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※「森から」のの説明は、言葉の森のホームページの住所の下に載せています。



  • 2024年8月保護者懇談会資料  (2532字)  森川林 nane 2024年08月22日 09時06分  16308 ( 森の掲示板)




  • https://youtu.be/SZmoW0uPYqo?si=_tUYe0_yXv3_qQ9G

    ●受講料値上げのお知らせ

     8月1日の「森からゆうびん」とホームページの記事で、受講料値上げをお知らせしました。
     9月から、作文は、11,000円に、自主学習の講座(国数英、基礎学力、総合学力、創造発表、プログラミングなど)は、8,800円になります。

     近年、新規の問合せ者が減少しているため、今後、言葉の森が新しい企画を行うためには受講料の改定必要だと判断して値上げを実施しました。
     ご理解くださるようお願いいたします。

    ●新しい企画

     今後、言葉の森は、次のような新しい企画に取り組み、充実した指導をしていく予定です。

    ・学習グラフで、生徒それぞれの現在の学習状況がわかるようにします。
     字数、森リン点、読検点については、点数だけでなく偏差値も表示するので、成績の位置もわかるようになります。
    https://www.mori7.com/gs/

    ・個別れんらく、発表室連絡を充実させ、生徒と先生だけの学習ではなく、生徒―先生―父母を三者の連係で学習を進めていきます。

    ・学習の基本は、事前の準備と毎日の家庭学習ですが、生徒によっては、授業に出ることだけを勉強のように考えている人もいます。
     今後、予習と毎日の家庭学習を、先生の方で詳しくチェックしていきます。

    ・プレゼン作文発表会のように、全体で発表会を行う企画を再開していきます。
    ▽旧発表会のページ
    https://www.mori7.com/hpk/
    ▽新発表会の予定のページ
    https://www.mori7.com/pre/

    ・作文の進級試験を厳密に行い、所定の点数に達しない場合は、進級できない場合もあるというふうにしていきます。
     進級試験をきっかけに、字数も作文力も伸びるということが多いからです。

    ・暗唱検定に英語の暗唱検定も取り入れ、暗唱力をつけていくようにします。
    https://www.mori7.com/askt/

    ・森リン大賞などを更に充実させ定期的に発表していきます。
    https://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php

    ・コロナ以降、遠足やサマーキャンプはしばらく休んでいましたが、来年からは再開したいと思います。
     現地で生徒どうしが実際の交流をすることで、よりより人間関係ができるようにしていく予定です。
     サマーキャンプには、保護者の方も参加できます。

    ●小学校低学年の学習の重点

    ・自主性を育てるために、親は指示をしすぎない。
    ・ただし、家庭学習の習慣をつけるために、短い時間でいいので、自分で毎日決まったことを決まったようにできるようにしておく。
    ・家庭学習の基本は、簡単にできて習慣化しやすい百マス計算、漢字の書き取りなど。
    ・低学年は、読書が最も大切。読書には、親の読み聞かせも含む。

    ●小学校中学年の学習の重点と受験勉強

    ・学校の勉強はまだ易しいので、引き続き勉強よりも読書が優先。
    ・ただし、算数は苦手にならないように、その学年の算数問題集は完璧にできるようにしておく。
    ・中学受験については、言葉の森では受験する人がほとんどだが、やりすぎの弊害を感じる人も多い。
    ▽参考図書
    「「中学受験」をするか迷ったら最初に知ってほしいこと: 4万人が支持する塾講師が伝えたい 「戦略的高校受験」のすすめ」
    https://www.amazon.co.jp/dp/4053059054/

    ●中学受験に関する中根の個人的な考え

     ・中学受験は、受験勉強のしすぎで、その後勉強に飽きる子がいる。
    (高校入試、大学入試の場合は、子供が自覚しているので勉強のしすぎによる弊害はない)
     ・中学受験の勉強で特に算数は、難しすぎるがその後役に立たないことが多い。
     ・受験勉強のために、読書や好きな趣味をやめてしまう子がいる。
     ・公立中は荒れているところもあるが、それもひとつの社会勉強。また、人間はどんな環境でも自分次第で勉強できる。
     ・中学受験のよい点は、中高一貫校は数学の1年間以上の先取りをするので大学入試に有利。
     ・しかし、人間は本気になれば、成績は急上昇する。
    (ビリギャルの例もある。ただし、成績が急上昇する力のある子は読書をよくしていることが多い)
     ・中学生ぐらいの子は、周囲に影響されるので、周囲が前向きな子が多ければ前向きになり、周囲に後ろ向きな子が多ければ後ろ向きになることが多い。
     ・大学入試でいい大学に入っておくと、就職時の幅が広がる。
     ・しかし、これからは、スタートアップ又は副業からの自立を目指す人が増えるので、就職先はむしろ自分の学べる場にする必要がある。

    ●小学校高学年の学習の重点

    ・小学5年生から、作文だけでなく、すべての教科に、抽象的な思考力が必要とされるようになるので、勉強は難しくなる。
    ・作文の準備としては、親子の対話の機会を作り、親が似た例や自分の感想を話してあげると、子供の語彙力、思考力が伸びる。
    ・勉強は、忙しくなるが、読書は必ず毎日続ける。
     ほかの生徒の読書記録を見て、読書傾向を次第にレベルの高いものにしていけるようにする。

    ●中学生の学習の重点

    ・高校入試のある中学生は、中3になったら必ず過去問を自分なりにやって分析する。
    ・塾や予備校や学校に任せるのではなく、自分と家庭で高校入試を独自に取り組む必要がある。
    ・試験で間違えたところがあれば、今使っている問題集又は参考書のどのページを見ればできるようになるか分析する。
     今使っている問題集又は参考書に載っていない問題はできなくてもよいとする。

    ●高校生の学習の重点

    ・高校の教科は、全教科できるようにしておく。これが、社会人としての一般教養になる。
     受験に出る教科以外は手を抜くというのは駄目。そういう姿勢は、人生のほかの場面でも出てくるから。
     今後は、文系でも数学が必要になるので、数学は1冊の問題集を完璧にという原則でやっておく。
     総合選抜が増えているので、自分の好きな分野があれば、学問的に深めておき、発表できる資料を作っておくとよい。
     こういう学習は、入試に使わなくても、将来の大学生、社会人になってからの生活に役立つ。




  • 森からゆうびん7月号  (951字)  森川林 nane 2024年07月23日 09時48分  16254 ( 森の掲示板)

  • 森から7月の学習グラフ2024/7/18


    7月の学習グラフをお送りします。継続すれば必ず進歩します
     いろいろなグラフがありますが、やっていないところは空欄になっています。作文の字数の目標は、学年の100倍で、小1は100字以上、小6以上は600字以上です。読解検定の点数は平均点の60点以上を目標にしてください。自習記録は自習室を利用した時間です。国数英の確認テストは、それぞれのクラスの最近3か月の成績です。読書記録は毎週の読書の記録です。学習記録は国数英の問題集の記録です。更に詳しい情報はQRコードの学習グラフのページで。

    読書感想文の冊子をご希望の方は個別れんらくからご連絡ください
     言葉の森では、小学校5年生以降に本格的に感想文の勉強をするための準備として、小学校3年生から感想文の指導をしています。しかし、それは、あくまでも小5の勉強につなげるための準備であって、小学校3,4年生で上手な感想文を書かせることを第一の目的にしているのではありません。
     読書感想文の小冊子(A5サイズ28ページ)を希望される方は、個別れんらくからご連絡ください。(QRコードは個別れんらく板のページ)

    アクセスの多かった記事から「日本を復活させるために」
     茶道、華道、鯉の養殖、ウズラの鳴き合わせ、和食、和服、関孝和の数学、伊能忠敬の測量、更には種子島に届いた鉄砲の国内製造などがそうです。
     つまり、作る文化が、日本の文化の特徴だったのです。
     そして、これがこれからの世界の新しい文化になります。
     大事なことは、この作る文化が一部のエリートによってではなく、庶民のレベルで行われてきたことです。(詳細は記事を)

    欠席や振替のウェブからの連絡の仕方。電話の受付は朝7時から
     これまで、電話による受付は、朝10時から夕方17時までにしていました。これを、7月から、朝7時から夕方17時までにします。(土日は朝7時から12時まで)
     電話ができないときでも、個別れんらく掲示板でご連絡くだされば対応できることが多いです。
     連絡のほとんどは、遅刻や欠席の連絡ですので、ウェブからの連絡方法を載せておきます。(詳細は記事を)

    ※「森から」のの説明は、言葉の森のホームページの住所の下に載せています。



  • 7月保護者懇談会資料  (2528字)  森川林 nane 2024年07月22日 10時43分  16250 ( 森の掲示板)




  • https://youtu.be/UI1vWI7xQDs

    ●7月の「森からゆうびん」で学習グラフなどをおくりました

     4月から、生徒の学習状況がわかるように学習グラフをつけた「森からゆうびん」を発行しています。
     6月は、いったん休んでしまいましたが、7月は先日発送しましたので、もう届いていると思います。
     より詳しい情報は、ウェブのページでごらんいただけます。
    https://www.mori7.com/gs/

    ・作文については、字数がほんの少しずつでもいいので、伸びていることが勉強が進んでいる目安になります。
     目標は、学年の100倍から200倍が標準です。
     例えば、小学4年生であれば400字から800字書くことです。

    ・森リン点については、小6以上は、86点56点以上取れればよくできています。

    ・読解検定については、平均点の60点以上になっていることが目標です。
     読解検定は、言葉の森の生徒であれば誰でも受けられるので、機会があれば受検してみてください。(通常550円、国語読解、基礎学力、総合学力クラスの生徒は330円。国語読解、基礎学力、総合学力クラスの生徒はウェブでテストをするだけであれば無料)
     読解検定は、大学入試の共通テストと同じ性格の問題ですから、読解検定で高得点が取れれば、大学入試の共通テストでも高得点が取れます。

     ただし、読解力をつけるためには、問題の分析以前に、問題集読書をしっかりやって難しい文章を読む力をつけておくことが大事です。

    ●受験生は、過去問の結果をもとに重点的な学習を

     夏休みは、自分で決めた重点科目に集中して取り組むことのできる時期です。
     受験生は、すでに過去問をやり終えていると思いますが、もしまだ過去問をやっていないようであれば、夏休みの最初に必ず過去問を仕上げてください。
     塾や予備校の先生は、過去問をやれなどということは言いません。
     生徒が早めに過去問に取り組むと、一律の授業ができなくなるからです。
     過去問は、家庭の責任でやっておくことが大事です。

    ●作文力はますます重要になる

     総合選抜入試が一般化してくると、学力だけでなく、作文力が必要になります。
     作文力はすぐにはつきませんから、毎週の練習で書き慣れておくことが大事です。
     中学生以上の人は、毎週1200字以上の作文を書くことを目標にしてください。

    ●中学生以降の作文は、ChatGPTを利用して

     13歳になると、Gメールのアカウントが取得できます。
     メールアドレスがあると、ChatGPTのアカウントも取得できます。
     作文を書くときに、社会実例を増やす必要がある場合など、ChatGPTを使えば、具体的な実例を見つけることができます。

     言葉の森の教材には、データ集や名言集やことわざ集がついていますが、これはChatGPTなどの生成AIがなかった時代の名残の教材です。
     これからは、自分でいろいろな実例や表現を見つけるようにしてください。

    ●国語読解の勉強は、読書、問題集読書、読検解説で十分に実力がつく

     国語の勉強というと、問題集を解くような勉強を考えがちですが、問題集をいくら解いても力はつきません。
     それは、勉強が、「当たった、外れた」というレベルで終始するからです。
     国語の問題は、理詰めに解いて満点を取ることを目標にすることです。
     そして、理詰めに解く以前の学力として、文章を読む力をつけることが大切です。
     したがって、
    1.中学生の読書は説明文を中心に毎日50ページを目標に。
     小学生は、物語文でいいですが、文章がしっかり書いてある本をやはり50ページ以上を目標に。
    2.問題集読書で問題文を毎日1~2編音読し、1冊の問題集を最後まで読んだらまた最初から読み直し、5回読むようにしてください。
    3.読解検定の問題の正解を理詰めに分析する練習をしてください。

     先日、あるクラスの生徒の話を載せました。
    「国語読解クラスで成績急上昇の中学3年生。1年間でみるみる上達。」
    https://www.mori7.com/as/5126.html

     決められたことをしっかりやれば、誰でも実力がつきます。
     これは、算数数学、英語でも同じです。

    ●創造発表は、これからの学力。

     中根が担当している創造発表クラスは、小6から中3までの生徒がいますが、生徒の発表や質問感想を聞いていると、みんな個性的によく考えていると感心します。
     学校での勉強は、答えが決まっている勉強なので、答えができるようになったらそれで終わりです。
     しかし、本当の勉強は、自分の興味あることを深めていくものです。
     こういう個性的な勉強が、これからの総合選抜(旧AO入試)時代の勉強になります。
    「創造発表クラスの授業風景(小6と中学生)」
    https://www.mori7.com/as/5111.html

    ●小学4年生までの本当の学力は読書力

     小4までの勉強は、やれば誰でもできる基本的な勉強です。
     この段階での成績の差は、本質的な差ではありません。
     成績よりも重要なのは、読書の力です。
     この読書力は、目に見えないように見えますが、読書力があれば、学年が上がるにつれて成績も上がります。

     小学1、2年生で、自分から進んで本を読もうとしない場合は、お母さんが読み聞かせをしてください。
     耳から入る読書が、目で読む読書の土台になります。

    ●小学1、2年生は、毎日の暗唱の習慣を

     暗唱のよくできる子は、学年が上がるにつれて成績がよくなります。
     小学1、2年生は、暗唱力が最もつく時期です。
     小学校低学年の時期に、毎日の学習習慣として、朝ご飯の前の暗唱練習を決めておくといいと思います。
     小学生時代に暗唱力がついた生徒は、中学生になって英語の教科書の暗唱も楽にできるようになります。
     暗唱力は、記憶力だけでなく、読解力、表現力、思考力も伸ばします。

    ▼暗唱検定で5級の合格をした子が増えています。
    https://www.mori7.com/askt/

    ●これから、個別れんらくなどで、保護者の皆様とのコミュニケーションに力を入れていきます。

     保護者の方も、何かありましたら、お気軽に担当の講師や事務局にご連絡ください。



  • 6月保護者懇談会資料  (2379字)  森川林 nane 2024年06月24日 07時19分  16176 ( 森の掲示板)


  • ヤマモモ



    ●これからの勉強の方向
     保護者の世代は、いい大学に入ることがそのまま社会的な成功に結びついていました。
     そのために、受験時には、知識を詰め込む勉強をしました。
     今は、その前提が大きく変わりつつあります。

     ひとつは、一般入試よりも総合選抜入試が主流になっていることです。
     もうひとつは、優秀な学生ほど、就職よりも起業を目指していることです。

     このような変化を考えると、子供の教育の重点は次のようになります。
    ・まず、自分らしい個性を伸ばすことです。
    ・次に、読書力、特に難読力を身につけることです。
    ・更に、作文力を育てることです。
    ・そのための土台となる国語数学英語理科社会などの教科の勉強は、家庭学習を中心に8割できればいいと考えることです。

     個性を伸ばす勉強は、創造発表とプログラミングです。
     読書力、難読力をつける勉強は、国語読解です。
     作文力を育てる勉強は、もちろん作文です。
     教科の勉強は、基礎学力、総合学力、全科学力、国語読解、算数数学、英語です。

    ●読書力、国語読解力をつける
     子供たちの読書力が低下しています。
     挿絵の多い絵本のような本や、短編集のような短い文章を読む子が増えています。
     読書は娯楽ですから、それはそれでいいのです。
     しかし、中学生からは、説明文、意見文のしっかりした読書をする必要があります。
     そのために、小学生時代は、毎日の読書習慣をつけておくことが大事です。
     読書記録を見て、同学年の生徒がどういう本を読んでいるか時々確かめてみるといいと思います。
    ▽読書記録
    https://www.mori7.com/teraon/ds.php (現在15,508件)

    ●作文力は必須
     公立中高一貫校では、作文試験があるところがほとんどですが、私立中学では、作文試験はあまりありません。
     それは、採点のための時間が取れないためです。
     高校入試でも、作文試験が増えていますが、数百字の記述試験でお茶を濁しているところもかなりあります。
     ただし、トップ校は、記述の量が多い試験や、本格的な作文試験があるところが多いです。
     大学入試では、特に総合選抜型の入試では、作文はほぼ必須です。(作文と小論文は同じ意味で使っています)

     これらの事情を考えると、作文試験は、評価が大変だから、できるところとできないところがあるとわかります。
     また、大学入試では、教科の成績で足切りをして、ある点数以上になった人だけ作文を評価するといところもあると思います。

     ただし、今後はAIテクノロジーによって、機械で採点された作文のうち、ある点数以上になったものだけを人間が採点するというふうになります。(森リン採点と同じ仕組みです)
     すると、今後は、作文試験が、入試の中心になると思います。

     作文力のわかりやすいひとつの基準は字数です。
     小学6年生以上は、毎回1200字以上書く力をつけることが目標です。
     ただし、作文力は、短期間でつくものではないので、少しずつその目標に近づくように勉強していってください。
     学習グラフを見て、作文の字数がどのように推移しているかを確認するといいです。
    ▽学習グラフ
    https://www.mori7.com/gs/

    ●国語読解と算数数学と英語は自主学習が基本
     教科の勉強は、教科書と参考書と問題集を使えば、ひとりでできます。
     答えを見てもわからないところだけを、先生に質問すればいいのです。
     大事なことは、毎日の家庭学習として、国語読解、算数数学、英語の勉強をしていくことです。
     1冊の問題集を5回繰り返すことを目標に、その問題集を完璧に自分のものにする勉強をしていってください。

