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小学生のころは、勉強にがんばらせるよりも、創造的な遊びの機会を  2013年2月15日  No.1746
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 今日のfacebook記事に、「小学生はがんばらせすぎないこと」と書きました。

 実は、これまで子供たちを見ていて、小学校低学年のころにがんばっていた子ほど、中学生以降にやる気がなくなるように見えることが多かったのです。

 逆に、中学、高校と学年が上がるにつれて勉強に気合いが入っていく子もいました。
 そういう子供たちに共通しているのは、小学生のころにあまり無理をしていなかったことです。

 小学生のころは、親が手をかけてあげれば成績はすぐに上がります。
 だから、つい子供がもう満腹になっているのに、もう少しだけいいだろうと勉強を詰め込んでしまうのです。
 きりのいいところよりも少しものたりないくらいで打ち切っておくのがちょうどいいのです。

 そして、その分、子供が幸福に感じるような時間を増やしていくことです。
 だから、親の大事な役割のひとつは、子供に創造的な遊びの機会を作ってあげることではないかと思います。

====facebook記事より====

 小学生は、がんばらせすぎないこと。

 大人はがんばれば何とかなると思いがちです。
 しかし、それは、自覚した人ががんばる場合です。

 自分から進んでがんばるとき、人間は成長します。
 けれども、子供が本当の意味で自覚を持つのは、中学生の終わりから高校生の初めにかけてです。

 小学生のころは、がんばっているように見えても、それは、親や周囲の人が喜んでくれるからそうしているだけです。
 だから、この時期にがんばらせすぎると、中学生になってから反動が来るのです。(おどかすようですが)
 親の言うことをよく聞く時期こそ、親は子供の心の動きに敏感である必要があります。

 しつけについては、ある程度厳しくしても問題ありませんが、勉強に関しては、必要以上に無理をさせないことです。
 ときどき距離を置いて子供の様子を見ておくようにするといいと思います。

 ひとつの目安は、完璧を目指さないこと。
 ときどきずっこけるぐらいがちょうどいいのです。



 今日は、曇り空から、何だか雨か雪になりそう。
 春が近づいているのは確かですが、やはり一進一退しながら一歩ずつやって来るのでしょう。

 それでは、やがて来る春を期待しながら、今日もいい一日をお過ごしください。

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