創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
それぞれの良さ ロビン
日本人は義理人情にからまれて、どんなに明白な拒絶の理由があろうと、相手に熱心にたのまれたら、それをむげに断るのは、何か気が引けてしまう。だから日本人のノーはその一部にイエスを含み、イエスはその中にノーの要素をあわせ持っている。日本人は、きめつけを好まず、いつも融通無碍な可能性を残しておこう、とつとめる。
僕の家でもこういったことがあった。父が前にとても派手な洋服を買ってきて「どう?いいかな。」
と笑いながら聞いてきた。まるでピエロのようだ。そんな時に
「ちょっとはですぎじゃない。」
「はずかしくない。」
と言うとなんだかかわいそうだ。だから母も僕も
「ふーん、まあいいんじゃないの。」
と言う。確かに日本人はあいまいだ。
また、僕はこんな話を聞いたことがある。なぜ日本人があいまいかというと日本は島国だからどこの国ともつながっていない。だからその中の人と、仲良くしなければいけない。ということはお互いに協調していかないと仲良くなれない。しかしアメリカやヨーロッパなどは大きく、他の国ともつながっていて色々な人種の人がいるから、自分を主張しないと生きていけないという理由もあるようだ。
建築の面でも似たようなことがある。外国の家の場合、石でできていて、すきまが無いように作られている。一方、日本の家は木造で、しょうじなど開けたり閉めたりすることで部屋の広さを変えて使う。だから間が必要だ。そういう面で「間」といったものを大切にしているようだ。ちなみにすきまと言うのは日本人が好きな間。りゃくして好き間。(すきま)
僕は外国人のようにイエス、ノーがはっきりしているのもいいし、日本人のようなあいまいな言葉も両方いい時があると分かった。時と場合によって使い分けていけばいいと思う。
講評 mae
いい清書になりました。さすがロビンくん♪八月も頑張っていきましょう(^o-)〜☆
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