    ●未来の学習、創造発表
     総合選抜型入試の時代には、個性と思考力と発表力が重要になります。
     教科の点数は8割取れていればいいので、あとは自分らしいものを表現する力が基準になります。
     創造発表クラスは、個性を生かし、自分なりに考えたことをみんなの前で発表するクラスです。
     今は、予備校でも、総合選抜型の入試に対応した授業を行っているところが出てきています。
     小中学生の時代から、創造性と思考力と発表力を育てることが、未来の勉強になります。

    ●能率のよい基礎学力、総合学力、全科学力
     国数英理社の勉強は、いい教材があれば、家庭でひとりで進められます。
     しかし、ひとりで勉強するためには、勉強の進捗状況をチェックしてくれるところと、質問に答えてくれるところが必要です。
     基礎学力は小123が対象、総合学力は小456が対象、全科学力は中123が対象です。
     週1回の授業で能率よく勉強し、余裕のある時間は、読書や創造発表に力を入れていくといいのです。

    ●プログラミングは、発展する教材で
     プログラミングの教室は、ロボット作りやゲーム作りなど、特定の分野に絞ったものが多いと思います。
     すると、プログラミングの技術を発展させるということができなくなります。
     難しいのは、Scratchなどのビジュアルプログラミングから、HTMLやJavaScriptやPythonなどのコードプログラミングに移行するときです。
     言葉の森では、常に新しい教材で、プログラミング学習が先に進めるようにしています。

    ●再び読書について
     学校の勉強は、普通によくできているように見える子でも、読書力には大きな差があります。
     読書と言っても、小学校低学年で絵本のようなものばかり読む子や、高学年や中学生で物語文の本ばかり読む子がいます。
     もちろん、読書は娯楽なので、何を読んでもいいのですが、思考力のある子は、説明文や意見文の本を自然に読むようになります。
     この読書力の差が、将来、高校生、大学生、社会人になったときの学力の差になります。
     家庭では、少なくとも毎日読書の時間を設けるようにしてください。



  • 5月保護者懇談会資料  (1495字)  森川林 nane 2024年05月22日 08時05分  16092 ( 森の掲示板)


  • シラン



    ●学習グラフの見方
     学習グラフに、いろいろなグラフを載せました。
    https://www.mori7.com/gs/
     これは、リアルタイムで更新されるので、時々見ておいてください。
     日本国内の生徒には、毎月、A4葉書で郵送します。
     海外の方には郵送ができないので、ウェブで見てくださるようお願いします。
    ▽学習グラフの見本についての記事
    https://www.mori7.com/index.php?e=5063

    ●おすすめの本、「空想教室」
     これからの子育てに参考になる本です。
     amazonでは、
    https://www.amazon.co.jp/dp/4801400191/

     youtubeでは、
    記念講演「思うは招く」植松努氏
    https://www.youtube.com/watch?v=vy4mBW7PL6U

     約1時間半の長い講演なので、途中で見るのを止めるときはそのときの動画の時間をブックマークに記録しておくといいです。
     例えば、14:05でいったん止める場合は、「1405記念講演……」という具合に、頭に経過時間を入れておきます。
     次に再開して、今度は30:20で止めるときは、「3020記念講演……」と書き直しておきます。

    ●子育ての目標は、自立した人間として将来社会で活躍する人間になること。大学合格はその手前の途中の過程
     人口減少社会では、これまでの価値観とは違う価値観で未来を考えることが必要です。
     幸い、日本には、教育的文化的な需要の可能性が広範に広がっています。
     物の需要の時代には、工業生産が必要でした。
     情報の需要の時代には、インターネットテクノロジーが必要でした。
     しかし、これからは、教育と文化の需要の時代です。
     新しい文化を作る仕事には、個性と創造性が必要です。
     ひとつの例は、さかなクンの生き方です。
    ▽さかなクンの一魚一会(いちぎょいちえ)
    https://www.amazon.co.jp/dp/4065244455/
     しかし、ここで大事なのは、第二第三のさかなクンになることではなく、自分らしい生き方を新たに作ることです。

    ●これからの勉強の中心は、作文、創造発表、プログラミングと、基礎学力、総合学力、全科学力。そして、国語読解、算数数学、英語
     自分で自分らしいものを作るということが、これからの学習の基本になります。
     それは、総合選抜入試の時代の生き方にもつながります。
     作る勉強は、作文、創造発表、プログラミングなどです。
     しかし、基本となる教科の知識と技能は身につけておく必要があります。
     それをまとめて行うのが、基礎学力、総合学力、全科学力などです。
     特に伸ばしたい分野があるときは、それぞれ国語読解、算数数学、英語で勉強していきます。
     基本になるのは、毎日の家庭学習です。
     普通に成長する子供たちは、中学3年生ごろになれば、誰に言われなくても熱心に勉強するようになります。
     そのために大事なことは、小学生の低中学年のころは、勉強を煽らずに本人の好きなことができる時間を確保することです。
     その土台になるのが、読書と遊びです。
     高学年の読書には、説明文(伝記や歴史も含む)の読書も入れるようにしていってください。

    ●おまけの話――LINEスタンプ
     総合学力クラスの小学5年生が、創造発表の時間に、自分が作ったLINEスタンプを紹介してくれました(笑)。
    https://store.line.me/stickershop/product/26517237/en
    「今日は何をしようかなあ」とワクワクする生き方が、これからの人生の基本になると思います。



  • 4月保護者懇談会資料――自習室の活用を  (2195字)  森川林 nane 2024年04月22日 07時56分  16006 ( 森の掲示板)


  • シラン



    ●今後の「森からゆうびん」の学習データ

     すでに、「森からゆうびん」というA4葉書で、生徒ごとの
    ・作文字数推移
    ・読解検定推移
    ・学習記録
    を送りました。

     今後、読書記録、自習記録も送ります。

     海外在住の方には、郵送ができなかったので、ウェブで見られるようにします。

     今後、A4葉書による郵送は月1回、ウェブで見るのは毎週ということにしていく予定です。

     定期的に学習データを把握することで、今後の勉強に役立ててください。

    ●勉強には、一定の時間が必要。しかし、少なすぎても多すぎても問題がある

     中学生の学校の成績は、勉強時間に比例しています。
     平日1.5時間、土日2.5時間を目安にしていきましょう。
     また、定期テストの2週間前からは、平日3.5時間、土日6時間を目安にしていきましょう。(以前は土日8時間としていましたが、やりすぎはよくないので土日6時間としました)

     小学生の学校の成績も、勉強時間に比例していますが、大事なことはやりすぎないことです。
     小学1234年生は、学校の勉強も基本的なことばかりですから、時間をかければ誰でも成績はよくなります。

     しかし、ここで勉強をしすぎると、読書や遊びの時間が減り、かえって思考力や創造性がなくなります。
     また、いちばんの問題は、小学校低中学年のころに勉強をしすぎた子は、中学生や高校生になるにつれて勉強嫌いになることです。

     その反対に、小学校低中学年のころにたっぷり遊んだ子は、中学生や高校生になり勉強の必要性を感じるようになると、猛然と勉強するようになります。
     ただし、勉強の習慣ができていることは基本ですから、小学校低中学年では、毎日一定の時間を勉強するという習慣をつけておくことが大事です。

     勉強の時間の中で、最も大事なものは、読書の時間です。

    ●大学入試をゴールにするのではなく、将来の仕事をゴールにする

     教育に関するいろいろな情報が出ていますが、そのほとんどは大学入試までをゴールにしています。
     これは、就職の入口で生きてくるのが、大学のブランドだからです。
     ただし、ブランドは入口だけで、中に入って仕事を始めれば、実力がすべてです。

     ところで、右肩上がりの経済成長と終身雇用の時代は、終わっています。
     年配者の感覚では、いいところに就職すれば一生安泰という感覚が残っていると思いますが、それは最初のうちだけです。

     これから、世の中は大きく変わります。
     どんな社会になっても、自分の個性を生かして、自分がリーダーになるような仕事をしていくことが大事です。
     子育ても、将来のリーダーを育てるという目標で行っていく必要があります。

     そのための教育の基本は、読書力、作文力、創造発表力、コミュニケーション力、そして、どんなときでも幸福に生きようとする力です。
     幸福に生きる力の土台は、お母さんがいつも明るく楽しく生きていることです。
     明るく楽しく生きるために必要なことは、そう決心することです。

    ●自習室の活用を

     現在、自習室は、1年365日、24時間開いています。
     利用者は、まだ多くありませんが、海外の生徒で、夜中の2時ごろから勉強している子もいますし、日本の生徒でも朝早く7時ごろから勉強をしている子もいます。
    https://www.mori7.com/teraon/js.php

     勉強は、退屈なものですから、時間を決めてみんなと一緒にやる感覚が必要になります。
     自習室に入る際に、何を勉強するかという自習記録をつけるので、それが自分の勉強の記録になります。
    https://www.mori7.com/teraon/js_graph.php

     自習室では、次のようなことをするといいです。

    ・読書(学年の10倍が目安=小1は10ページ以上、……小5以上は50ページ以上)
    ・暗唱(100字の暗唱の30回繰り返し。10分あればできる)
    ・国語問題集読書の音読(国語問題集の問題文を1~2編音読。1冊を最後まで読んだら最初に戻り1冊を5回繰り返す)
    ・算数数学問題集1ページ(難問は考えずに、すぐに答えを見ることが大事)
    ・英語の暗唱10分(小学4年生以上は指定図書、中学生は指定図書又は教科書。1ページを20回繰り返すと暗唱できる)
    https://www.amazon.co.jp/dp/4416716311/
    https://www.amazon.co.jp/dp/477002746X/
    ・中学生の定期テスト2週間前は、1日3.5時間

    ★勉強はやりすぎないことが大事

     勉強で大事なことは、やりすぎないことです。
     親は、つい、長くやればやるほどいいと思いがちですが、長くやりすぎると勉強嫌いになり、結局長続きしません。
     その勉強嫌いは、大学生や社会人になってからも続きます。

     一定の時間を決めるか、一定の範囲を決めるかして、その時間や範囲が終わったら、すぐにやめることです。
     そのかわり、短い時間でいいから毎日続けることが基本です。

     保護者の方は、「勉強はさせすぎない」ということをよく理解しておいてください。
     子供は、中3になれば、親が止めても勉強するようになります。
     しかし、それは、それまでに勉強させすぎなかったことが条件です。
     小学生から中学2年生にかけては、一定の勉強の習慣をつけるだけで、あとはたっぷり自由な時間を確保させるようにしてください。



  • 3月保護者懇談会資料  (2940字)  森川林 nane 2024年03月22日 08時17分  15927 ( 森の掲示板)


  • 明け方、えさを待つスズメたち



     3月4週は、オンラインクラスのそれぞれの授業の後半に保護者懇談会があります。
     ご質問などがありましたら、ご自由に担当の先生にお聞きください。
     担当の先生が短時間で答えにくいご質問の場合は、言葉の森事務局からお返事を差し上げます。

    ●中学生以上の生徒は、Gmailのメールアドレスを取得し、ChatGPTとZOOMのアカウントを取ることをおすすめします

     13歳以上は、Gmailのアカウントが取得できます。
     プロバイダのメールアドレスでは、将来変更する可能性があります。クラウド上のアドレスを取得しておく方が継続できます。
     スマホのアドレスではなく、PCでのアドレスを取得しておけば、応用範囲が広くなります。

    ●ChatGPTのアカウントをどう使うか

     ChatGPTは、学習に利用できます。(無料)
     特に、英語の学習には使えます。
     数学については、あまり使えません。論理で説明するのではなく、確率で説明しているからです。
     国語、理科、社会の知識を深めるには役立ちます。
     同じ理由で、創造発表の研究を進める際には、かなり利用できます。
     子供が個性的な質問をした場合、親が一緒にChatGPTで聞いてみることをすれば、親子の楽しい知的な対話ができます。
     作文を書くときの調べたデータなどにも利用できます。
     パソコンで書いた作文の修正を頼むこともできます。
     プログラミングがうまく動かない場合など、原因を見つけてくれることができます。
     これから、IT技術は更に進化します。早めに新しい技術に慣れておくことが大事です。

    ●ZOOMはどう使うか

     これからの学習は、知識の吸収と再現的なものよりも、創造と思考と表現的なものに重点が移っていきます。
     ZOOMのレコーディング機能を使えば、自分の学習の発表を動画でできるようになります。(無料)
     自分で作った動画(10分以内)を発表室に入れることができます。
     将来、総合選抜入試などで、自分の実績をアピールする場合、それまでに作った動画を紹介することができます。
     プレゼンテーションに慣れ、プレゼンテーション力が身につきます。

    ●作文学習の上達度は、字数と森リン点を目安に、

     作文の勉強が進んでいるかどうかは、字数の推移を見るとわかります。
    https://www.mori7.com/oka/sk_tenn.php
     学年の200倍が目標です。
     小1は200字、小2は400字、……、小6以上は1200字が書けていれば、実力は十分にあると考えてください。

     字数が目標を達成している場合は、森リン点を目安にしてください。
    https://mori7.com/moririn/moririn_rank.php

     森リンベスト
    https://www.mori7.com/moririn/mori_best.php

     小学5年生以上は、できるだけパソコンで作文を入力してください。
     受験作文がある場合は、半年前から手書きに戻せば間に合います。

    ●知識の詰め込みの時代から、個性と思考力と創造力の時代へ

     大学入試が、大きく変わりつつあります。
     知識中心の入試から、総合選抜型の入試に移行しているからです。
     中学入試、高校入試は、まだ遅れているので、知識中心の入試が主流ですが、大学入試以降は、かなり変わります。
     総合選抜は全大学の50%以上、東北大学では次年度から100%総合選抜入試に。
     高校生時代に、自分の得意分野を伸ばすために、高校では、科学部、生物部、地学部など知的なサークル活動に所属して好きな研究を深めるということも考えていいと思います。

    ●小学校低学年の子供は勉強よりも、読書と対話と遊び。親がコントールしすぎないことが大事

     言葉の森に小学校低学年で参加する子は、優秀な子が多いです。
     そういう子を見ると、親はつい勉強に力を入れたくなりますが、低学年の時期は勉強よりも、読書と対話と遊びに力を入れることが大事です。
     その理由は、勉強は成績はよくするが頭をよくしないからです。
     頭をよくするのは、読書と親子の知的な対話と自由な遊びです。
     また、小学2年生までに、親がコントロールしすぎた子は、小学4年生ごろから親の言うことに反発するようになります。
     低学年のころは、親の言うことを素直に聞きますが、そのころからできるだけ子供の自主性を尊重するようにしていくことが大事です。

    ●中学生の学校の成績は、勉強時間に比例する

     中学生の勉強は、難しいものではありません。
     学校の先生によっては、わざと難しい問題を出す人もいますが、教科書に載っている基本を全部マスターしておけば、学力面では何も心配は要りません。
     中学生の成績を左右するのは、単に勉強時間が長いかどうかだけです。
     平日の勉強時間1.5時間、土日の勉強時間2.5時間。定期テストの2週間前からは、平日3.5時間、土日8時間と目標にして、全教科少なくとも80点以上取ることを目指してください。
     しかし、頭をよくするのは勉強ではなく、読書です。
     将来のことを考えて、テスト対策期間以外は、説明文の読書を中心に毎日50ページ以上を目標に読書を続けていきましょう。

    ●高校生は、総合選抜入試を念頭に置き、自分の個性を学問的に伸ばす時間を

     これからの大学入試は、総合選抜が主流になります。
     成績を上げるだけでなく、自分の個性を学問的に伸ばす時間を作っていきましょう。
     個性を学問的に伸ばすのは、ひとりでは難しいので、サークル活動に入るか、ChatGPTを利用するかしていきましょう。
     ネットをフルに活用すれば、海外のサイトとも交流できるようになります。
     そして、大学入学を勉強のゴールにするのではなく、そのあと社会でどう活躍するか、自分なりのベンチャービジネスをどう立ち上げるかなどを考えながら、勉強を進めていきましょう。

    ●勉強の基本は家庭学習

     勉強は、塾に行くとか、誰かに教えてもらうとかではなく、家庭でしっかりやっていくことが基本です。
     今は、いい参考書も問題週もそろっています。人に教えてもらう必要はありません。
     ただし、たまに質問をしたいことがあったり、ひとりではやる気を持続しにくいことがあったりすることを考え、基礎学力クラス、総合学力クラス、全科学力クラスを作りました。
     また、作文については、ひとりでは自分自身の評価がわからないので、人に教えてもらう必要があります。
     ほとんどの勉強は、他人に頼るのではなく、自分の力でやれると考えておくことが大事です。
     そして、空いた時間を自分の個性を伸ばすために使うのです。

    ●これからの世界は激動の時代に

     これからの世界は大きく変わります。
     テレビや新聞を見ているだけでは、世の中の本質的な変化はわかりません。
     最もあてになるのは、書籍です。
     自分の関心のあるテーマについて、アマゾンなどで検索し、関連する本を読んでいくことが大事です。
     YouTubeやSNSは、自分のそれまでの閲覧履歴に合わせて情報が表示されるので、かえって考えが偏る可能性があります。
     本を読んで、信頼できると思った人のYouTubeやSNSを見ることが、役に立つと思います。



  • 2月保護者懇談会資料  (1721字)  森川林 nane 2024年02月22日 16時58分  15807 ( 森の掲示板)

  • ●勉強力の基準は、読書力、暗唱力、創造発表力

     学校の勉強は、時間をかけてやれば誰でもできます。
     成績は点数がつくので目につきやすいですが、本当に大事な学力は目につきにくいものです。

     そのひとつが読書力です。
     本を読むことに熱中して、話しかけても気がつかないというような子は、学年が上がるにつれて学力が伸びます。

     もうひとつは暗唱力です。
     低学年の生徒で、暗唱の練習を家庭でできる子は、ほかの勉強も全部できるようになります。
     暗唱が毎日続けられるかどうかは、家庭学習の基準です。
    (でも、無理をしないでください。)

