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善意の空転から、実利の回転へ  2013年10月16日  No.1958
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 facebook記事より。

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 お金の役割は、貯めることにではなく、物を動かすことにあります。
 人間の希望や善意は曖昧なものなので、よほど強い動機がなければ物を動かすところまでいきません。

 ところが、お金を介すると、それほど強くない動機でもはっきりと輪郭が見えるようになるので、物事が動き出すのです。
 例えば、何かがほしいかどうかを尋ねられたとき、どのくらいほしいかを表すのがその物の金額です。

 人間の生活には、さまざまな制約があります。
 身体も、感情も、言語も、人間の自由を阻む本質的な制約です。
 しかし、それらの制約が同時に人間の創造性の前提になっています。

 お金もそういう制約のひとつです。
 だから、お金は、不自由さの源であるとともに、世の中を動かす動因でもあるのです。

 将来、お金の必要のない時代は来るでしょう。
 既に日本では、江戸時代に、お金が制約でない社会が萌芽状態で生まれていました。
 それが、「江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ」社会でした。

 そういう時代になったとき、必要がなくなるのは貯めるためのお金です。
 そのとき、お金の役割は、貯めるお金から動かすお金になります。

 これからの時代に必要なのは、お金を貯める人でも、お金を稼ぐ人でもなく、お金を動かせる人なのです。

 (中根)

▽関連記事
「これから来る経済の大きな変化(SF風) その1」
https://www.mori7.com/index.php?e=1809
(その1となっていますが、続きはまだありません。)

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