低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


これまでの全記事
古典を読む  2007年8月6日  No.175
ホームページの記事は→175
 小中学生のみなさんには、まだ先の話ですが、高校生や大学生になったら、何よりも難しい一流の本を読むようにしてください。
 難しい一流の本とは何かというと、学校の教科書に出てくるような古典と呼ばれる本です。
 そして、古典と呼ばれる本を読み出したら、途中どんなに読むのが苦しくなっても、必ず最後まで読み切るようにしてください。ほとんど意味のわからない本でも最後まで読み切ると、意味のわかる本を何冊も読んだときより、大きな価値あるものが残ります。それは、何かというと、物事を抽象的に考える力です。
 最後まで読まないと、その本に書かれているいろいろな知識は残りますが、それらの知識は、クイズ番組の知識と同じようなもので、ほかの場面に応用できる抽象的な力を持った生きた知識にはなりません。
 古典と呼ばれる本の一つの目安は、岩波文庫に収録されているような本だと考えればよいでしょう。一言で言えば、書名や著者名だけは、どこかで聞いたことがあるという本が古典です。
 高校生や大学生のみなさんは、時間のある夏休みに、ぜひ古典に挑戦してみてください。

233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
 同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。


 コメント欄
コメントフォーム

古典を読む 森川林 20070806 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。 お名前(ペンネーム):

 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)

Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」