     中根の担当しているクラスで、時どき面白い試みをします。
     例えば、国語の問題集のひとつを選んでその内容を短歌で表そうとか、算数数学のオリジナルな問題を作ってみようとか、Google翻訳で自由に英作文を作ってみようとかいう課題です。
     そのときに、嬉しそうな顔をして喜んで取り組む子は、創造力のある子です。
     今後は、このように勉強に創造的に取り組む姿勢が必要になります。
     大学入試の50%以上が総合選抜入試になる時代で、東北大学は新年度から100%総合選抜にするようになりました。
     勉強の幅を広げて楽しめるような工夫をしていってください。

    ●漢字、計算、英語

     漢字の書き取りは、いずれなくなります。(遠い先の話ですが)
     計算の練習も、基本さえわかっていればいいとなります。
     英語も、AIテクノロジーによって、英語力のあることの優位性はなくなります。
     しかし、いずれもそれは先の話で、しばらくは入試で、漢字も計算も英語も必要です。
     特に、真面目に勉強しているかどうかは、漢字力と計算力と英語力に表れるので、評価の中心になりやすいところがあります。
     しかし、将来のことを考えて、漢字、計算、英語以外の思考力、創造力を伸ばす勉強に力を入れるようにしてください。
     思考力のためのいちばんの勉強方法は、難しい説明文の本を読むことです。
     ただし、小学生の場合は、難しい本をよむことよりも、楽しい本をたくさん読むことの方が大事です。

    ●作文を通して親子の対話を深める

     小学1、2年生は、自由な題名の作文です。
     作文の題材作りにお母さんやお父さんが参加すると、作文の内容が深まります。
     子供に自由に書かせるだけでなく、作文に書けそうな企画を家庭でしていくといいです。
     この親子の交流の中で、子供の語彙力と思考力が伸びます。

     小学3~6年生は、題名課題と感想文課題です。
     ここで、子供が、両親に似た例を取材することが多くなりますから、お父さんお母さんは、子供の取材に答えられるような面白い体験談を用意しておいてください。
     これは、思考力語彙力を育てるだけでなく、子供の人生観を育てる勉強になります。
     作文の勉強のいちばん価値のあることが、この親子の対話ができることです。

     中学生高校生は、定期テストなどがあると作文をじっくり書けないときもあります。
     そういうときでも、構成メモで考えることだけはしておくといいです。
     場合によっては、メモをもとにChatGPTの助けを借りて書くような場合もあると思います。
     ただし、勉強は自分の成長のためにするものであって、人に見せるためにするものではないということを、親子で時どき確認しておくといいと思います。

    ●今後、言葉の森はコミュニケーションを盛んにする方向で運営していきます

     現在、個別れんらく、発表室連絡、個人面談など、保護者と講師がコミュニケーションを取る機会がありますが、今後これらをもっと活性化していく予定です。

     また、ウェブの情報だけでなく、アナログのA4葉書を言葉の森から定期的に送るようにします。

     生徒の成績のデータをウェブで探すのが難しいと思いますので、そのA4葉書にその生徒のデータをQRコードで見られるようにしていく予定です。

    ●自習室をもっと活用してください

     自宅で勉強するきっかけをつかみにくい場合は、自習室に入って勉強するというようにしてください。
     時間は短くていいので、例えば、自習室に入って10分間読書をするというようなことでもいいです。
     いつでも参加できますので、自由に利用してください。



  • 間違い送信  (66字)  森川林 nane 2024年01月28日 12時10分  15722 ( 森の掲示板)

  •  先ほどお送りした記事は間違いでした。
     ウェブには表示されていません。
     メールが届いた方は、削除しておいてくださるようお願いします。



  • 1月保護者懇談会資料  (1082字)  森川林 nane 2024年01月22日 16時56分  15683 ( 森の掲示板)




  • ●動画:https://youtu.be/JUaLg9lAenI

     勉強の様子が把握できるように、学習の結果を表やグラフで見やすくしました。
     ご家庭でも、時々子供さんの勉強の様子をチェックしてみてください。

    1.確認テストの結果とその経過がわかるようにしました。
    https://www.mori7.com/kt/
    ・生徒コードを入れて確認ボタンを押すと、これまでの点数が表示されます。
     12月までは、100点を取るまで解き直すことにしていましたが、結果がすぐに確定して正解を見られた方がいいので、1月からは1回で点数を確定することにしまし。
     それぞれの確認テストのページの「グラフ」というところをクリックすると、偏差値のグラフが出てきます。
     偏差値50以上であれば、よくできているということです。

    2.学習記録のグラフを作りました。
    https://www.mori7.com/teraon/gs_graph.php
    ・生徒コードとパスワードを入れて送信すると、問題集をどれだけやっているかということが表示されます。
     1冊の問題集を5回繰り返すことを目標に勉強を進めていくようにします。

    3.小学5年生以上の生徒は、自習室を活用してください。
    https://www.mori7.com/teraon/js.php
    ▽参考記事
    https://www.mori7.com/as/4940.html
     勉強の中心は、授業に出席することではなく、毎日の家庭学習を進めることです。
     しかし、家庭学習はきっかけがつかみにくいので、家族で話し合って、「○時から○時まで自習室で○○をする」ということを決めておくといいです。
     自習の内容は、暗唱10分、読書30分、国語の問題集読書10分、算数数学の問題集1ページ、英語の問題集1ページなどと決めるといいと思います。

     自習も、これまでの経過がグラフとして表示されるので、励みになると思います。
    https://www.mori7.com/teraon/js_graph.php

    4.作文、創造発表、プログラミングは、発表を目標として勉強を進める
     国語、算数数学、英語などの教科の勉強と違い、作文、創造発表、プログラミングは、点数による評価はありません。
     そのかわり、自分のオリジナルな作品を発表することができます。

     今後、中学1年生以上は、メールアカウトを取得し、ChatGPTやZOOMやYouTubeのアカウントを作っておくといいです。
     発表は、自分のZOOMでレコーディングをし、そのmp4ファイルを発表室にアップロードする形で行うことができます。



  • ChatGPTの講習会(定員5名)  (155字)  森川林 nane 2024年01月03日 07時59分  15630 ( 森の掲示板)

  • ※定員になりましたので、受付は終了しました。1/6
     別の日程がきまりましたら、またご連絡します。
     現在までの参加者は、
    ・かいしゅう君
    ・ともてる君
    ・みずかぜ君
    ・ひろと君
    ・キビタキ君
    ・だいき君
    です。
     もし、変更があるようでしたら、ご連絡ください。

     講習会に参加される方はコメント欄にお書きください。
    (要生徒コード)



  • 12月保護者懇談会資料  (5047字)  森川林 nane 2023年12月22日 08時13分  15598 ( 森の掲示板)




  • https://www.youtube.com/watch?v=BDW17Iv2jvE

    確認テストは1回目で確定し、すぐに正解が見られるように

     これまで、確認テストは、1回目で採点し、そのあと間違えたところを再度解き直しできるようにしていました。
     しかし、早めに正解を見て理解する方が能率がよいと考えたので、1回目で点数を確定し、すぐに正解が見られるようにします。

    新年度の教材で、中学生の数学・英語は、発展新演習から標準新演習へ(2月に改訂版が出ると思います)

     中学生の数学と英語の発展新演習は、演習問題Bで難問がかなりありました。
     通常の高校入試ではそのような難問は出ないので、新年度から教材を標準新演習にします。
     そのかわり、問題集は1冊を100%解けるようになることを目標にし、できた人は学年先取りをするようにします。
     小学456年生の算数問題集も、1冊が100%解けることが目標です。
     小学23年生のジュニア新演習は、難しい問題がかなりありますが、どうしても解けない難問はないので、このまま続けます。

    ●同学年生徒を中心にするためにクラスの統合を計画

     クラスによっては、小学生と中学生・高校生が混在しているクラスが、同じ時間に複数ある曜日時間があります。
     生徒どうしの発表と対話を生かすために、今後、学年を基準にクラスの統合をすることを考えています。

    登校しぶり、不登校の子は、早起きの生活を続けるために、朝のクラスに参加を

     学校に行きたくない子、行けない子が増えています。
     学校に行かなくても勉強の心配はありませんが、毎日の生活習慣作りと、友達とのコミュニケーションは必要です。
     オンラインクラスの朝のクラスは、まだ土日が中心でほとんど満員ですが、平日の朝のクラスも開設できます。
     ご希望があればご連絡ください。

    個人面談の希望は、個別れんらく板で――授業のあとに1人10分、又は保護者会で

     保護者と講師のやりとりは、個別れんらくでできますが、直接話をしたいという場合は、個人面談の希望をご連絡ください。
     個人面談は、授業のあとに10分間行っています。
     講師によっては、保護者会というクラスを設けている場合もありますので、そこで話をすることもできます。
     個人面談の希望は、個別れんらくでお願いします。

    ●よく書けた作文は、朝小に投稿を

     朝小には、言葉の森の生徒が毎月のように載っています。
     小学生で、よく書けた作文は、朝小に投稿してみるといいです。
     ただし、子供の書いた作文には、保護者が手を加えないようにしてください。
     直すのは、明らかな誤字だけとしてください。
    ・送り先は、言葉の森新聞の4週号に載っています。
    ・言葉の森の作文用紙は使わず、市販の作文用紙を使ってください。
    ・会話の書き出しはパターン化しやすいので、省略するか情景の書き出しなどに変えるといいです。
    ・保護者へのインタビュー自体はいいことですが、パターン化されているとみなされることがあるので、省略してもいいです。
    ・ダジャレ自体はいいことですが、これも無理があるとみなされることがあるので省略してもいいです。
    ・人や学校の固有名詞は、できるだけ匿名にするか省略するかしてください。
    ・ほかのところに応募した作品を投稿すると、二重投稿になるので、しないようにしてください(これは基本的なルールです。)

    ●言葉の森は、中学受験の作文の指導はするが、中学受験自体の指導はせず――公立中高一貫校の倍率5~7倍の入試は小学生には非現実的な受験勉強。受験塾の過度の詰め込みからは距離をおくことも必要

     受験作文については、言葉の森で勉強するのが最も効果が高いです。
     しかし、公立中高一貫校の受験は、倍率5~7倍のところが多く、小学6年生が合格を目指して受験勉強をするのは現実的ではありません。
     また、私立中学受験に関しては、いろいろな偏差値の学校があるので、どこかには合格できますが、今の学習塾は詰め込み勉強をするので、子供の生活が受験一色になりがちです。
     そのため、受験勉強をしすぎた子の中には、中学生になってから勉強に飽きる生徒も増えています。
     また、勉強の本当のゴールは、大学入試に合格することではなく、大学を卒業したあと社会で自分らしく活躍することです。
     そのため、言葉の森では、受験対策よりも、本当の学力をつけることを目標にした勉強を行います。
     結果として、そういう本筋の勉強をした子の方が、受験にも成果を出しています。

    ●これから重要になる学力は、読書力、作文力、発表力。総合選抜の大学入試でも、社会人になってからも使える学力を。――中学生以上は説明文の読書が大切

     世界と日本の教育は、大きく変わっています。
     大学入試は、これまでのペーパーテスト中心の評価から、その生徒の学習歴、創造性、思考力、発表力、学習意欲を見る方向に進んでいます。
     そして、何よりも、大学入試はゴールではなく、社会に出てからの仕事がゴールという認識が必要になっています。
     当面の目標は受験だとしても、勉強だけでない幅広い学力を育てておくことが大切です。
     本当の学力は、読書力と作文力とコミュニケーション力です。
     中学生以上は、特に、説明文の読書の力をつけておくようにしてください。
     読書記録のページを見て、同学年の他の生徒がどういう説明文を読んでいるか見ると参考になります。
    ▽読書記録
    https://www.mori7.com/teraon/ds.php
    ・学年のところをクリックすると、その学年の読書記録だけが表示されます。

    基礎学力クラス、総合学力クラスの国語、算数、英語は選択式に――国語だけやる形でも可。ただし、暗唱と創造発表は固定

     小学1234年生対象の基礎学力クラスと、小学456年生対象の総合学力は、国語、算数、暗唱、英語、発表を週ごとに行う授業です。
     しかし、生徒の中には、算数はすでにほかのところでやっているとか、英語はほかのところでやっているとかいう生徒もいます。
     そこで、国語、算数、英語に関しては選択式にし、すべて国語にしてもいいし、国語と算数だけにしてもいいし、国語と英語っだけにしてもいいとします。
     ただし、授業の中では、全体向けにはその週の科目の授業を行います。
     学習記録に、あらかじめどの問題集の何ページから勉強するかを入れておいてください。
     暗唱と発表の週は、固定で行います。

     勉強は、家庭学習が基本です。
     家庭で毎日の読書と、暗唱と、漢字の書き取りと、算数問題集と、英文の暗唱とができていれば、塾などに行く必要は特にありません。
     ただし、全体をチェックする場所と、友達と一緒に勉強する時間は必要なので、基礎学力クラスと総合学力クラスは、そのための場所として開いています。
     いろいろな勉強をあちこちの教室でやるよりも、基礎学力クラスと総合学力クラスにまとめて受講するのが無理のない能率のよい学習になります。
     なお、総合学力クラスについては、今後中学生も対象にする予定です。

    国語力の基本は問題集読書で1冊を5回繰り返す。読解検定の分析は保護者も協力して

     国語力の勉強は単純です。
     問題集読書をできるだけ音読で毎日1~2編続けること、読解検定の×だったところの分析をすること、この2つだけです。
     ただし、読解検定の分析は、子供だけでは甘くなりやすいので、保護者の方も一緒に協力してください。
     これまで、国語読解がの成績が上がった子は、保護者の方が読解検定の分析を一緒に考えてあげていたことが多いです。
     読解検定ランキングに載ることを目標に勉強していってください。
    ▽読解検定ランキング
    https://www.mori7.com/dokken/dk_rank.php

    算数数学は、標準問題集で1冊を100%完璧に――数学力の土台にも読解力がある

     算数数学の勉強は単純です。
     1冊の問題集を100%完璧に仕上げることです。
     いろいろな問題集をそれぞれ8割ぐらいずつ仕上げる勉強では力はつきません。
     学習塾の中には、分厚い問題集を使ったり、次々にいろいろなプリントを渡したりするところもありますが、それは能率の悪い勉強の仕方です。
     1冊を完璧にということを守って勉強していってください。

    英語は、英文暗唱を基本に――AGIの進歩で英語の重要性は低下するが、当面の入試ではまだ英語が学力評価の基準に

     英語の学習は、ChatGPTなど、今後AGI(Artificial General Intelligence。汎用人工知能)の発達によって必要性が低下します。
     すでに、翻訳に関しては、辞書で調べて逐一翻訳するような人はいません。ウェブ翻訳で概略がわかればいいということになっています。
     スピーキングとヒアリングについては、日本人が不得意な分野ですが、これも対応する機器とソフトの利用でカバーできるようになりつつあります。
     ただし、学校教育の世界は対応が遅いので、今のところは入試で英語は重視されています。
     それは、英語の成績は、勉強全体を真面目に取り組んだことと相関が高いからです。英語のよくできる人は、ほかの勉強もよくできます。
     だから、大学入試の総合選抜でも、英語力が足切りに使われています。
     当面の入試では、まだ英語力は必要ですが、これから重要性は低下し、やがて語学の試験というものは、英語だけでなく中国語も含めてなくなります。
     そのときに残るのは、母語である日本語で深く考える力です。
     少なくとも、小3までは日本語を中心に勉強するようにしてください。

    創造発表は、新しい学力――5割を超えた大学入試の総合選抜型に対応できるのは個性と創造性と思考力と発表力。中学生以上はChatGPTを活用した研究を

     探究学習は、2022年からは高等学校でスタートしています。
     今はまだ始まったばかりですが、これからの大学入試では、この探究学習的な学力が評価されるようになります。
     すでに、大学の総合選抜入試では、学力はオール4程度でいいので、あとはいかに個性と思考力と創造性と意欲を持っているかが問われるようになっています。
     創造発表の学習は、教科書のない勉強ですから、すべて子供の興味関心に基づいて学習を進めるかたちになります。
     このときに使えるのが、ChatGPTなどのAGIの利用です。
     中学生(13歳)以上の生徒は、ChatGPTに自分のアカウントで登録できます。
     小学生の生徒は、保護者の方が登録して、創造発表の勉強の方向を相談していくようにするといいです。
     ChatGPTは、単なる検索サービスと異なり、質問を次々に深掘りしていくことができます。
     子供が興味を持つテーマは漠然としたものが多いので、それをそのまま研究することがなかなかできません。
     しかし、だからと言って、探究学習的な本に書いてあるとおりのことをそのままなぞっても面白くありません。
     自分のやりたいことを、自分なりに研究していくためには、AGIの利用が必要になります。
     現在、高校で行われている探究学習は、グループでテーマを決めて行い、発表も年に数回という中途半端なものです。
     本当の探究学習を行うためには、ひとりで研究し、頻繁に発表する機会を作ることが必要です。
     創造発表クラスは、今後中学生、高校生の人も含めた、高度な探究学習として進めていく予定です。

    プログラミングは、小学生はScratchを学び自分なりに工夫できるように。中学生以上は、HTML、JavaScript、Pythonに。小学校高学年以上は、HTML作りで女子の参加も

