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教育と政治・経済・社会  2010年10月18日  No.1047
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=1047      





 言葉の森は、作文教室です。その目的は、個性・知性・感性を育てることです。

 保護者の多くもこの考え方に賛同してくださるので、勉強する子供たちはどちらかと言えば、作文が得意で好きだからという子が多いようです。

 しかし、もちろんその一方で、国語や作文が苦手だからとか、受験で作文や小論文があるから受講するという子もいます。そういう子供たちも、受験に合格したから終了というのではなく、その後も続ける子が意外と多いのです。それはやはり、作文の勉強の中で、成績向上や受験合格を超えた子供の成長を感じるからだと思います。

 つまり、勉強の途中経過としての目標は、成績や受験ですが、もっと先に勉強の本当の目的としての成長や向上があるということです。

 この子供の成長や向上を考える場合、勉強の中でめざすものは、子供たちが大人になったときの社会の状態と無縁ではありません。

 江戸時代の末期には、オランダ語を学んだ人と、英語を学んだ人と、漢籍を学んだ人と、剣術や馬術を学んだ人がいました。それぞれ熱心に学んだはずですが、学んだものによってその後の人生が大きく左右されました。

 時代が変化しないときの学び方と、時代が変化するときの学び方は、百八十度を違います。そして、今は時代が激変しているときです。

 昔は、勉強していい学校に入れば、いい会社に入り、一生安泰だという時代がありました。そのイメージが今でも漠然と残っているので、ほとんどの親子が大学合格までしか目標にしていません。そして、その大学合格になるべく近い高校、中学、時には小学校への合格が勉強の目標になっています。

 その目標は、決して間違いではありません。しかし、本当の目的はその先にあるのです。合格の先にさらに目標があるという考え方と、合格が当面の目標でその先は合格してから考えればいいという考え方とでは、合格までは似ていても将来百八十度違う方向に進む可能性があります。

 だから、言葉の森は、子供たちの成績を上げたり受験に合格させたりする以上に、将来の社会がどうなるかということと、そこで子供たちがどのように生きるかということを、つまり、現在と未来の政治・経済・社会をひとつの重要な前提として考える必要があると思っています。

 つまり、作文の勉強をするためには、他の教科も含めた勉強の全体像を把握している必要がありますが、さらに、現在の社会と未来の社会の全体像を把握しておく必要があると考えているのです。
 
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