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元の記事:
小5 ネコヤナギの山 1.1週 「お正月」 (1881字) すずめ(miri) 2013/01/04 21:37:46 372   11     

1.1週 「お正月」

 今学期の5年生の課題は「ネコヤナギ」です。第一弾はお正月!

 大人にとっても、子どもにとっても特別なとき! おうちの方もいろいろな思い出がおありのことと思います。

 お正月を楽しみながら、昔を懐かしむのも一興かと存じます。帰省しておじいちゃんやおばあちゃんに聞いたお話、親戚の人から聞いたあんな話、こんな話。もりだくさんの中から、選ぶのも楽しみです。

 元旦のことばかりでなく、大晦日や年末のあわただしさ、冬休みのできごとまで範囲を広げるとさらにたくさん話が集まりそうです。

 
 例1

祖母「昔はねえ、今よりずっとお正月は特別な感じだったわよ。一家そろって晴れ着を着てね。」
子「へえーっ、そうだったんだ。」
祖母「そうそう。もっと改まった雰囲気だったねえ。」
子「そうなのかあ。おばあちゃんは、どんなことが楽しみだった?」
祖母「晴れ着をきられるのもうれしかったし、ご馳走もね。」
子「お節料理?」
祖母「お節は、今の子はあまりたべないらしいねえ。」
子「う、うん。ぼくもあまり好きじゃないんだ。」
祖母「そうなの。でもね、お重の中のひとつひとつの料理に願いがこめられているのよ。」
子「あーなんか、聞いたことある。」
祖母「ほんと? たとえば黒まめはマメに暮らせますように、酢バスはものごとをよく見通せますように、昆布巻きは喜ぶのコブ、それから・・・・・・。」

 
 例2

父「正月といえば、年賀状! お父さんはいも判作りの天才と言われたのだ。」
子「えっ、いも判って?」
父「なんだー、知らないのか。サツマイモの断面に彫刻をしてハンコにするんだよ。」
子「わあ、おもしろそう。」
父「うん、なかなか難しいんだぞ。」
子「どんなことを彫るの?」
父「干支の絵とか、年号とかね。」
子「文字は大変そうだね。」
父「そうなんだよ。元旦、くらいはまだいいが、謹賀新年、なんてもう気が遠くなるよ。」
子「うん、難しそう・・・・・・。」
父「しかし! お父さんは彫れるのだ。最初は反対向きに彫るのに苦労したけどね。」
子「へえーすごいんだなあ。」
父「高学年になってからは、インクも色分けしてグラデーションまで・・・・・・。」
子「そんなのが作れるのになぜ、今はパソコンで印刷なのー?」
父「えっ! そ、それは・・・・・・。」


 例3
 小3の課題セリの1.1週「お父さん、お母さんとあそんだこと」には、お正月の遊びについて書きました。そこから引用。


  (例1)

父「正月は毎年、おじいちゃんと近所のみんなで広場で凧揚げ大会をするのが楽しかったな。年末からみんな手作りしてね。」
子「わあーいいなあ。」
父「みんなお父さんの方が気合が入っちゃってさ。凝った凧をこしらえてくるうちもあったよ。」
子「へえー。」
父「でも、毎年、うちのおじいちゃんが作った凧が一番よくあがったんだ。」
子「すごいな。」
父「不思議と雨や雪の元旦はなくって、ちょうどいい風の日が多かったのを覚えてるよ。」
子「お父さん、ぼくもやってみたいよ。作ろう作ろう!」

 (この後、実際に作って飛ばすとその体験談もかけますね。)


 (例2)

母「お母さんは小2くらいから、百人一首を教えてもらってね。お正月、親戚が集まると、大人も子どもいっしょに、大勢でカルタ取りをしたものよ。」
子「大人といっしょに戦ったの?」
母「そうよ。読み手はいつもおばあちゃんでね。いとことか、おじいさんおばあさんもいっしょによ。田舎のおうちは広かったからね。」
子「楽しかった?」
母「それはもう! お母さんね、4年生のとき、初めて一番になったんだ。あの時はうれしかったなあ。おじいちゃんと1枚差だったんだけどね!」
子「すごい!」
母「ふふふ、大人も本気でやるから、ほんとうにおもしろいのよ。勝てなくて悔しがって、お正月なのに泣いたこともあったなあ。」
子「わー真剣勝負だったんだね。」

 
 5年生は、ただお正月のことを並べるのではなく、それぞれの行事やものについての意味や由来についても言及するとよいですね。

 はっきりしないことをいっしょに調べると、おうちの方も「へえ、そうだったんだ!」ということがみつかるかも! 本やネットの上でだけでなく、体験しながら「知る」ということができるよいチャンスですね。

 <<参考>> お正月用語

 http://www.hana300.com/link0101.html


授業の渚 おもちの食べすぎ? いえ、Billyの顔はふだんからまん丸です。

https://www.mori7.com/nagisa/nagisa.php?yama=ne&tuki=01&syuu=1





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