     プログラミングに関心を持つ生徒は男子が多いので、現在のScratchなどのプログラミングテキストも、男の子向けのゲーム作りのようなものが多いです。
     しかし、プログラミングは緻密に考えることのできる女子に向いています。
     これからの社会では、プログラマーになる必要はありませんが、どんな仕事でもプログラミング的な発想が必要になってきます。
     Scratchの次の学習であるHTML作成は、ものづくりの好きな女子にも楽しめる分野です。
     また、JavaScriptやPythonは、知的な学習が中心になるので、女子も男子も同じように取り組むことができます。
     新しいことに取り組みのが好きな女子は、プログラミングクラスに参加してください。



  • 【重要】作文個別の生徒の振替について  (649字)  森川林 nane 2023年11月30日 15時04分  15547 ( 森の掲示板)

  •  作文個別の生徒の振替について、次のように変更します。

     作文クラスの生徒については、変更はありません。

     言葉の森では、これまで欠席した分の振替を受け付けていましたが、現在、振替システムを続けることが難しくなってきました。
     その理由は、作文クラスを担当する講師の割合が増えたために、授業の途中に10分程度の振替指導を入れることが難しくなったためです。

     そこで、振替については、12月から次のようにさせていただきます。

    1.振替は、これまでは、10分以内にできる場合がほとんどでしたが、今後はもう少し長い時間待っていただくことが多くなります。もし30分たっても振替講師が決まらない場合は、その振替はキャンセルにしてただくことがあります。その場合は、後日あらためて振替をご連絡ください。

    2.作文個別の方も、作文クラスで振替することができます。ご希望の日時をご連絡いただければ、振替のできるクラスをご紹介します。
     ただし、連絡は振替希望の前日までにお願いします。
     作文クラスへの振替は、読書紹介や予習の発表ができ、その場で作文を書き始めることができるので、おすすめです。
     初めて作文クラスに振替をされる場合は、事前に、平日又は土曜の朝8:30からの初参加説明会にご参加ください。(保護者のみで結構です。時間は20分程度)

    3.指名振替というかたちで、講師を指定し、講師と生徒保護者様の間で直接振替の日時を相談していただくことができます(有料550円)。
     指名振替を希望される場合は、言葉の森までご連絡ください。



  • 11月保護者懇談会資料  (1427字)  森川林  2023年11月22日 13時39分  15514 ( 森の掲示板)

  • 11月保護者懇談会資料

    水草

    ●動画:https://youtu.be/0EoUus9d4L0

    ●読書記録で、同学年の読んでいる本を参考に

     読書記録は、現在6500件の記録があります。
     学年のところをクリックすると、該当する学年の生徒の読書記録だけが表示されます。
    https://www.mori7.com/teraon/ds.php
     同学年の他の生徒が読んでいる本を参考に、自分の本の幅を広げていってください。
     特に、小学校高学年の生徒は、物語文だけでなく、説明文の本も読むようにしていきましょう。

    ●大学入試は総合選抜の流れが広がる――個性と読書が土台

     大学入試は、お父さんお母さんが高校生だったころの入試とは違い、一般入試よりも総合選抜型の入試(AO入試)が主流になりつつあります。
     1点差を競うような知識詰め込み型の勉強から、創造性と思考力と発表力が評価されるようになっています。
     小中学生の生徒は、まだ実感がわかないと思いますが、今のうちから個性と意欲と思考力を伸ばす教育をしていきましょう。

    ●今後の大事な勉強は、読書、作文、数学

     AIテクノロジーの進歩によって、知識型の勉強は急速に重要性を低下させています。
     生徒本人の身についた学力という点で、大事なのは、読書力(読解力)、作文力(小論文力)、数学力になっています。
     今後は、大学入試の文系でも数学が必須になるので、数学は中学生の時期から得意にしておくことが必要です。
     数学の勉強法は、1冊の問題集を完璧に仕上げることです。
    (何冊もの問題集を8~9割仕上げても力はつきません。)

    ●家庭での勉強がはかどらない人は自習室の活用を

     中学生までは、家庭学習はリビングで行うのが原則です。
     中3になるまでは勉強の自覚がまだないので、自分の部屋などで勉強をすると集中できなくなるからです。
     家庭学習で、集中するきっかけがつかめない場合は、朝~夜まで開いている自習室を利用してください。
    https://www.mori7.com/teraon/js.php

    ●小123年生は、基礎学力クラスで国語算数暗唱発表の学習を

     子供たちの勉強の基本は家庭学習です。
     家庭学習の目標作りに、小学123年生の場合は、基礎学力クラスが役立ちます。
     毎週の授業に合わせて、毎日の国語・算数・暗唱の勉強を進めていってください。

    ●小456年生は、総合学力でクラスで国語算数英語発表の学習を

     基礎学力クラスと同じですが、子供たちの勉強の基本は家庭学習です。
     家庭学習の目標作りに、小学456年生の場合は、総合学力クラスが役立ちます。
     毎週の授業に合わせて、毎日の国語・算数・英語の勉強を進めていってください。

    ※今後、中学123年生対象の全科学力クラス(国語・数学・英語・理科社会)も開始する予定です。

    ●新年度の教材注文は2月以降に(学習指導要領改訂の影響で今後も改訂あり)

     学習指導要領改訂の影響がまだ続いています。
     新年度の教材が確定するのは2月ごろですので、新学年の教材は2月以降に注文するようにしてください。

    ●作文個別の振替は廃止。作文クラスで行う方向に

     作文クラスの生徒と講師が増えたため、作文個別を担当する講師の振替授業
    がしにくくなってきました。
     そこで、12月より作文個別の振替授業の制度は廃止します。
     そのかわり、作文個別の生徒も作文クラスで振替できるようにします。
     今後、作文クラスへの振替の仕方がわかるページを作ります。



  • カレンダーを更新しました  (82字)  森川林 nane 2023年11月06日 14時35分  15476 ( 森の掲示板)

  • 2024年のカレンダーを更新しました。
    https://www.mori7.com/mine/mine_koiwa.php

    ホームページのいちばん上にリンクがあります。



  • 10月保護者懇談会資料  (2121字)  森川林 nane 2023年10月22日 16時22分  15431 ( 森の掲示板)


  • ピラカンサ(タチバナモドキ、トキワサンザシ)

    ●動画:https://youtu.be/jeluem0Q1Vo

    1.世の中の大きい変化
     大学の総合選抜入試が増えている。今後は総合選抜が主流に。
     「しかし、総合選抜と一般入試のどちらが……」という問いは、もう時代遅れ。
     大事なことは、大学入試をゴールにすることではなく、社会に出てからの仕事をゴールにすること。

    2.社会に出てからの仕事も、今は大きく変わっている。
     昔、大企業、銀行、マスコミ、公務員、医師、弁護士などは人気の仕事だった。
     それは、日本の社会全体が右肩上がりで成長している時代だったから。
     今、社会は新しい成長の方向を模索している。
     東大でも、トップクラスの学生は起業を目指し、大学もそれを授業や融資制度でバックアップしている。
     それが可能になったのは、資金調達が容易になった、失敗してもやり直しが効くようになった、ネット環境と新しいツールで大きな組織や設備が必要なくなった、ことなどによる。
     学力は、とりあえず全教科オール4(と5が少し)を目指していれば十分。
     重箱の隅をつつくような試験で、必要以上の高得点を取る必要はない。
     そのかわり、空いた時間で、説明文意見文の読書に力を入れる。
     勉強は頭をよくしないが、読書は頭をよくする。

    3.子供の生活の重点は、読書、数学、興味関心を伸ばすこと。
     数学の感覚は、文系でも必要になる。
     数学は得意になるまで時間がかかるので、小中学生のころに少なくとも苦手にしないこと。
     思考力の土台は、日本語力。
     低学年からの英語のやりすぎには弊害がある。
     英語・中国語などの外国語の習得は、今後のAIの発達で重要度が低下する。
     やがて、日本語力だけで世界に進出できるようになる。

    4.小中高生の読書は、学年相応の本を読むことが大事。
     低中学年のころに、絵本や漫画は娯楽として読むのはもちろんよいが、毎日の読書としては、必ず字の多い本を読む必要がある。
     読書の習慣は勉強よりも大事なので、
     子供が自分で読むのを嫌がるときは、保護者が読み聞かせをする(小学生になっても読み聞かせは有効)
     幼児低学年の子供の問題行動(言うことをきかない、騒ぐ、暴れるなど)は、読書によって日本語が入ると自然に改善する。
     低中学年の読書は、質よりも量が大事なので、面白い本をふんだんに読むようにする。
     真面目な本、勉強的な本だけでは、読書に熱中する習慣が育たないから、物語文の面白い
    本を読むようにするとよい。
     小学校高学年、中学生、高校生は、物語文はもちろん読んでもいいが、物語文だけでは思考力がつかない。
     今後の国語の入試は、物語文の読解から、説明文意見文の読解に比重が移る。
     説明文意見文の本は、ちくまプリマー新書、岩波ジュニア新書などを参考にするとよい。
     読書は、読んでいてあまりおもしろく感じなかった場合は、目次をもとに必要なところだけ読んで次の本に移るとよい。
     読書は、2冊以上を並行して読んでよい。1冊を読み終えるまで次の本を読まないということのないように。

    5.これから重要になる、コミュニケーション力、プレゼンテーション力。
     日本の教育文化では、発表力は軽視されているが、今後の大学入試では、面接、口頭試問、集団討論などに対応できる力が必要になる。
     そのため、オンラインクラスでは、読書紹介、一人一言など、生徒が自分から話す時間を取るようにしている。
     一見雑談の時間のように見えるが、短い時間で的確なことを簡潔に面白く言える力は、将来役に立つ。

    6.学年別・教科別のまとめ
    ・低学年の重点は、読書(字の多い本)と暗唱と親子の対話といろいろな体験。
    ・国語の勉強は、読書と問題集読書と読検の解説(問題集読書は、毎日1~2編音読で読み、1冊の問題集を年間を通して5巡繰り返す)。
     中学生の定期テスト対策としては、テスト前に文法と古文を問題集でやっておく。
    ・算数数学の勉強は、問題集を1冊決めて、できなかった問題を解法を見て理解し、できなかった問題だけを反復して、全部の問題が完璧にできるまで繰り返す(5巡が目安)。
     中学生の発展新演習の演習問題Bやまとめの難問は飛ばしてもよい。最低限、例題と確認問題だけは完璧に仕上げる。
     算数数学の勉強は、毎日1ページが目安。
     苦手な人は、学年を下げて、毎日2ページを目標に。
     算数数学が得意な人は、学年を上げて進む。
    ・英語の勉強の基本は、英文の暗唱、問題集の文法のページの理解。
     英文の暗唱は、教科書の1ページを20回音読して、暗唱、暗写ができるようにする。
     教科書の暗唱ではなく、下記のテキストの暗唱でもよい。(今の教科書は、会話文が多いので、役に立たない面があるから)
    「英語好きな子に育つ たのしいお話365」
    https://www.mori7.com/teraon/tanngenn_eiann.php
    「英会話・ぜったい・音読 【入門編】」
    https://www.amazon.co.jp/dp/477002746X/
    ・受験生は、志望校の過去問対策を勉強の基準にする。
     過去問で7割取れるようになることを目標に、勉強の重点を決める。



  • 9月保護者懇談会資料  (2144字)  森川林 nane 2023年09月23日 06時09分  15330 ( 森の掲示板)

  • ●教室の移転

     8月から教室を移転しましたが、40年間の蓄積のあるガラクタを処理するために、だいぶ時間がかかりました。
     特に、本が大量にあり、ほとんどに傍線が引いてあるのでブックオフに出すこともできず、まとめて廃棄業者に持っていきました。

     新しい教室は、かなりコンパクトになりました。
     生徒は、すべてオンラインで、今は、通学生はいないので、これまでのように駅近くの便利なところに教室を置くという必要はなくなりました。

     今度の教室は、近くのJRの駅からは徒歩30分のところです(笑)。
     そのかわり、自然に恵まれていて、近くの山と水田のある広い公園があります。
     教室の庭のサンショウの木には、毎日のように、アゲハチョウが卵を産みに来ています。

     移転の作業が一段落しつつあるので、これから、ホームページの更新と指導運営の充実に力を入れていきます。

    ●低中学年の子育て

     小学3年生までは、子供は親の言うことをよく聞きます。
     しかし、この時期に、子供をコントロールしすぎないことが大事です。

     子供は、小4のころから次第に自立を始めます。
     大事なことは、子供が自立するようになっても、親子の対話が続けられることです。
     そのためには、小3のころまでに、子供の自主性を尊重していくことです。

     親のペースでやらせた方が能率がいいと思っても、親が指示するのではなく、子供の意向を汲みながらやっていくことが大事です。

     勉強は、小3までは、難しいことは何もありません。
     勉強の内容よりも、毎日同じ時間に同じ家庭学習をするという習慣をつけることです。

     勉強よりも大事なのは読書です。
     勉強は、学校でやっていれば十分と考え、家庭では読書中心の生活をしていってください。
     読書をしている子は、学年が上がるにつれて学力が伸びていきます。

    ●高学年、中高生の子育て

     高学年や中学生になると、親が子供の勉強を見ることは難しくなるように思いがちです。
     塾などで勉強をしていると、親が見ても、すぐにはわからないことをやっているように見えます。

     しかし、その場合でも、保護者は時々、子供の勉強の中身を見てください。
     そして、子供ができなかった問題を、答えを見ながら一緒に解いてみるということもしてください。
     テストの結果の点数を見るだけではなく、テストの中身を見ることが大事です。

     小学5年生から、勉強に抽象的な要素が入ってきます。
     国語も算数も理科も社会も、知識の勉強だけでなく考える勉強になります。

     作文の課題も、小学5年生から急に難しくなります。
     しかし、作文は、保護者が最も関わりやすい勉強です。
     毎週の作文の課題をもとに、保護者が自分の体験をもとに似た話をしてあげてください。

     作文の予習を通して親子の対話を続けると、子供の語彙力と思考力が向上します。
     語彙力と思考力は、作文の勉強だけでなく、すべての勉強の分野に生きてきます。

     高学年や中学生になると、勉強の量が増えるので、読書は後回しになりがちです。
     小学生時代は、学校でも読書指導が行われますが、中学生以上になると、学校では読書指導はなくなります。

     しかし、中学生、高校生の読書は、子供の思考力と感受性を伸ばす最も大事な学習です。
     特に、中学生以上の生徒は、物語文だけでなく、説明文意見文の読書を進める必要があります。

     読書については、子供が使える毎月の予算を決めて、ブックオフやアマゾンで自由に本を買えるようにしておくといいです。
     今は、近所に書店がないところも多く、図書館を利用するのも不便なことが多いです。
     学校の図書室を利用するのが、最も便利ですが、子供の興味関心が個性化してくると、図書室だけでは物足りなくなります。

     子供時代の学習の基本は、学校での勉強とともに、家庭での読書と、さまざまな体験です。
     社会人になったとき、学校の勉強はほとんど残りませんが、読書と体験は子供の人間形成として残ります。

     子供に読書と体験を勧めるように、保護者も、日々新しい読書と新しい体験に挑戦するようにしてください。

    ●受験生の取り組み

     受験勉強で大事なのは、志望校の過去問に取り組み、過去問の傾向を知り、今後の勉強の対策を立てることです。
     しかし、子供のほとんどは、自分では過去問に取り組みません。

     過去問は、家庭で、保護者がある程度強制して子供にやらせる必要があります。
     過去問は、傾向を知ることが目的ですから、答えを見ながら解いてかまいません。
     また、保護者も、過去問を、答えを見ながら一緒に解いてみてください。
     そうすると、今後の勉強の方向がおのずからわかってきます。

     そして、全教科の平均点が65%から70%を超えるようになるためには、どの教科に力を入れていくかを考えるのです。
     受験勉強は、総合点が基準になるので、得意教科を伸ばす勉強ではなく、苦手教科を克服する勉強です。
     人生は、得意分野を伸ばすことが大事ですが、受験は苦手分野をなくすことが大事です。
     保護者が協力して、受験勉強の大きい方針を決めていくようにしてください。
     そして、模試は毎月1回は受けるようにして、おおまかな合否可能性を把握するようにしてください。
     重要度の順位は、第一に過去問、第二に模試です。



  • 【重要】保護者懇談会の資料  (75字)  森川林 nane 2023年08月22日 16時41分  15190 ( 森の掲示板)

  •  今頃になりましたが、アップロードしました。
    https://www.mori7.com/ope/index.php?e=15189
    (ホームページにも)



  • 8月保護者懇談会資料  (1388字)  森川林 nane 2023年08月22日 16時38分  15189 ( 森の掲示板)

  • ●動画 https://youtu.be/ORUZ1RJMa_0

     8.4週は、オンラインクラスで保護者懇談会を行います。

     作文個別で受講されている方は、クラス懇談会はありませんが、懇談会への参加を希望される方は、中根が担当しているクラスにご参加ください。
     時間は、17:00、18:00、19:00のそれぞれのクラスの30分か45分ごろから行う予定です。
     会場には、早めに入っていただいてもかまいません。

    ※会場に入りましたら、どなたかがわかるように、名前を「お子様の名前のひらがな」に変えておいてください。

    ●言葉の森の移転
     9月1日から、言葉の森が移転し新住所になります。
     234-0054 横浜市港南区港南台日限山4-4-9
     それに伴い、電話番号も変わります。
     これまでのフリーダイヤルは廃止し、電話は045-353-9061になります。
     フリーダイヤル廃止の理由は、電話が今後時代遅れになるからです。
     基本は、ネットで対応できるようにしていきます。
     10月までは、これまでの電話番号に電話されても、転送先の電話の案内が入ります。

    ●夏期講習について
     中根が9月からの移転作業という個人的な理由のために、夏期講習の体制が十分にできませんでした。m(_ _)m
     特に、夏期講習の作文については、まだ作文クラスを受講されていない方のニーズがかなりあるはずでしたが、十分に広報活動ができませんでした。
     9月以降、新しい企画で対応してきたいと思います。

