国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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暗唱フォン  2009年9月6日  No.623
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 言葉の森では暗唱の自習をしています。

 ところが、教室で一斉に暗唱するときや、狭い家で兄弟一緒に暗唱するとき、大きい声は出せないが、自分の声はしっかり聴きたいということがよくあります。

 暗唱の仕方の中には、聴いて覚える方法もあります。高速聴読がその方法ですが、人によっては聴くだけでは覚えにくいということもあるようです。

 耳栓をして周囲の雑音が入らないようにしながら、内耳で聴く方法もあります。しかし、これも人によっては覚えにくいようです。

 一方、先人の例を見てみると、シュリーマン、本多静六、貝原益軒、湯川秀樹など、みんな声を出して暗唱する方法でした。人間は、いったん自分の声として出した言葉を、聴くときにも言葉として認識するようです。難しく言うと、表現が感受性を規定しているのです。

 そこで、昔、筆箱のふたで電話ごっこをしたのをヒントに暗唱フォンを作ってみました。将来はもっとスマートにヘッドセット型で自分の声が自分の耳に聴こえるような仕組みにしていていく予定ですが、とりあえずは紙で簡単に作る方法です。



【暗唱フォンの作り方】

A4の紙を2枚用意します。1枚を二つに折ります。
二つに折った線を基準に三つに折ります。裏返してまた三つに折ります。
片側の端を箱を作るように折り立ててホッチキスで止めます。箱の長さの中間あたりを折り曲げてホッチキスで止めます。
下半分の中間あたりをもう一度折り曲げてホッチキスで止めます。もう1枚の紙で同じものを作り合体させます。
これをつけて暗唱すると宇宙人みたいで格好いい(かなあ)。これが実物の見本。小さい声でも、とてもよく聴こえます。


(この文章は、構成図をもとにICレコーダーに録音した原稿を音声入力ソフトでテキスト化し編集したものです)

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