国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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幼児教育について(1)  2006年3月15日  No.40
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[:ねずみ:] 才能は継続によって作られる

 子供が小さいときは、あらゆる可能性にめぐまれているように感じられます。そして実際、子供たちはあらゆる可能性を持っています。しかし、それらの可能性のすべてが開花するわけではありません。いろいろな可能性の中から、いくつかを選びその選んだ可能性を継続することによって、才能は開花します。
 心理学者である波多野誼余夫氏は、その著書「知的好奇心(中公新書)」の中で、時間をかけて習得したものがその人の才能になると述べています。
 しかし、人生の時間は限られています。どの分野に自分の才能を伸ばし、どの分野を得意分野にするかということを大きな方向をまず考える必要があります。
 現在は、学習環境が整っているために、子供のうちから、英語もピアノもプールも公文も何でもやっておかないと人に後れをとるような錯覚に陥りがちです。しかし、幅広い能力を育てる前に、まず第一にすることは、いちばん大事なものを少なくとも一つはしっかり継続する覚悟で取り組むことです。

[:いぬ:] 六歳児からのスタートで基礎作り

 六歳での小学校入学には、それなりの背景があります。ちょうどこの時期に、子供には学習を身につける力が急速に備わってくるのです。小学校低学年のうちは、のびのびと遊ぶことが大事だという考えがありますが、同時に小学校低学年のときにこそ、のびのびと学習する習慣をつけておく必要があります。
 六歳のときに身につけた学習習慣は、その後の成長の基盤になります。逆に、小学校の初期に正しい学習習慣を身につけないと、高学年になってからそのような学習習慣を身につけることは学年が上がるにつれて難しくなります。
 しかし、学習習慣を身につけるとは、問題集をこなすということではありません。学校での勉強的よりも、日常生活の中での読み書きの習慣をしっかり確立しておくことがこの時期には最も大切なことなのです。

(つづく)

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