    ●読書記録に対する提案
     夏期講習の「中学生の国語読解とディスカッション」は、毎回、かなり充実した議論をしていました。
     しかし、そこで感じたのは、問題集の問題文の文章を読み取れる生徒と、あまり読み取れない生徒がいることでした。
     問題文が読み取れない理由は、普段の読書で、説明文や意見文の本を読んでいないことです。
     これは、国語の勉強以前の問題です。
     そこで、今後、中学生以上の生徒は、読書記録を行う場合、説明文の本を基準とするとしたいと思います。
     もちろん物語文の本も、感受性を育てる面がありますから、普段の読書は、物語文と説明文の二本立てで2冊以上を並行して読んでいくといいと思います。
     物語文の読書は娯楽の読書、説明文の読書は学問の読書と考えておくといいです。
     小学校高学年の生徒も、できるだけ物語文の読書と説明文の読書を並行して読んでいってください。

    ●自習室の活用状況
     毎日朝から夜まで、数人の生徒が参加していました。
     家庭でひとりで勉強するときは、自習室でやるということが習慣になるといいと思います。

    ●プレゼン発表室
     プレゼン発表室は、月を選択しないと送信できないなど、操作しにくいところがありました。
     今後改善し、作文、創造発表、プログラミングのクラスは、発表が学習の目標になるようにしていきたいと思います。

    ●読書記録
     読書記録が定着してきました。
     学習記録から送信した分は、クラス名が表示されますが、読書記録から直接送信した場合、クラス名や講師名が表示されないので、今後改良したいと思います。

    ●確認テスト
     確認テストで、生徒の学習度がかなりはっきりわかるようになりました。
     毎回高得点を取れる生徒は、学習を進め先の学年まで勉強をするようにしてください。
     毎回低得点の生徒は、今後、学年を下げて学習することも考えていきます。



  • 大学進学者の8人に1人が辞めている衝撃の事実。指定校入学者8割、一般入試10割という中退例も…大学側が伏せる不都合な真実とは  (81字)  森川林 nane 2023年08月01日 08時56分  15140 ( 森の掲示板)

  • https://news.yahoo.co.jp/articles/27c40b20b97317e8b978a155acc74cd98d6edf57?page=1



  • 体験当日までに説明会に参加できない場合  (63字)  森川林 nane 2023年07月27日 04時31分  15127 ( 森の掲示板)

  •  体験当日までに説明会に参加できない場合は、体験を1週間ずらしてください。
     説明会の時間の都合がつかない場合はご相談ください。



  • 7月保護者懇談会資料  (3580字)  森川林 nane 2023年07月21日 17時44分  15114 ( 森の掲示板)


  • ブルーサルビア

    ●動画:https://youtu.be/cg-ppNTnJRI

     7.4週は、オンラインクラスで保護者懇談会を行います。

     作文個別で受講されている方は、クラス懇談会はありませんが、懇談会への参加を希望される方は、中根が担当しているクラスにご参加ください。
     時間は、17:00、18:00、19:00のそれぞれのクラスの30分か45分ごろから行う予定です。
     会場には、早めに入っていただいてもかまいません。

    ●作文講座、9月より9,900円に値上げ

     すでにお知らせしましたが、作文講座の受講料を9月から9,900円に値上げさせていただきます。
     言葉の森の今後の運営上どうしても必要な値上げになりますので、誠に申し訳ありませんが、ご理解いたただきたくお願い申し上げます。
     この値上げに対応して、今後、講師からの連絡や言葉の森事務局からのこまめの連絡に更に力を入れていきます。
     そして、すべての生徒が高校生まで作文の勉強を続け、立派な小論文を書く力をつけていかれるようにしていきたいと思います。

    【重要】作文講座の受講料値上げと自習室活用のお知らせ(2023年9月より)
    https://www.mori7.com/as/4789.html

    ●自習室の活用を

     自習室は、言葉の森の生徒であれば、どなたでも利用できます。
     自習記録に、その日に勉強する予定の時間と内容を入れ送信し、そのあとZoom会場にお入りください。
    https://www.mori7.com/teraon/js.php

     夏休みに入り、朝から、何人かの生徒が自習室で自習を行っています。
     カメラはオンにして、机上に向けて取り組むようにしてください。 みんなの勉強の雰囲気がわかると、やる気が出ると思います。

     自習室に先生がいる時間は、朝8時から夜8時までですが、それ以外の時間も自由に入っていただいて結構です。

    ●4週目は発表室の利用も

     作文、創造発表、プログラミングは、これまではそのクラスの中での発表しかありませんでした。

     今後は、みんなが見られるようなオープンな発表の週にしていきたいと思います。

     プレゼン発表室には、試験運用中の発表作品がいくつか入っています。
    https://www.mori7.com/pre/

     特に、作文のパソコン入力をしている生徒は、発表作品はすぐに作れますから、4週目は、できるだけ発表室にも作品を入れておいてください。

     創造発表クラスの作品は、夏休みの自由研究コンテストなどに出品する目標を持って発表していくといいと思います。

     プログラミングクラスの作品は、まだそこまでのレベルに行っている人は少ないかもしれませんが、実力をつけてコンテストに出品するという目標を持って勉強をしていってください。

    ●読書記録が1500件以上に

     読書記録が、すでに1500件以上になっています。
    https://www.mori7.com/teraon/ds.php

     同じ学年の人の読んでいる本を見ると、自分の読書を発展させるきっかけになります。
     特に、同じ学年の生徒が読んでいる説明文の本を参考に、本選びをしていくといいと思います。

     読書力は、学力の最も確実な土台です。
     読書によって理解力が進み、表現力が豊かになります。
     読書は、勉強と同じかそれ以上のものとして、家庭で毎日取り組んでいきましょう。

    ●確認テストで実力が客観的にわかる

     6月から、国語読解クラス、算数数学クラス、英語クラスで、それぞれの教科の確認テストを行うようにしました。
     確認テストは、今後毎月行います。

     一部に、送信しても入力できないという問題があるようでしたが、コード・パスワードが入っていないのが原因というケースもありました。
     もし、送信しても答えが入力できないようでしたら、事務局にお電話ください。
     一緒に画面を見ながら原因を考えていきます。

     この確認テストによって、生徒の実力が客観的にわかるようになりました。
     特に、算数数学と英語は、問題集に対応した確認テストですので、真面目に勉強していれば必ずできるようになる問題です。
     答えは2回送信できるので、2回目までに100点になるようにがんばっていきましょう。

     確認テストで、現在の実力がわかるようになったので、これまで育伸社で行っていた学力テストは、今後行わないことにしました。

     しかし、小6、中3、高3の受験生は、全国模試を受ける必要がありますから、8月以降は、それぞれの家庭で全国模試を探して毎月受検していってくださるようお願いします。

    ●作文ノートの利用と字数の数え方

     7月から作文用紙を廃止しました。
     作文ノートは、作文用紙のように散逸することはないので、保存しやすくなります。

     作文ノートには、200字詰め(20マス10行)、120字詰め(15マス8行)、150字詰め(15マス10行)などさまざまな規格があります。
     中には、162字詰め(18マス9行)など、意味不明のものもあります(笑)。

     この作文ノートを使うときに、最初の1ページ目から書くと、最初のページは、片面になってしまいます。
     次のページからは見開きになりますが、最初だけ片面だと、写真を撮るときに体裁が悪くなります。

    【5ページの作文を書いた場合】
    ┏━━━━┓
    ┃    ┃1ページ目
    ┃    ┃(文字が横になることが多い)
    ┗━━━━┛
    ┏━━┳━━┓
    ┃  ┃  ┃
    ┃  ┃  ┃2、3ページ目
    ┃  ┃  ┃
    ┃  ┃  ┃
    ┗━━┻━━┛
    ┏━━┳━━┓
    ┃  ┃  ┃
    ┃  ┃  ┃4、5ページ目
    ┃  ┃  ┃
    ┃  ┃  ┃
    ┗━━┻━━┛
     これを最初からこのようにすると、体裁がよくなります。
    ┏━━┳━━┓
    ┃  ┃  ┃
    ┃  ┃  ┃1、2ページ目
    ┃  ┃  ┃(前のページは空のこともある)
    ┃  ┃  ┃
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     撮影は、ぜひこのように工夫してみてください。

    ●作文ノートの字数の数え方

     作文ノートの使い方と字数の数え方は、次のようにします。
     ただし、これは一応の基準ですから、全員がそうしなければいけないというものではありません。
     標準の書き方として参考にしてください。

     1行目に、3マス空けて題名を書きます。
     2行目に、下から1マス空けて名前を書きます。
     名前は、できるだけニックネーム(ペンネーム)にしてください。 3行目から、本文を書き出します。

    字数は、1行目の題名、2行目の名前も、それぞれ1行分の字数として数えます。
     全体の字数を数えやすいことを優先します。

    200字詰め(20×10行)の作文ノートを使っている人以外、つまり、小学校低学年の人は、できれば、作文の末尾に、カッコ書きで字数を書いておいてください。
     いろいろな字数と行数のノートを見ると、先生が字数を数えるときに苦労するからです。
     申し訳ありませんが、できるだけ末尾に字数記録ということをお願いします。

    ●個人面談は、いつでも受け付けます

     個人面談を希望される方は、そのつど講師にご連絡ください。
     授業のあと10分程度の時間を取って面談に対応します。

    ●総合学力クラスの暗唱ミニ検定

     総合学力クラスは、3週目に暗唱ミニ検定を行います。
     これは、5級の途中までも、できたところまでをミニ検定として評価するものです。
     小学校低学年のうちに暗唱力をつけておくと、あとで大いに役立ちますから、総合学力クラスの生徒は、暗唱ミニ検定を目標に毎日暗唱の家庭学習に取り組んでください。
    https://www.mori7.com/askt/

    ●プログラミングクラスは、HTMLにも取り組みます

     プログラミングクラスは、昨年は、Scratch→Micro:bit→JavaScript→Pythonで取り組んでいました。
     今年は、Scratch→JavaScript→Pythonとしていますが、今度、ScratchのあとにHTMLも取り組むことにしました。

     Scratchが終わった小学校高学年、中学生、高校生の方は、次のHTMLの本を用意して、取り組んでいってください。
     HTMLは、ウェブページの基本で、自己紹介のページなどを楽しく作れるので、やりがいがあると思います。
     今やっているものがあれば、それが終わってからで結構です。

    改訂版高校生からはじめるプログラミング(KADOKAWA)
    https://www.amazon.co.jp/dp/4046052228/



  • 6年課題フォルダ  (72字)  ポッポ aunehu 2023年07月20日 09時12分  15104 ( 森の掲示板)

  • いつもお世話になっております。

    課題5.3週
    ★日本語は、いままで
    の書籍名を教えて頂けますでしょうか。
    本人が読みたいそうです。

    よろしくお願いします。



  • 作文コース講師のプロフィール  (83字)  ゆきこ   2023年07月19日 14時04分  15100 ( 森の掲示板)

  • 作文教室を新規で受講したいと考えています。講師の方々のプロフィールがサイト内で見られるとのことですが、どこにあるのでしょうか。リンク先を教えていただければと思います。



  • 自習室を活用して、毎日の勉強時間を確保  (97字)  森川林 nane 2023年07月02日 08時57分  15009 ( 森の掲示板)

  • 「子どもの勉強時間、54.2%の親が「もっと勉強してほしい」と回答=日本トレンドリサーチ調べ=」
    https://ict-enews.net/2023/06/27trend-research-2/



  • やる気のある若者は、独立起業を目指す  (522字)  森川林 nane 2023年07月02日 07時14分  15006 ( 森の掲示板)

  •  若者は、誰でも、独立起業という志を持っています。
     それにブレーキをかけるのが、両親です。

     親は、自分がチャレンジしたことがないので、子供が自分の知らない道に進もうとするのが怖いのです。

     子供が結婚したら、ブレーキをかけるのが配偶者になります。

     しかし、世の中の方向は、大きく変わりつつあります。

     若い人は、未来を見ていく必要があります。

    「同志社大学、全学生対象の起業講座 VCが無償協力 キャンパス探訪」
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF192350Z10C23A6000000/
    ====引用ここから====
    同志社大学は4月、同大の学生を対象に起業の方法や意義を教える講座を開講した。寄付講座で、日米で投資するベンチャーキャピタル(VC)のDNXベンチャーズが無償協力した。学部を問わず受講できる。同大出身の倉林陽DNX日本代表は、「母校のアントレプレナーシップ(起業家精神)を盛り上げたい」と語る。

    「起業時の最低限の必要資金は500万から1000万円くらい」「資金を集める方法は、株式を発行するか借りる...

    この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
    ====引用ここまで====



  • 読書記録の修正  (72字)  森川林 nane 2023年06月23日 16時30分  14968 ( 森の掲示板)

  •  読書記録は、あとから、書名、おすすめ度、感想を修正できます。
     自分の読書記録の右にある「修」というリンクをクリックすれば編集画面が出てきます。



  • オンラインクラスの6月の保護者懇談会資料  (2895字)  森川林 nane 2023年06月21日 08時47分  14945 ( 森の掲示板)

  • ●動画:https://youtu.be/_VKkjxdcxCc

    ●6.4週からZoomの会場が一部変わります

     6.4週からZoomの会場が一部変わります。
     ブックマークから参加する人は、リンク先を変更しておいてください。

    ●作文用紙と封筒用紙を廃止します

     7月から、作文用紙と封筒用紙を廃止します。
     新学期の教材の際に、小学生の方には、見本の作文ノートをお送りします。
     今後は、小学生の方はできるだけ作文ノートに書き、小学校高学年や中学生以上の方はできるだけパソコンでテキスト入力をするようにしてください。

    「【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします」
    https://www.mori7.com/as/4762.html

    「閉ざされた作文指導から、客観的で開かれた作文指導へ――作文用紙の廃止とウェブへのアップロードのすすめ」
    https://www.mori7.com/as/4771.html

    ●読書記録のページを作りました

     読書記録のページは、「よく使うリンク」の「13.ランキング」からも、学習記録の中の読書記録というリンクからも行けます。
    https://www.mori7.com/teraon/ds.php

     みんなの感想がなかなか面白いので、同学年の生徒の読書記録を参考に本選びをするといいと思います。

     授業の前に、毎週必ず読書記録を入れるようにしてください。
     ただし、中学生・高校生は、テストの2週間前は、読書をいったん休んでいいです。
     そのかわり、定期テストでは少なくとも平均80点以上取れるようにがんばってください。

     読書記録を入れるようにしたので、時間が詰まっている場合は、読書紹介を簡略化する場合があります。

     読書で大事なのは、(1)本人が好きで読めるものですが、それに加えて、(2)低学年は、字の多い本、(3)中学生は、説明文意見文の本、(4)高校生は、できるだけ難しい本、という方向で進めていってください。
     説明文、意見文、難しい本は、ちくまプリマー新書や岩波ジュニア新書などを参考にするといいと思います。

    ●総合学力クラスの暗唱ミニ検定

     総合学力の暗唱の授業の時間に、暗唱ミニ検定を行います。
     初段の5級の1ページの1番から順に暗唱できるところまで暗唱を続けてください。
     5級が全部できるようになった人は、暗唱検定を受けてください。

     これまで、暗唱検定でいろいろな段階を合格している人がいるので、今後、暗唱検定のページにそのリストを載せる予定です。
    https://www.mori7.com/askt/
    (まだ最近の人しか載っていません)

    ●確認テスト

     確認テストで、みんな意外にできないことがわかりました。
     100点を取るまでを目標にするテストですから、できないことができるようになることを目標にして進めていきます。

     家庭で行う場合、小学校低学年の生徒は、紙に書いた答えを発表室にアップロードする形でも結構です。

     中学生の英語、数学は、学校でまだ習っていないからできないというケースがありました。
     その場合は、(1)習ったところだけ解き、あとは習ったあとに解き直すか、(2)学校の進度とは関係なく勉強を進めるかしてください。
     できるだけ、学校とは関係なく先に進んでいくといいと思います。

     中学生の発展新演習の数学には、1問か2問難問が入っています。
    (普通の高校入試では出ないレベルの問題です)
     その難問は、いくら解き直してもできない場合があるので、そのときは、100点にならない状態で確定しておきます。
     確定した場合、生徒が答えと解法を見られるので、それを見て理解しておいてください。

    ●国語読解クラスの授業

     国語読解クラスでも、確認テストを行うようにしたので、読解検定と確認テストの両方を毎月行うようになります。

     読解検定は、これまで毎週2問ずつ答えの解説を書くようにしていましたが、時間的に消化し切れない場合は、間違えた問題だけの解説を書くかたちにする場合があります。

    ●プレゼン発表室は今後活用

     プレゼン発表室は、これから使い方を動画などで説明し、作文、創造発表、プログラミングクラスで活用していく予定です。

    ●夏期講習が始まります

     まだ、全講座が入っていませんが、参加申し込みは、もうできるようになっています。

    「2023年の夏期講習(一部変更6/11)」
    https://www.mori7.com/as/4756.html

    オンラインクラス一覧表の夏期講習のページ
    https://www.mori7.com/teraon/shlist.php?kjb=20230723

     また、夏休み中は、フリーの自習室ももっと活用できるようにしたいと思います。

    ●ランキングは時どきチェックしてください

     勉強の進み具合は、ランキングのページでわかります。
     今後、確認テストについても、同学年の比較ができるようにします。
     ランキングは、競争をあおるためではなく、自分の目標を決めやすくするためのものです。
     特に、小学4年生までは、保護者の方が、ランキングを子供に意識させ過ぎないようにしてください。

