のほかには、音読、暗唱、問題集読書、対話、漢字の読み書きなどの自習や予習がありますが、それらは無理のない範囲でやっていけば結構です。
 自習をしなくても、毎週作文を書いていれば必ず実力がついてきます。
 自習をすれば、更に力がつきやすくなるということですから、毎日の自習は、子供さんと相談して確実にできるものだけに絞ってやっていくようにしてください。

作文というのは本当に指導で上手になるのか

 一般に、国語力の上達にはかなり時間がかかります。
 塾で勉強すれば国語の成績が上がると考えている人も多いと思いますが、そういうことはまずありません。
 塾でできるのは、漢字練習のような知識的なことや、読解問題の解き方のようなだれでもできるテクニックです。
 国語力のうちで最も重要な読解力は、塾の週何時間かの勉強で身につくものではないのです。
 作文力は、国語力よりも更に上達に時間がかかります。しかし、時間はかかっても、長く続けている生徒は、必ず書く力がついてきます。
 また、作文力は考える力ですから、作文力がつく前に、他の勉強の成績が先に上昇することも多いのです。

国語よりも算数数学や英語の方が大事ではないか

 受験で差がつくのは、算数・数学と英語です。それは、できるとできないの差がはっきりしているからです。
 これに対して、国語力の差はあまり大きくありません。勉強をしてもしなくても、日常生活で日本語を使っていれば誰でもある程度はできるからです。
 しかし、その国語力の差は、学年が上がるにつれて大きくなってきます。国語力は、考える力との関係が深いので、算数・数学や英語でも、高度になればそれだけ国語力が必要になってくるからです。
 そして、国語力は、社会人になってからも、努力次第で進歩する、先の長い学力なのです。

読書をしない子に本を読ませるにはどうしたらよいか

 読書をしない子に読書をさせるのは、簡単です。
 その子が読むのにふさわしい本を用意して、毎日短時間でもいいから本を読む時間を確保することです。
 本にはもともと子供を引きつける力がありますから、初めは嫌々読んでいた子が、ある時期から次第に読み慣れるようになり、やがて必ずいい本に巡り合い、読書をすることが好きになってきます。
 世間では、本をもとにしてゲームのようなことをしたり、読書の記録をつけて励みにしたりという方法もありますが、そういう遠回りのことをしないでも、本は誰でも読むことが好きになります。
 大事なのは、短い時間であっても毎日必ず本を開く時間を確保するということだけです。
 (読書障害などの場合はまた別の対応が必要になります)

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