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糸川英夫を育てた家庭  2016年4月11日  No.2568
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=2568      




 先日、ふとしたきっかけで、糸川英夫さんの「21世紀への遺言」を読みました。その内容にあまりに感動したので(ということがよくありますが)、アマゾンにある糸川さんの本を中古を中心にほとんど買って、今積んであるところです。

 これらの本を読むと、糸川さんは本当に創造力のある人だったのだとわかります。その創造力の源泉は、ものごとの本質を抽象的な言葉でとらえる力と、その抽象的な本質を理詰めで展開していく論理力です。これは、理系の創造力なのだと思いました。

 理系の人と文系の人の発想の違いは、理詰めで論理を展開していくことに信頼感を持っているかどうかだと思います。
 何かの問題があったときに、「ここがこうだから、次はこうなるはずだ」と論理で展開していって、その論理的な結末がいかに常識から離れていても、論理的な結論だから正しいと思えるのが理系的な人です。
 それに対して、文系的な人は、論理よりも自分の感覚の方に信頼を置いているところがあります。

 しかし、糸川さんは、理系的な論理展開の力があるととともに、音楽や芸術にも深い関心を持っていました。
 自伝を見ると、昔の中学5年生で志望校を選ぶ際に、上野の音楽学校(今の芸大)の作曲科にするか、東京高校(今の東大)の理科にするか、入学願書を出すまぎわまで決心がつかずに悩み、母親に相談したそうです。
 すると、母親は一瞬顔色をかえたものの、即座に次のように返答しました。
「自分のやりたいものを選べ。ただし入試の難易によって決めるな」
 そして、結局紙一重の差で東京高校の理科に決めたということでした。

 私はこれを見て、糸川さんの独創性の背景には、こういう生き方の本質を大事にする家庭の存在があったのだと思ったのです。


http://www.amazon.co.jp/dp/4198604452
 

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糸川英夫を育てた家庭 森川林 20160411 に対するコメント

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森川林 20160413  
 facebookにコメントがありました。

Sさん
「21世紀への遺言」アマゾンで価格を見てびっくり!! 128,712-160,890円。図書館もチェックしましたが、神戸にはないようで残念…。

中根
ほんとだ(笑)。
これはたまたま需給の関係でこうなっただけだと思います。
私が買ったときは672円だったから。
でも、糸川さんの本は、どれも、なるほどと思わせるものがあるので、たくさんある中から手に入りやすいものを見てみるといいと思います。


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