    ●これからの学力は探究型

     ホームページの記事にも何度か書きましたが、今の大学入試は推薦入試が50%以上になっています。
     国公立大学でも、20%が推薦入試になっており、この傾向は今後更に増えるようです。
     知識中心の勉強は、8割できていれば十分で、あとは個性と意欲で評価するという方向になりつつあります。
     高校では、新学習指導要領で、2022年から探究型の授業が新たに取り入れられるようになりました。
     個性を生かし、自分なりに研究し発表するという探究型学習の姿勢は、小中学校の時代からつけておく必要があります。
     言葉の森の探究型学習としては、作文、創造発表、プログラミングがあります。
     まだ受講していない人は、体験で参加してみてください。

    ●子供の将来の目標

     これまでは、子供の将来は、「いい大学に入って、いい会社に入り、安定した高収入を」ということでした。
     しかし、これからは、実力に自身のある子供は特に、「将来は独立起業で、社長になる」ということを目標にしていくといいと思います。
     社長ということに限らず、どの分野でもいいので、その分野でナンバーワンになることが目標というふうに考えていくといいと思います。

    ●ChatGPTの利用

     ChatGPTをうまく使えば、子供の勉強に役立ちます。

    「ChatGPTを家庭教師がわりに勉強――引き算、漢字、社会の勉強――そして教育の未来」
    https://www.mori7.com/as/4764.html

     野口悠紀雄さんは、ChatGPTを話し相手として使う方法を書いています。
    「ChatGPTから月並みではない答えを引き出す独自テクニック教えます」
    https://gendai.media/articles/-/111738

     こういう新しいテクノロジーは、どんどん活用していくといいと思います。



  • 読書記録のバグなおりました  (70字)  森川林 nane 2023年06月20日 03時31分  14933 ( 森の掲示板)

  • 読書記録のバグなおりました
     学習記録の中の読書記録の欄で、入力したものが表示されないバグがありました。
     直したので、これからは表示されます。



  • 海外の生徒に多い「言葉の森からのメールの文字化け」について  (207字)  森川林 nane 2023年05月28日 19時07分  14821 ( 森の掲示板)

  •  メールの文字化けについては、対策を考え中ですが、現在のところ見通しはまだありません。

     日本語の文字コードが3種類あるため、メールソフトにもよりますが、対応していない場合があるようです。
     特に、海外からメールを受信されている方に、文字化けがあるようです。

     とりあえず、メールの本文を見るのではなく、メールのリンク先に行ってウェブの本文を見るようにしてください。

     ブラウザでは、文字化けはないので、内容が見られます。



  • 新しいクラス  (120字)  あかぬま akanuma 2023年05月26日 19時06分  14801 ( 森の掲示板)

  • 現在、土曜日8時〜ほえみ先生の国語読解クラスを受講していましたが、6月から作文教室になると連絡をいただきました。

    他の人習い事の関係で土曜の8時と、月曜日の19時、20時の3枠しか受講できないのてすが、新しい教室への変更はどようにできますか?



  • オンラインクラスの保護者懇談会5月資料  (788字)  森川林 nane 2023年05月22日 10時52分  14767 ( 森の掲示板)

  •  懇談会の資料です。

    ●動画:https://youtu.be/zxywx_ARY68

    ●個人面談ができるようになりました

     授業のあと10分以内で面談ができます。
     それぞれのクラスに「面談」という表示があります。
     それをクリックして個人面談を申し込んでください。
     ただし、先生の都合により、日程を延期又は変更していただく場合もあります。

    ●6月から、国語・算数数学・英語・総合学力の各クラスの確認テストを行う予定です。

     問題集をもとにした確認テストなので、生徒の学習状況がわかります。
     確認テストは、生徒を評価するためのテストではなく、指導のためのテストです。
     ですから、間違えた箇所は100点になるまで解き直すようにします。
     5月中に、試験運用で確認テストを行う場合がありますので、ご了承ください。

    ●6月から、作文・創造発表・プログラミングの各クラスのプレゼン発表会を行う予定です。

     これまで、発表はそれぞれのクラスの中で行われていましたが、これを毎月4週には、全体に発表する形で行うようにします。

     作文クラスで、パソコン入力をしている生徒については、すぐにできると思います。
     手書き入力をしている生徒については、保護者の方に協力していただくようになります。ただし、参加は任意です。

     創造発表クラスは、自分の作品をアップロードする形ですから、やりやすいと思います。

     プログラミングクラスは、Scratchはすぐに発表できますが、JavaScriptやPythonは、生徒が自分のホームページにアップロードする形になるので、全員ができるようになるまで時間がかかると思います。

     みんなの作品が見られるようになると、勉強の励みになると思います。

    ●「よく使うリンク」に、いろいろな掲示板を作りました。

     毎週、記事を更新する予定です。
     この掲示板は、生徒や保護者の方も自由にお使いください。



  • ひとりはダンスの全国大会で準優勝、もうひとりは土日にそれぞれバスケの2試合  (482字)  森川林 nane 2023年05月20日 11時58分  14759 ( 森の掲示板)

  •  作文クラスを受講している生徒の話です。
     ひとりは、ダンスの全国大会で、自分の参加するグループが準優勝になったそうです。
     もうひとりは、土曜と日曜にそれぞれバスケットボールの試合が2つずつあるのでがんばる、ということでした。

     ダンスとか、バスケットボールとかいうものは、受験勉強を中心に考えると、何の意味もありません。

     しかし、大事なのは、自分から熱中するものがあることです。

     これまで、言葉の森で勉強していて、いい大学に入った生徒のほとんどが、熱中する趣味を持っていました。

     蝶の採集が好きな子、化石の発掘が好きな子、ロールプレイングゲームが好きな子、自転車で遠出をするのが好きな子、銃のモデルを集めるのが好きな子などなど。

     しかも、その熱中度が、その分野の第一人者になれるぐらいの力のある熱中度なのです。

     熱中するものがある子は、社会に出てからも、自分なりに仕事に熱中するはずです。

     考えてみると、中根も、中学生時代、ジュウシマツを育てることに熱中していました(笑)。
     そのかわり、勉強には全然熱中しませんでしたが、受験が間近になってから急に熱中し始めました。



  • 中学生は2週間前からテスト対策週間に  (243字)  森川林 nane 2023年05月17日 16時25分  14749 ( 森の掲示板)

  •  中学生は5月か6月に定期テストがあると思うので、計画的にやっていってください。

     定期テストの2週間前からはテスト対策週間にして、普段の授業は休んで別の日に振替をするか、その授業の中でテスト勉強をするかしていいです。
     読書についても、テスト対策週間の間は、省略していいです。
     しかし、テストが済んだらまたすぐに読書を再開しましょう。

    ▽参考記事
    「中学生の定期テスト対策の勉強法」
    https://www.mori7.com/as/4467.html

    ※この記事は、ホームページにも載せました。



  • 言うことを聞かせすぎる弊害  (226字)  森川林 nane 2023年05月15日 07時16分  14736 ( 森の掲示板)

  •  小学1、2年生のころに、よく言うことを聞いている子は、勉強もよくできます。
     しかし、その同じ路線で、小学3、4年生もやろうとすると、弊害が出てきます。

     それは、お母さんの言うことに対する反発という形で現れます。
     それは、子供が順調に成長している姿です。

     小学3年生からは、親の意向よりも、子供の自主性を尊重していくと、子供が小学校高学年になってからも、親子のいい関係を築けます。

     ある時期にはよいことも、ほかの時期には悪いことになる場合があるのです。



  • どうして子供に言うことを聞かせられないのか  (162字)  森川林 nane 2023年05月15日 07時08分  14735 ( 森の掲示板)

  •  子供が言うことを聞かないのは、お母さんが口先でものを言っているからです。
     心からしみじみと話せば、子供は必ず言うことを聞きます。

     なぜ、心からしみじみと言えないかというと、語彙が少ないこともあるかもしれませんが、それ以上に人生観がないからです。

     なぜ人生観がないかというと、人生を考えるような体験をしていなかったからです。



  • 森の掲示板を新たに開設  (113字)  森川林 nane 2023年05月13日 15時18分  14721 ( 森の掲示板)

  •  これまでの「質問相談掲示板」を「森の掲示板」という名前にしました。
     生徒、保護者向けの何でも投稿できる掲示板です。

     また、講座別の掲示板も新たに開設しました。
     それぞれの講座に関する質問や相談や提案をご自由にご投稿ください。



  • 無題  (65字)  かなこ akimae 2023年04月22日 23時45分  14677 ( 森の掲示板)

  • 読解検定の問題を解いてそちらに送信して、そちらで添削されてすぐ返信していただいた答案用紙(画面)を閲覧することはできないのですか?



  • 3月の読解検定  (290字)  かなこ akimae 2023年04月22日 14時06分  14675 ( 森の掲示板)

  • 3月の読解検定(第12集)の問題8で、実用的だからであるの問いに対して子供は「×」を選びましたが、検定直後のそちらの解答は「〇」になっていたために「不正解」と表示されていました。親も×だと思っていたので、満点を取っていた他の生徒さんの回答を見ると〇の方になっていました。本日は4週目なので問題8に関して先生と子供のやりとりを見ていると、先生が正解は×ですよとおっしゃるうえに、子供の回答も〇の方を選択したことになっていました。×を選択していたから正解していたはずなのに不正解とされたことと、今日になって〇の方を選択していたということの二点、納得いきませんのでよろしくお願いします。



  • オンラインクラスの保護者懇談会4月資料  (2188字)  森川林 nane 2023年04月22日 07時03分  14672 ( 森の掲示板)



  • ●動画:https://youtu.be/c7HMyAPm9V8

    ●遅刻をしないこと――する場合は必ず連絡を
     日本では、時間を守る文化があります。
     子供時代に、遅刻はしないという習慣を作っていくことが大切です。
     授業には遅刻しないことを原則とし、遅刻する場合は、必ず電話か個別れんらく板で連絡を入れるようにしてください。

     昔の日本海軍には5分前の精神というものがありました。定刻と同時にすぐに作業が始められるようにするためには5分前には準備を終えているということです。
     オンラインの時代には、2分前ほどでいいと思いますから、授業の2分前にはいつでも始められる状態にして入室しておいてください。
     なお、毎回遅刻せざるを得ない事情がある場合は、あとの時間帯のクラスに移動するように調整してください。

    ●学習記録は、当日までに入れておいてください
     その日にどういう勉強をするかという予定を、授業の当日までに学習記録に入れておいてください。
     国語、算数数学、英語の場合は、○回目の○ページと入力しておいてください。
     プログラミングは、教材名とページ数を入れておいてください。
     創造発表は、取り組むことの簡単なタイトルを入れておいてください。

    ●作文の予習のアップロードについて
     作文の予習シートや予習メモは、授業の当日までに発表室に入れておいてください。
     準備の段階で、両親の話を取材したり、データを調べたりすれば、作文の内容が充実します。
     ただし、準備があまり負担にならないように、予習は簡単なものでもかまいません。
     大事なことは、事前に準備をしているということですから、詳しく書いても簡単に書いてもどちらでも結構です。
     要は、事前の準備がある状態で作文の授業に臨むということができていればいいということです。
     低学年の作文の場合は、絵や写真を入れておくだけでもいいです。
     パソコン入力をしている人は、発表室に4行程度のテキストを入力する形でもいいです。

    ●オンラインクラスには、お菓子を食べたり飲み物を飲んだりして参加していいです
     リラックスした雰囲気で勉強できるといいので、授業の中で、お菓子を食べたり飲み物を飲んだりしてかまいません。
     ただし、あまり本格的に飲食をすると、夕飯に影響しますから、分量は家庭で制限してください。
     また、作文を書くような頭を使う勉強をするときは、できるだけ空腹で取り組むようにしてください。

    ●勉強の基本は、自学自習と家庭学習です
     授業に出ることが勉強ではなく、授業に出る前に、家庭で毎日の自学自習をしていることが勉強の中身です。
     生徒の中には、学校に行っているのと同じ感覚で、授業に出ること自体が勉強だと考えている人もいると思いますが、それでは実力はつきません。
     授業に出る前に、毎日の家庭学習に取り組んでいってください。

    ●勉強の内容
     毎日の勉強の中身は、次のようになります。
    ・暗唱(特に低学年。暗唱文集の末尾に勉強法が書いてあります)
    ・長文音読(作文クラスの生徒、毎日課題フォルダの1長文)
    ・国語の問題集読書(国語読解クラスの生徒、毎日1~2編)
    ・算数数学(算数数学クラスの生徒、毎日1ページ。2巡目以降は15~45分)
    ・英語(英語クラスの生徒。毎日1ページ。英文又は教科書の音読暗唱)
    ・その他(創造発表、プログラミングの準備)
    ・学校や塾の宿題
    ・読書(読書は勉強の最後に、しかし勉強の中では最優先に。毎日学年の10倍以上ページ、小5以上は毎日50ページ以上。ただしテスト期間中は省略してよい)

    ●勉強時間の目安
     平日の勉強時間の目安です。
    小1~3年……30~45分
    小4~6年……60~90分
    中1~3年……90~120分
     小学校高学年と中学生の土日やテスト前や受験前は、もっと長くなりますが、平日の基本ができていることが大事です。
     ただし、子供がくたびれているようなときは、読書○ページだけにして、それを勉強をした扱いにすると決めておくといいと思います。
     勉強の開始時刻を決めておくと習慣化しやすいので、朝ごはん前、学校から帰ってすぐ、夕飯前など、家庭の実態にあった開始時刻を決めて勉強してください。

    ●小4・5・6年生の算数問題集と中学生の数学問題集
     当初、基準となる問題集を、中学受験新演習小4・5・6の上下にしていましたが、私立中学受験のための難問が多く、生徒は難問にも取り組もうとするため時間がかかりすぎるという問題が出てきました。
     そこで、小4・5・6年生の基準の問題集は、標準新演習算数に変更しました。
     問題集が複数になってしまい申し訳ありませんが、標準新演習を完璧に仕上げ、学年を先取りして小6のころには中1の問題集に取り組むというペースで勉強していってくださるといいと思います。
     中学生の発展新演習は、例題・確認問題・演習問題Aを中心に取り組んでいってください。演習問題Bなどの難問は飛ばしていってかまいません。
     中学生もできるだけ学年を先取りして勉強を進めていってください。

    ●小学生の勉強法、中学生の勉強法の本
     勉強法のいい本がありましたので紹介します。

    「小学生のうちに身につけたい! 「勉強」のキホン」 國立拓治(くにたて・たくじ) あさ出版

    「学年順位アップ率96.6%! [くにたて式]中学勉強法」 國立拓治(くにたて・たくじ) 大和出版



  • 清書の仕方  (108字)  あまね akione 2023年03月26日 08時56分  14622 ( 森の掲示板)

  • 今月入会したばかりの者です。4週目の清書は何を子供にさせればよいのかよくわかりませんでした。

    本日は
    「なおせるところあったらなおして」
    と適当にやらせました

    やり方に関して指示や説明ページなどありましたら。お願いいたします






  • 保護者懇談会3月資料  (2694字)  森川林 nane 2023年03月22日 09時18分  14607 ( 森の掲示板)



  • ●動画:https://youtu.be/G9NwMpjWgaA

    ●ランキングの表示を追加しました

     勉強をしていても、自分が今どういう位置にいるのかがわからないと、目標を持ちにくいものです。
     そこで、読解検定と作文について、自分の位置がわかるランキングの表を作りました。
     今後、国語、算数数学、英語のランキングなども追加していく予定です。

    ▼ホームページ→「よく使うリンク」→13.ランキング
    https://www.mori7.com/as/4463.html

    ▽作文字数ランキング
    https://www.mori7.com/oka/sk_rank.php
    (月ごとの自分の字数の順位がわかります)

     小学生の作文力は、作文の字数と高い相関があります(もちろん、例外もあります)。
     作文の字数が少しずつ増えていれば、作文力が上達していると考えることができます。
     字数の平均は、小1は100~200字、小2は200~400字、……小6以上は600~1200字です。
     森リン点の評価も、1200字を上限としているので、少学6年生、中学生、高校生は1200字まで書くことを目標にしていくといいです。

    ▽森リンランキング
    https://mori7.com/moririn/moririn_rank.php
    (月ごとの自分の森リン点の順位がわかります)

     小学生の作文力は字数との相関がありますが、パソコンで作文を書いている場合は、字数よりも森リン点との相関が高くなります。

    ▽読検ランキング
    https://www.mori7.com/dokken/md_rank.php
    (3ヶ月ごとの自分の読解検定の順位がわかります)

    ▽森リンベスト
    https://www.mori7.com/moririn/mori_best.php
    (月ごとの学年課題別の森リンベスト10です)

    ▽読解検定得点賞
    https://www.mori7.com/dokken/dk_rank.php
    (1年間の読検88点以上を取得した人の学年課題別ランキングです)

    ●できるだけニックネームを決めてください

     オンラインクラス一覧表やランキングの表などは、ニックネーム(ペンネーム)又は生徒コードのひらがなで掲載されています。

     ニックネームを決めておくと、自分の場所がわかりやすくなるので、できるだけニックネームを決めておいてください。
    https://www.mori7.com/sato/hennkou.php
    (できるだけ4文字以内でお願いします。ニックネームはいつでも変更できます)

    ●講師と保護者・生徒とのコミュニケーション

     講師と保護者・生徒とのコミュニケーションを図るために、個別れんらく板だけでなく、クラスごとの発表室からも連絡のやりとりができるようにしました。
     今後、個人面談なども随時できるようにしていく予定です。

