元の記事:小6 フジの山 12.1週 「朝寝坊」 (880字)
いと(ito)
2012/11/28 17:04:44 360 11 12.1週は、第三学期の“進級試験”です。
試験は、「決まった課題で書く」「★項目をすべて入れる」「目標の1000字以上書く」の三つが達成できて合格となります。
字数の目標がなかなか大変ですが、今回の課題は「朝寝坊」と書きやすいので、ぜひ頑張っていきましょう!
朝寝坊をしたことは、皆さん一度はあると思います。
すぐに思い浮かぶのは「寝坊をして、学校や習い事に遅刻しそうになり、大慌て」……といった話でしょう。その時のあせった気持ちや、パニックのあまり重ねてしまった失敗などについて、書いてみてください。
慌てて家を飛び出したら、途中で忘れ物に気付いて引き返すはめになり、余分に時間がかかってしまった……私にも経験がありますが、自分が情けなくなってしまいますよね。
逆に、お休みの日にのんびりゆったり朝寝坊をしてみた、という話でもいいでしょう。その後に「いつまで寝てるの!」と叱られたというオチもつきそうですが。(笑)
自分の家ではなかなかできないことですが、祖父母の田舎や旅行先で、静かな部屋でぐっすり眠った……というリラックスの体験も、たまには必要ですね。
目標字数が長いですから、自分のことだけでなくご両親にも取材をしてみましょう。
大人になると、より時間の大切さが身にしみるもの。実感のともなった体験談、失敗談が聞けるのではないかと思います。
★項目は、
構成【書き出しの結び】
題材【前の話聞いた話】
表現【たとえ/ことわざの引用】
主題【一般化の主題】
の四つ。
こんな課題の時こそ、「早起きは三文の得」「時は金なり」「急がば回れ」などといった【ことわざの引用】の使い時です。
これほど時間に関することわざが多いのは、昔から人間の生活にとって、時間が重要な要素だったから……と言えるかもしれません。
【書き出しの結び】としては
「『行ってきます!』私は大慌てで玄関のドアを開け放った。」(書き出し)
「『行ってきます。』もう遅刻はこりごりだ。私は準備を万全にし、落ち着いてドアに手をかけた。」(結び)
など。
朝寝坊の経験が、人を成長させることもありますよね。