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親は子供の前で迷わないこと  2013年11月27日  No.1990
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 facebook記事より。

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 子供がテストで悪い点数をとってきたとき、お母さんはどっしり構えて、
「大丈夫。実力があるんだから(笑)」
と、まず子供を安心させて、それからゆっくり内容を分析します。

 子供が、「なんでこんなの勉強するの」「こんなのやりたくない」「つまらない」「面白くない」などと言ったときも、親はどっしり構えて、
「これは、大事な勉強だから続けるの」
と、当然のように言って、それからゆっくりやりやすい方法を工夫します。

 大事なのは、親はいつもどっしり構えていることです。

 子供は、自分のやりたくないことがあると、すぐに、「なんで」「どうして」などと言ってきます。
 そのときに、同じレベルで答えようとすると、話がごちゃごちゃしてきます。

 大事なことほど、理屈で説明しきれるものではありません。
 子供が「なんで」と言ったら、親は迷わずに、「お母さんがよく考えて決めたことだから、『なんで』などと言わないの」と言っておしまいです。

 親がいったんそういうどっしりした態度を見せれば、子供はすぐに納得して自分なりにがんばるようになります。
 親の迷いがあると、子供はいつまでもぐずぐず言うようになるのです。

 子供の意見や自主性を尊重するというのは、もっと別の場面でやることです。
 肝心なことは親が決めていっていいのです。


 例えば、掛け算の九九を、子供が、「なんでこんなことやるの」「やりたくない」と言った場合、ほとんどの親は迷いません。
 自分自身がやってきた経験があるからです。

 だから、「九九を子供がやりたくないと言っているんですけど」というような相談をするお母さんはまずいません。
 ほかの勉強もすべて同じです。

 ときどき、「子供が本を読まないんですけど」という相談があります。
 それは簡単です。ただ読ませればいいのです。

 読書には子供を引きつける力があるので、読んでいるうちに必ず読書好きになります。
 子供にどう読ませるかを考えるよりも、何を読ませるかを考える方が大事なのです。

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