    ●作文は、授業のあるその日のうちに書き上げ、送信

     作文は、負担の大きい勉強なので、その日のうちに仕上げないと、学年が上がるにつれて提出できない課題がたまる傾向があります。
     途中までしか書けていない場合でも、(つづく)などと書いて、書けたところまでを提出するようにしてください。
     その日のうちに提出できない場合は、個別れんらくで、先生あてに事情を説明してください。
     また、過去のたまった作文は、あとからやろうと思わずに、新しい課題だけを取り組むようにしてください。

    ●春期講習を行います

     3月26日~
    https://www.mori7.com/teraon/shlist.php?kjb=20230326

     国語読解、作文、創造発表、英語、プログラミングなどの春期講習を行っています。
     授業の内容の詳細は、それぞれのクラスの発表室の中ででお知らせします。(現在、作成中)

    ●授業には遅刻しないこと

     授業には、必ず開始前に入っておくようにしてください。
     1、2分の遅れであっても、遅刻をする習慣が身につくと、社会に出てから信用がなくなります。

    ●勉強の中心は家庭学習、読書紹介も家庭学習のきっかけに

     勉強の中心は家庭学習です。
     読書紹介も、授業で読書紹介をすること自体が目的なのではなく、そのために毎日本を読むようにしたり、説明しやすいように付箋をつけて準備したりすることが目的です。
     また、読む本の内容も、低学年の生徒は、絵本や絵の多い本だけではなく、字の多い本を読む習慣を作ってください。
     また、小学校高学年以上の生徒は、物語文の本だけでなく、説明文や意見文の本を読むようにしてください。
     中高生向けの本は、ネット書店で「岩波ジュニア新書」「ちくまプリマー新書」などと検索すると見つかります。それらを参考に、自分の興味関心があるものを読むようにしてください。

    ●最近読んだ面白い本

    「東大よりも世界に近い学校」(日野田直彦)
    https://www.amazon.co.jp/dp/481328597X

     直接の勉強の役に立つというよりも、これからどういう学力を育てることが大切かという国際的視野を持つ教育論が参考になります。

     私の意見ですが、
    1)現在の学校の勉強は、受験のために、勉強として大事なことよりも、差のつきそうなことを中心に行われています
    2)そのため、将来役に立たない難問で、生徒に差をつけるためのテストになっています。
     テストは本来全員が満点を取れるようにするためのものなのに、生徒に差をつけることが先生の仕事のようになっています。
    3)そのような勉強でいい成績を取るためには、知識や解法を時間をかけて詰め込む必要があります。
     読書や趣味などの時間を削り、狭い範囲の勉強をしすぎる生徒は、あとで伸びません。
    4)親も子も、入試が勉強のゴールのようになっていて、本当のゴールである社会に出て仕事をすることが忘れられています。
     しかし、仕事とは、いい会社に入ることではなく、どういう会社に入っても、又は、仕事をしても、そこで自分なりのリーダーシップを発揮することです。
    5)だから、学生時代は、幅広い学力、教養を身につけ、さまざまなことに挑戦し、コミュニケーション力をつけ、将来の夢を持つことが大切です。
    6)将来の夢を持つためには、学生時代に、偉人の伝記などを読むことです。
     高校生向けの有名な本では、「福翁自伝」「氷川清話」「古代への情熱」「自助論」「フランクリン自伝」などがあります。
     最近の本としては、「日本の偉人100人(上・下)」(致知出版)などがあります。
    https://www.amazon.co.jp/dp/4884749685



  • オンラインクラス保護者懇談会2月の資料  (3113字)  森川林 nane 2023年02月22日 07時33分  14516 ( 森の掲示板)



  • ★動画:https://youtu.be/YFpqWDKuuu4

    ●教材は、新教材を中心に。国・数・英は確認テストを定期的的に行う予定

     新年度の国語、算数数学、英語のテキストは、教材注文のページから注文できます。
    https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php

     2月からは、これらの新しい教材を中心に指導をしていきます。
     古い教材は、原則として使いませんので、これまでの古い教材をお持ちの方は、授業の中とは別に家庭学習の教材として使っていってください。
     教材を変更した主な理由は、確認テストを定期的に行うようにするためです。
     このため、小4以上は、確認テストを外した状態でお送りします。
     すでに確認テストの含まれている教材をお持ちの方は、保護者の方で保管しておいてくださるようお願いします。

     新教材は、全体に前年度よりも難しい内容になっています。
     小1は、ウィンパス国語、ウィンパス算数のままです。
     小2~小3は、ジュニア新演習国語、ジュニア新演習算数になります。
     小4~小6は、中学受験新演習国語、中学受験新演習算数になります。
     中1~中3は、発展新演習国語、発展新演習数学、発展新演習英語になります。
     高校生は、高校新演習プログレス現代文です。
     いずれも、算数数学については、標準レベルの問題を100%完璧に解けるように繰り返し学習してください。
     余裕のある人は、発展問題やチャレンジ問題の難問に取り組んでもいいですが、難問のページは飛ばしてもかまいません。

     2020年から始まった教科書改訂の影響で、改訂前の教材と改定後の教材がわかりにくく混在しています。
     2022年の12月以降に教材を注文された方で、下記の改定前の教材を持っている方は、無償で改訂版と交換しますので、ご連絡ください。
     見分け方は、改定前の教材は、裏表紙の左上のバーコードの上の数字で、
    ○○○○○-0014-○○○となっているのが改定前、
    ○○○○○-0021-○○○となっているのが改定後です。
    (○は数字又はアルファベット)
     該当する教材は、
    「中学受験新演習国語小4~小6」
    「中学受験新演習算数小4~小6」です。
     授業中に教材の内容が違っていることがわかった場合もご連絡ください。

    ●作文力を伸ばすコツは、事前の準備と読書、特に説明文読書――準備の中心は取材

     作文について、「直して上手にさせる」と考える人がかなりいますが、直して上手にできるのは一時的で、直す指導をすると、生徒はかえって作文が苦手になります。
     作文を上達させるポイントは、事前の準備と読書です。
     言葉の森の作文指導は、事前の項目指導が中心ですので、項目に合わせた内容が書けるように準備することが大事です。
     小学生の場合、準備の中でも特に必要なものは、保護者への取材です。親子の対話で、子供の語彙力を伸ばすようにしてください。
     また、作文力のもとになる語彙力は、読書から来ています。
     絵本のような絵ばかりの本でなく字の多い本、物語文の本ばかりでなく説明文の本を読むようにしてください。
     説明文を読む機会があまりない場合は、国語読解クラスの問題集読書を毎日数ページずつ続けるようにしてください。
     小学校高学年、中学生、高校生の作文力は、説明文と意見文の読書が土台になっています。

    ●国語読解の力をつけるには、問題集読書を進めること――読検高得点賞は88点以上に

     国語読解クラスで、これまで読検ランキングへの掲載を100点以上としていましたが、2月から88点以上としました。
    https://www.mori7.com/dokken/dk_rank.php
     このランキング表に載ることを目標に、国語読解の勉強をしてください。
     国語読解の力が伸び悩む原因のほとんどは、問題集読書の不足です。
     問題集の問題文を毎日数ページずつ音読し、1冊を5回以上繰り返し読むことを目標にしてください。

    ●総合学力は、家庭学習のきっかけを作るためのクラス――暗唱練習や読書紹介に活用

     総合学力クラスは、その場で勉強することだけを目的にしたクラスではありません。
     基本になるのは、毎日の家庭学習で、その家庭学習のきっかけにするために毎週の授業があるという関係です。
     これは、他の国語読解、算数数学、英語のクラスでも同様です。
     授業に出ることが勉強ではなく、毎日の家庭学習が勉強で、授業ではそれをチェックするという関係です。
     例えば、暗唱なども、その場で暗唱の練習をすることが目的なのではなく、毎日の暗唱の家庭学習を評価する場が授業ということになります。
     また、暗唱については、自分の好きなところをやるよりも、暗唱文集の順番どおりに暗唱できるようにし、暗唱検定に合格することを目標にしてください。
     暗唱検定を目標にしやすいように、今後、総合学力クラスでは、300字程度の短い範囲のミニ暗唱検定を行う予定です。

    ●算数数学は、標準問題を完璧に仕上げること――難問は飛ばしてもよい

     算数数学クラスは、現在の受験に対応するために、難度の高い問題も取り組むようにします。
     しかし、小学校時代の難問は、考える練習にはなりますが、中学生以降の勉強には生きてきません。
     小学校時代は、標準的な問題が完璧にできることを目標にしていってください。
     同様に、中学生の問題集の中にも、必要以上の難問があります。
     中学生も、標準的な問題が完璧にできることを目標に勉強を進めていってください。
     完璧にできるようにするためには、1冊の問題集を5回以上繰り返すことです。
     いろいろな問題集やプリントに取り組むのではなく、1冊を完璧にということが大事です。

    ●英語は、英文の音読暗唱を中心に、問題集は文法を確実に繰り返す

     中学生の英語は、教科書の音読暗唱が中心になります。
     最近の英語の教科書は会話体が多く参考にならないので、市販の「英会話・ぜったい・音読」をすすめています。
     毎日の音読暗唱、更には暗写で、英語力をつけていってください。
     英語の問題集で特に大事なのは、文法の説明です。問題を解くことよりも、文法を理解することを目標に問題集を繰り返し読むようにしてください。

    ●創造発表は、東大の推薦入試に対応できる個性を伸ばす学習

     創造発表クラスは、これからの学力として必要になる、個性、創造力、思考力、発表力を伸ばす学習です。
     取り組むテーマは自由ですから、自分の好きな分野を深掘りして勉強を進めていってください。
     発表がしやすくなるように、中学生以上の生徒は、YouTubeのアカウントを取得しておくといいと思います。

    ●プログラミングは、テキストを読んで理解することを中心に

     プログラミングクラスで、Scratchなどのビジュアルプログラミングは、低学年から取り組めますが、ビジュアルな操作だけでなく、説明の部分も読むことが必要です。
     ビジュアルな試行錯誤だけで学習を進めていると、途中で限界が来ます。
     必ず、解説の部分を読み取り、自分が何をしているか理解しながら勉強を進めていきましょう。
     コードプログラミングのJavaScriptやPythonは、プログラミングの前に、エディタをインストールしたり、パソコンの中にフォルダを作ったりという事前の環境作りに時間がかかります。
     保護者の方が、協力して環境づくりを手伝ってあげてください。
     JavaScriptやPythonは、Scratchと違って、ウェブで簡単に表示することができないので、今後サーバーをレンタルし、生徒の作品がウェブでも表示できるようにする予定です。



  • 言葉の森オンライン新聞について  (156字)  ひとみ  2023年02月10日 11時30分  14497 ( 森の掲示板)

  • 初めて投稿します。
    新聞は参考になり、毎回読んでおります。
    さて、合格者速報ですが、その人が言葉の森で何を受講したのかを学校名の後に記載して頂くと参考になるのですが、どうでしょうか?

    子供に今後何をさせようか、時期遅くに中学受験をしたいと言っても対応できるように準備しておきたいと考えています。
    よろしくお願い致します。



  • オンラインクラス保護者懇談会1月資料  (3396字)  森川林 nane 2023年01月27日 12時06分  14463 ( 森の掲示板)



  • 動画:https://youtu.be/B4fuW6SM5ug
    ■作文クラス

     事前の準備が作文力の上達を左右します。

     低学年の場合は、題材の準備が大事です。
     子供が作文に書きたくなるような出来事を用意してあげ、できればそれを写真などに撮って発表室に入れておいてください。
     子供が絵をかいて発表するかたちでもいいです。
     子供の勉強というのではなく、親子で作る作文の思い出ということでやっていくと、子供の意欲も高まります。

     幼長や小1の、作文がまだ十分に書けない時期は、お母さんが子供の代わりに書いてあげ、その作文にルビを振り、子供が読めるようにしておくといいです。
     子供が書くのは、絵だけ、又は、題名だけ、又は、最初の数行だけというようにしておくと、子供は安心して作文の勉強に取り組めます。
     そして、親の書いた作文を読むことで、自然に作文の書き方が身につきます。

     小学校中高学年の場合は、子供の取材に、お母さんやお父さんの体験実例は話して答えてあげてください。
     親子の対話によって子供の語彙力が増え、考える力がつきます。
     これも、親子の対話の思い出を作るということでやっていくといいです。
     そのためには、土日など親子で話のできる時間に、作文の話をする習慣を作るといいです。

     中学生や高校生になると、だんだん親への取材ということはなくなります。
     生徒が自分で考えた準備を、発表室に事前に入れておいてください。
     そのときに、できれば関連する調べたデータなども入れておきましょう。
     数字のデータが入ると、文章の説得力が増します。
     また、入試の作文にも、そのデータが使えるようになります。

    ■国語読解クラス

     基本は、問題集読書の音読です。
     問題を解くのではなく、問題文を音読します。
     1冊を最後まで読み終えたら、また最初に戻り読んでいきます。
     1冊を5回以上読むことが目標です。
     読解検定の点数がなかなか上がらないという場合は、この問題集読書の不足が原因です。
     問題集読書で難しい文章を読むことに慣れてくると、国語の力だけでなく、考える力がつきます。
     これが、ほかの教科も含めて学力全体の向上にも役立ちます。

     問題集読書と別に、読解検定の解説も毎週2問やっておきましょう。
     自分が間違えたところだけでなく、合っているところも含めて、なぜその答えになるのかを書きます。

     国語の成績が上がる子は、以上の二つの基本的なことをしっかりやっています。

    ■総合学力クラス

     小学1年生から4年生までは、勉強面で難しいところはありません。
     4年生で多少難しい算数の問題や、国語の難しい語彙が出てきますが、やれば誰でもできるぐらいの難しさのレベルです。
     この時期に大事なことは、家庭での毎日の勉強習慣です。
     勉強は長時間はやる必要はありません。しかし、毎日時間を決めてやるようにしていきましょう。

     勉強の中で最も大事なものは読書です。
     忙しいときは、読書だけになってかまいません。
     ただし、「読書」と呼べるものは、字のスペースが絵のスペースよりも大きいものとします。
     絵本や学習漫画のように絵や写真の多いものは、楽しく読んでいいのですが、それらは毎日の読書という扱いにはしません。
     文章を読む力は、あらゆる学力の基本なので、毎日の生活の中で必ず文章を読む時間を確保していきましょう。

     読書の次に大事なものは暗唱です。
     総合学力クラスは、みんなで暗唱を発表する時間があるので、どの子も自然に暗唱に取り組んでいます。
     暗唱は、毎日やる方が定着しやすくなります。
     毎日10分の暗唱の時間を確保しておくといいと思います。

     総合学力クラスで、これから小4になる人は、それぞれの教科に特化したクラスに移動してもいいです。
     国語読解クラス、算数数学クラス、プログラミングクラス、創造発表クラスなど、自分の関心に応じて体験学習に参加してみましょう。

    ■算数数学クラス

     算数数学の勉強は、いつも書いていることですが、1冊を完璧に仕上げることが基本です。
     ただし、最初に基本問題だけをしっかり終わらせ、余裕があれば難問にも挑戦していくといようにするといいです。
     問題集は、どの学年も、大体、例題、確認問題、標準問題、発展問題のような構成になっています。
     最初に、例題と確認問題と標準問題だけを完璧に仕上げ、そのあと発展問題に取り組むようにするといいです。
     小学1、2年生の間は、問題集に直接答えを書いていいですが、小3以上は、問題集には○×をつけるだけにし、式と答えはノートに書くようにしてください。
     難しそうで解き方がわからない問題は、いつまでも考えるのではなく、すぐに答えを見て解法を理解するようにしましょう。
     受験のための算数数学は、考える勉強ではなく、解法を理解する勉強と割り切ることが大事です。

     小学生の問題集の難問は、中学受験向けの問題です。
     この中学受験向けの難問が解けるようになっても、中学生以降の勉強に生きてきません。
     難問が難しいと思うときは、難問は飛ばして、標準問題だけできればいいと考えておきましょう。

     中学生の問題集の難問は、国立私立高の受験向けの問題です。
     普通の公立高校の問題には、トップ校であってもそのような難問は出てきません。
     標準レベルの問題が完璧にできることを最初の目標にしておきましょう。

    ■英語クラス

     英語力の最も能率のよい勉強法は、英文をまるごと暗唱することです。
     指定の本には、CDもついているので、CDを聴いてその音声のとおりに暗唱できるようにしておきましょう。
     中学生は、英語の教科書の暗唱、暗写も毎日やっていきましょう。
     英語の問題集は、問題を解くのではなく、答えを理解する勉強と考えて取り組んでいきましょう。
     これは、理科や社会の問題集についても同じです。
     問題を見て、すぐに答えを見て、その問題と答えのセットを理解するということです。
     こういう形で、1冊の問題集を5回以上繰り返し勉強していきましょう。
     問題集の中の文法の説明の部分は特に大事ですから、しっかり読んでいきましょう。
     英語の勉強を本格的に始めるのは、小学校高学年や中学生になってからで十分です。
     小学校低中学年の間は、英語力ではなく国語力を最重点にして取り組むようにしましょう。
     低学年のときに英語をやりすぎると、肝心の日本語力が阻害される場合があります。

    ■プログラミングクラス

     プログラミングは、将来、自分で何か新しいことを企画して取り組むときは、必ず必要になってきます。
     今の小学校低中学年の生徒は、学校でプログラミングの授業を行うようになっていますが、高学年や中高生の生徒は、そういう機会がないまま学年が上がったという人がほとんどです。
     学校の授業には期待できませんから、独自にプログラミングの学習をしておくことが必要になります。
     Scratchは、本さえ読めば誰でも始められますから、初心者でも全く心配は要りません。
     Scratchで、プログラミングの感覚を身につけたあとは、JavaScriptとPythonでコードプログラミングの練習をしていきましょう。

     プログラミングの勉強のためには、子供専用のパソコンが必要になります。
     パソコンの操作は、保護者もわからないことが多いと思いますが、インターネットで調べれば必要なことはほとんどわかります。
     お父さんやお母さんが協力して、子供のプログラミング学習を進めていってください。

