作文を上達させるコツは、事前の準備と親子の対話
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作文の勉強は事前の準備で決まる。音読の自習と対話の予習で実力をつける  2012年3月7日  No.1472
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=1472      




 毎日、自習で音読や暗唱や読書をしていると、子供の日本語環境が豊かになってきます。

 そして、この毎日の音読をもとにして、週の1回土曜日の夕方などの家族の団欒(だんらん)の時間に、子供に音読した長文の内容を説明してもらいます。この場合、長文を見ずに、頭の中にある範囲で説明します。

 お父さんとお母さんも、できるだけ事前にその長文に目を通して似た話を考えておくとよいでしょう。考えるヒントは、言葉の森のホームページの授業の掲示板などを参考にしてください。

 対話は、ディベートではありません。相手の言ったことに反論したり批判したりするのではなく、相手の言ったことに対して、自分の似た話を付け加える形で発展させていきます。両親が仲よく対話を発展させるやり方を見て、子供も将来必要になる対話の方法を学んでいきます。

 家族の対話には、年の違う兄弟も入ります。まだ話もできないような子がいる一方で、すでに大学生になっているような子がいてもいいのです。年齢の違う家族が集まってそれぞれの得意分野を、相手の理解度に合わせて話すことが大事です。

 家庭によっては、父親が不在がちで、母子2人だけというところも多いと思います。そういうときは、近所の同じ年齢の子供のいる家庭と合同で対話をするのもいいでしょう。毎週1回ホームパーティー形式で、子供たちが1週間の暗唱や音読の成果を発表し、それについて複数の親子が対話をするという形です。



 以上の自習と予習が、作文の勉強を進める上で、かなりの重要性を占めています。

 言葉の森以外の作文指導では、作文を書かせたあとの添削や講評がほとんどすべてです。言葉の森は、これに対して、作文を書く前の事前指導に力を入れてきましたが、事前指導よりももっと大事なのが、事前の自習と予習だということがわかってきました。

 自習と予習ができていてこそ、週1回の作文の勉強で実力がつき意欲もわいてくるのです。



 週1回の家族の対話の中では、次の週の課題でどんなことを書くかということも子供から説明させます。この説明が表現力の練習になります。日常生活の話題よりも少しレベルの高い話を、他人にわかるように言葉を選んで話すというのが語彙力をつける練習になります。

 ここで、聞いている大人にとって大事なことは、子供の説明の仕方に不十分な点があっても、決して注意しないということです。音読でも、暗唱でも、読書でも、すべて同じです。

 大人は、子育てになれていないうちは、つい欠点を注意して直そうとします。しかし、社会生活の経験を積んでくるとわかるように、大きな注意はたまには必要ですが、小さな注意を繰り返すと、子供が萎縮してしまうというマイナスが生まれてきます。子供のすることには欠点があっても、その欠点には目を向けず、ほかのよいところを褒めるだけで、子供は全体的によくなっていきます。
 

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