言葉の森の作文通信がなぜよいか
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漢字や計算の勉強より、読書と対話  2012年2月1日  No.1425
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=1425      




 実は、言葉の森に来ている子には、優秀な子が大勢います。受験直前まで普通に作文を書いていて、中学、高校、大学入試に合格するという子がよくいます。それも、最難関と言われる中学、高校、大学です。

 もちろん、そういうことをすすめるつもりはありません。受験の前は、受験に関係ない学習は少し休んでいいのです。

 しかし、勉強の基本は底力です。本当によくできる子は、勉強だけでなく、生徒会活動も、部活動も、趣味も余裕を持って熱心にやっています。



 言葉の森の最初の出発点は、作文教室ですが、それを国語教室のような勉強的なものにはしないという方向を決めていました。というのは、国語も数学も英語も、普通に学校で勉強していれば、みんなできるようになって当然だからです。

 しかし、作文はそうではありません。自分ひとりでは、評価も採点もできません。そして、作文が自分でも上手だと思っている子でも、それをどう伸ばせばいいかということがわかりません。だから、作文教室は、勉強の不足を補完するような教室としてではなく、新しい勉強を創造する教室として始めたのです。 

 だから、ほかの教室のように、中高一貫校の入試や、高校、大学の推薦小論文に対応するために、学習塾の一環として作文指導を始めたのではありません。(もちろん、受験にも十分に対応できるように、入試用のオリジナルな作文課題が既に1000近くありますから、どこの塾や作文教室よりも作文指導は充実しているはずですが)



 そして、長年の作文指導の試行錯誤ののちに、作文力の本質が読む力と考える力であり、それは、週に何回か教室に通うことによってではなく、家庭での日常的な生活の中にあることがわかってきました。

 国語力も同様です。よく、幼稚園のころから漢字や計算の塾に通い、学年で習う漢字や計算よりも何年も先まで学習している子がいます。その一方で、そういう塾には通わずに、家でのんびり自分の好きなことをして本を読み、家族と楽しい対話をしている子がいます。

 小学校低学年のころは、塾で勉強している子の方が進んでいるように見えますが、中学年、高学年になるにつれてその差はだんだんとなくなり、やがて、中学生、高校生になると、塾での勉強よりも家庭でのんびり読書と対話を楽しんでいた子の方がずっと力がついてくるのです。



 今日も、小学校低学年の子供のお父さんから、電話の相談がありました。「漢字や計算は小さいころからやっているからよくできるが、読解が苦手らしい」というのです。みんな、同じような勘違いをしています。漢字や計算は、普通に人並みにできていればそれで十分です。そんなところで先取りする必要はありません。

 そのかわり、勉強の点数にのらない読書や対話で子供たちの考える力を伸ばしていくことが大事です。それが、結果的に読解力、作文力に結びつき、子供たちの将来の学力の最も確実な基礎になっていくのです。
 

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