    ■創造発表クラス

     これからの日本の教育は、世界の標準に合わせて大きく変わります。
     これから大事になるのは、知識の詰め込みで合否が決まるガラパゴス的な入試に対応することではなく、思考力を育て創造性を発揮する力をつけることです。
     創造発表クラスは、自分の興味、関心、個性にもとづいて、実験、調査、工作、研究を行い、それを発表するクラスです。

     東大の推薦入試、京大の特色入試、さまざまなAO入試、イグノーベル賞などに対応できる力をつけるということでイメージ化するとわかりやすいと思います。
     しかし、最も大事なことは、勉強を楽しむということです。
     「個性を学問に、学問を創造に」というキャッチフレーズで学習を進めていきます。
     今は、小中学生向けのいい本が多数出ているので、そういうものも紹介していきます。



  • オンラインクラス保護者懇談会12月資料  (2588字)  森川林 nane 2022年12月22日 07時21分  14380 ( 森の掲示板)



  • ●動画https://youtu.be/sGOb09YFnU8

    ■オンライン4人クラスは反転学習

     これからの学習は、反転学習が中心になります。
     従来の学習は、生徒が学校や塾に行き、そこで教えてもらい、家に帰って宿題をする形の学習スタイルでした。
     これは、能率の悪いやり方で、特に学力の高い子にとっては無駄な時間の多い勉強の仕方でした。
     つまり、聞く必要のない講義を聴く時間があるとともに、家に帰ってわからないことがあっても質問する機会がないという二重の非能率があったということです。

     反転学習では、生徒が自宅で勉強を進め、授業の中では先生がその勉強をチェックするとともに、生徒の質問を聞き、クラスによっては生徒が自分のしてきたことを発表する時間があります。
     これは、能率のよい勉強法で、高学年の生徒や学力の高い生徒ほど、反転学習の勉強の仕方を好みます。

     この反転学習を進めるためには、第一は、講師が生徒の学習状況を毎回チェックする必要があります。
     第二は、生徒又は保護者が、毎回学習記録をつける必要があります。

     12月から学習記録に、ページ数だけでなく繰り返しの回数を入れられるようにしました。
     学習記録で1冊の問題集を繰り返し勉強している生徒は、確実に学力がついています。
     その反対に、問題集の繰り返しの少ない生徒や、授業のあるときだけしか勉強していない生徒は学力がなかなかつきません。

     今後、教室から生徒の学習状況を連絡するようにしますので、保護者の方は、ときどき生徒の勉強の進み具合を確認してください。

    ■できるだけパソコンで参加を

     オンラインクラスは、生徒の参加と生徒どうしの対話を中心にした授業を行っています。
     スマホやタブレットでは、画面が小さかったり、文字入力の操作がしにくかったりするという問題があります。
     今後、生徒がプログラミングの勉強などをすることを考え、できるだけパソコンで参加するようにしてください。
     慣れてきたら、生徒専用のパソコンを買ってあげるといいと思います。
     これからの学習には、パソコンは、ノートや教科書と同じ必需品になります。

    ■新年度の改訂版の教材が注文できます

     新年度から、国語、算数数学、英語で教材を大幅に入れ替えました。
     理由は、難しい問題もある問題集にすることと、確認テストができるようにすることの2つです。
     小6の国語・算数と高2の国語の改訂版は、12月27日ごろから発送できますので、教材注文フォームから注文してください。
     上巻と下巻の両方がある場合は、当面上巻だけを注文しておくといいです。

    ■新年度の教材は、各学年1教科1種類に統一する予定

     新年度の教材の入れ替えに伴い、旧年度の教材と、改定前の教材と、改定後の教材がしばらく混在するようになります。
     これは、2月を目処に、新年度の改定後の教材に統一したいと思います

     旧年度の教材や改定前の教材は、内容的には充実しているので、そのまま自宅での学習に使っていただくといいのですが、授業の中では新年度の改定後の教材で授業を進めていきます。

     一時的に教材が2種類になる方もいると思いますが、授業の能率を上げるためということでご了解くださるようお願いします。

    ■自習室を活用できるようにします(計画中)

     オンラインクラスには、自習室がありますが、この自習室をもっと活用できるようにします。
     具体的には、自習室の生徒の入退室を管理し、生徒がどういう勉強をしたかを記録し、保護者に連絡するようにします。
     「何時に入室し、何の勉強を行い、何時に退室した」という記録です。
     勉強の内容に関する質問は取り扱いません。
     参加できるのは、言葉の森の生徒だけです。
     管理できる時間帯は、夕方15時ごろから20時ごろまでと考えていますが、管理時間外でも自習室は自由に利用できます。
     ただし、安全のために、パスコードを設定する予定です。
     実施できるようになりましたら、改めてご連絡します。

    ■低学年の読書紹介は、保護者も協力して準備を

     読書紹介は、子供たちの読書習慣を定着させ、読書の幅を広げるのに役立っています。
     読書紹介は1人2分以内としているので、本のあらすじを紹介するのではなく、自分がいちばん印象に残ったところを紹介してもらうようにしています。
     低学年の生徒の場合は、本のあらすじを説明してしまいがちになるので、保護者が紹介の仕方をアドバイスし、必要なところに付箋を貼っておくなどの準備をしておいてください。

    ■冬期講習

     今回の冬期講習は、講座数が少ないため、満員になってしまうところが多くなりました。
     希望した講座に入れなかった方には、申し訳ありませんでした。
     次回の春期講習は、講座数を増やすようにしていきます。

    ■休講時の分散振替

     講師の急な休講があった場合、代講の講師が代わりに入れないことがあります。
     その場合、同じ時間帯の同じ講座のクラスに分散して振替で参加していただくことがあります。
     そういうケースは、ほとんどないと思いますが、やむを得ない場合は分散振替になることがあるとご了解ください。
     もとの講師の会場には、事務局が待機していて、生徒に会場の変更先を連絡するようにします。

    ■小学生の作文を上達させるポイントは親子の対話

     小学生で作文が上達する子は、保護者への取材を毎回よく行っています。
     子供に似た話を聞かれた場合、お父さん、お母さんは、自分の子供時代を思い出して、面白い話をたっぷりしてあげてください。
     できれば、子供の課題を見て、事前に似た話の準備をしておくといいと思います。

     また、小学生は、上手に書けた作文があったら、新聞社などに投稿してください。
     その際、言葉の森の作文用紙は使わないこと、お父さんの会社の封筒などは使わないこと、複数の媒体に同じものを送らないことなどに注意してください。

    ■中学生、高校生は、パソコンで作文を書き、字数と森リン点を基準に

     小学校高学年、中学生、高校生は、パソコンで作文を書くようにしてください。
     字数と森リン点を基準にして勉強に取り組むと毎回の学習の目標ができます。
     今後、大学入試でも、就職試験でも、文章力が問われることがますます多くなります。
     学校では作文の勉強はほとんどないので、言葉の森の勉強で独自に作文力をつけていってください。



  • 保護者懇談会11月の資料  (4760字)  森川林 nane 2022年11月22日 13時42分  14287 ( 森の掲示板)



  • ●動画:https://youtu.be/ynyIiFXQW2Y

    ■全体を通して

    □遅刻しない

     授業の始まる時間には、遅刻せずに入室するようにしてください。
     遅刻は、生活習慣ですから、授業に遅刻する子は、ほかのことでもいつも遅れる傾向があります。これは、大人になってもなかなか直りません。
     日本の社会では、時間を守ることが信頼の条件になりますから、子供のころから遅刻しない習慣をつけておくようにしてください。
     遅刻しそうなときは、たとえ数分であっても、電話を入れておくとか、検索の坂から伝言を送っておくとかしてください。

    □できるだけパソコンで参加

     授業には、できるだけパソコンで参加してください。
     授業に間に合わないときに車の中からスマホで参加するとか、パソコンが使えないときにスマホで参加するとかいうことはかまいませんが、通常の授業にスマホで参加すると、やはりしっかりした勉強が進めにくくなります。
     パソコンであれば、作文も書けるし、プログラミングもできるし、いろいろなことが便利になります。
     時機を見て子供専用のパソコンを買ってあげるようにしてください。
    「オンラインクラスは、スマホではなく、できるだけパソコンで参加を」
    https://www.mori7.com/as/4546.html

     iPadなどのタブレットやクロムブックは、レコーディングができません。クロムブックは、何かをダウンロードしインストールすることができません。また、クロムブックはまだZOOMが英語表示です。
     今のところは、普通のパソコンがいいです。
     ただし、パソコンは進化が速いので、高いものを買う必要はありません。

    □カメラをオンにして参加

     オンライクラスは、カメラをオンにして参加してもらっています。
     勉強中に、カメラが気になる場合は、外付けカメラで、勉強中はカメラを机上に向けられるようにしてください。
     カメラを机上に向けておくと、担当の先生もその子の勉強の様子がわかるので、できるだけそのような仕組みを作っておいてください。
    「オンラインクラスの学習を便利にするツール」
    https://www.mori7.com/as/4456.html
    「カメラアーム(スマホスタンド)の話の続き」
    https://www.mori7.com/as/4469.html

    □新年度の教材
     新年度の教材を一部変更します。
     理由は、国語・算数数学、英語とも定期的な確認テストが行えるようにするためと、小学生の算数は、今よりも難しい問題にするためです。
    「2023年度の教材について(11/22更新)」
    https://www.mori7.com/as/4568.html

    ■作文

     事前の準備と、いつも褒めること、の2つが大事です。

     小学生で作文が苦手な子の場合、子供が書けなくなったときは、お母さんが手助けをしてあげてください。幼長や小1の場合は、親が続きを書いてあげていいです(その場合、普通の漢字仮名交じり文で書いて、漢字にはふりがなを振っておきます)。

     作文が得意な子の場合は、新聞社などにどんどん投稿してください。ただし、同じ作文を複数の媒体に投稿するのは厳禁です。
     小学6年生以上は、森リンの採点基準が高校生社会人と同じになりますから、森リン点の高得点を目指して勉強するといいです。ただし、小学生は課題自体が身近な課題で易しいので、思考語彙などの点数は、高校生に比べて自然に低くなることが多いです。
     森リン点の仕組みについては、ホームページの記事を参考にしてください。
    「森リン点の解説」
    https://www.mori7.com/as/4526.html

     よく、作文の字が下手だということを気にするお母さんがいますが、字の上手下手は、口でいうほど簡単には直りません。できるだけていねいに書くことは大事ですが、基本は諦めることと、小4以上はパソコンで書くようにすることです。パソコンで書くときは最初にタッチタイピングを教えてあげてください。

     作文の事前の準備としては、小学生の場合は、お母さんやお父さんが似た話をしてあげることが大事です。親子の対話の中で、子供の語彙力思考力が育ちます。
     中学生になると、親子で話し合うことが難しくなると思います。
     その場合でも、発表室に予習のメモを入れておくことによって、作文の内容は充実します。

     現在、文章の書けない大学生、社会人が増えています。
     読解力の低下は、既に話題になっていますが、今後作文力の低下が問題になると思います。
     作文力は、思考力+表現力ですから、学校の勉強とは離れて独自に勉強を続けていくことが大事です。

    ■総合学力

     週ごとの勉強は次のように進めていきます。
    ・1週目……国語(しかし、国語、算数・暗唱のどれをやってもいいです。理由は、すでに国語・算数は別の勉強としてやっていることもあるからです。)
    ・2週目……算数( 〃 )
    ・3週目……暗唱(3週目は一律暗唱にします。1人の暗唱範囲は3単位以上とします。例えば、「雨ニモマケズ」であったら1.2.3の全部の暗唱です。
     3単位以上やるのは自由ですが、時間配分を考えて暗唱範囲を限定してもらう場合があります。
     暗唱の範囲は、次の暗唱文にまたがってもいいです。例えば、「5級の1の9に続けて5級の2の1と2」などです。
     暗唱は、できるだけ見ないでやってもらいますが、できないときは見てもいいです。
     暗唱の授業が早く終わった場合は、次の範囲を練習するか、暗唱の文章中にある語句をみんなで調べたりすることがあります。暗唱は、個別指導はなく全体で行います。)
    ・4週目……発表と懇談会(発表については、「創造発表クラス」の説明を参考にしてください。)

    2.国語の家庭学習は、問題をやる必要はありません。問題文だけを音読します。1冊の最後まで読んだら最初に戻り、全部で5回繰り返します。5回読み終えたら、先の学年に進んで結構です。ペースは、1日1題又は2題ぐらいです。小2以上は、新年度から「ジュニア新演習」という受験対応のやや難しい問題集になります。

    3.算数の家庭学習は、問題を解きます。小1と小2は問題集に直接答えを書いていいです。小3以上は問題集には答えを書かず、ノートに計算と答えを書きます。問題集には○△をつけておき、1冊を最後まで解き終えたら、△のところだけ繰り返します。繰り返しは、△がなくなるまで行います。幼長と小1の算数は、標準的な問題集のウィンパスのほかに、「算数ラボ」「算数ラボ2」をやってもいいです。パズルのようでやや難しく面白いと思います。小2以上は、新年度から「ジュニア新演習」という受験対応のやや難しい問題集になります。)

     総合学力クラスは、勉強に力を入れる以上に、生徒どうしの勉強を通しての交流を重視します。
     これは、幼長や小学校低中学年のうちに、勉強が楽しいものだという感覚を持てるようにするためです。
     勉強の基本は、先生が教えることではなく、家庭での自主学習を進めることなので、授業ではその自主学習の成果を発表してもらったり先生がチェックしたりするという反転学習として進めていきます。
     家庭では、「授業があるから、○○の勉強をしておこうね」という形で家庭学習を進めておくといいです。
     その応用として、「読書紹介があるから、本を読んでおこうね。うまく紹介できるように付箋を貼って、ちょっと練習しておこうね」などということを、やりすぎない程度にやっていくといいと思います。

     総合学力クラスの勉強の仕方については、次の記事を参考にしてください。
    「総合学力クラスの勉強」
    https://www.mori7.com/as/4532.html

    ■国語読解

     国語読解の勉強で最も大事なことは毎日の問題集読書です。
     1冊を5回以上読むことを目標に繰り返し読んでください。
     学習記録に読んだ回数を入れる欄を作りましたので、回数も入れておいてください。
     問題集読書で読解の基礎力をつけ、その上で読解検定の解説で解く力をつけるという関係です。

    ■算数数学

     算数数学は、問題集のできない問題が1問もなくなるまで繰り返し解くことを目標にしてください。
     難しい問題は考えるのではなく、すぐに解答を見て解法を理解してください。受験勉強は答えのある勉強ですから、考えるよりも解法を理解することが大切です。
     考える勉強は、時間のあるときに、趣味の算数として取り組んでください。

    ■英語

     英語は、音読暗唱に力を入れていきます。
     英語の勉強も、問題集を5回以上繰り返すようにします。
     大事なことは、問題を解くよりも、文法的なところをしっかり読むことです。
     問題は、答えを見ながら確認し、覚えておきたいところには線を引いて置くようにします。

    ■創造発表

     創造発表クラスの目的は、(1)本人の興味や関心を(2)学問的に深め(3)創造的に発表することです。
     例えば、「玉子焼きを作ってみたい」と考えたら、玉子の産地を調べたり、卵の仕組みを研究したりして、オリジナルな玉子焼きを作ることに挑戦するというようなことです。
     その挑戦の結果が失敗したとしても、創造的に取り組もうとしたことに意義があると考えるようにします。
     創造発表クラスの学習を通して、親子の対話を深め、創造力、思考力、発表力を育ててください。
     受験勉強的なイメージで言えば、将来、東大の推薦入試や京大の特色入試に合格するような創造性を育てることが目標です。

    ■プログラミング

     プログラミングは、現在、Scratch、micro:bit、JavaScript、Pythonなどに取り組んでいます。
     プログラミング学習は、急速に進歩が進み、年々新しい教材が出てきます。毎年、その新しい教材を生かしていく予定です。
     生徒が学習に慣れてきたら、定期的に作品の発表会を行いたいと思っています。
     中学生になると技術家庭でプログラミングをやりますが、実際にはまともな授業はほとんど行われていないと思います。
     小学生も、楽しく遊ぶ程度の授業がほとんどだと思います。
     プログラミングクラスで、プログラミング力をつけ、将来独学でプログラミングの学習を続けていける力を育てていきたいと思います。
     2025年の「大学入学共通テスト」から、すべての国立大学で現在の5教科7科目に、新たに「情報」を加え、6教科8科目にすることが正式に決まっています。
     入試対策としても、プログラミングクラスで情報技術を身につけておくことは役に立ちます。

    ■公中文系理系

     公中文系と理系のクラスは、今年度の受験でいったん終了します。
     新小6の生徒の募集は行いません。
     現在、公中文系のクラスは、国語読解の学習としても参加できます。
     公中理系のクラスは、算数数学の学習としても参加できます。
     公立中高一貫校の試験問題は、5倍から7倍の高倍率で、差をつけるための試験になっているので、問題の量がかなり多く、時間内に解くことが難しくなっています。
     今後は、全国の過去問を参考に、スピードを上げて解く練習をしていく必要があります。
     教科書準拠の問題とは言っても、実際にはすばやい計算力とか、早く読む力、早く書く力が必要とされるので、模試の点数でもかなり誤差があります。
     受験勉強は、全教科の総合点で評価されるので、重点は、苦手教科の成績を上げることになります。
     中学受験は、短期間でも成績が大きく変化するので、受験生はこれから全力で取り組んでください。
     ただし、保護者の方は、「人生は長い。うちの子は実力があるから将来は大丈夫」という気持ちで、合否を超越した姿勢で受験に臨むようにしてください。


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