国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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高校1・2・3年生
見るコミュニケーション いまの
山に登ったとき、雲がしたにみえた。言葉には言い表せない美しさだ。私は、言葉に頼らない、見るという日本的なコミュニケーションを良いと思う。
その理由は第一に同じものを見て、同じ時間を共有することで連帯感が増し、相手とのコミュニケーションがとりやすくなるからだ。例えばキャンプファイヤーで、みんなで炎を見ているとすごく広い気持ちになれるし、まるでみんなと心が通じ合っているように思える。それはとても小さなつながりだけど、とても大切なことだと思う。
第二の理由としては、言葉にしなくても相手との空気感で、その人の気持ちが伝わるからだ。例えば、山に登って頂上に着いたとき、上からの景色をみたらすごく感動する。何も言わなくても、相手が何を思っているのかが一目で分かる。私は小さいころから山に登るのが好きでよく登っていた。だからその気持ちはよく分かる。秋になると、しいのみの多さに感動して20個ぐらい食べたこともあったが。(笑)とにかく疲れているので、大声ですごい!と叫ぶよりも黙ってしまう。
確かにはっきりと言葉にしてくれないと相手の本当の気持ちが伝わらないこともある。しかし、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言があるように、一緒に見る、体感するということはときに言葉よりも意味を持つことがあると思う。だから私は、言葉に頼らない、見るというコミュニケーションを良いと思う。これから私は、話すことだけでなく見るというコミュニケーションも生かしていきたい。
講評 komiko
いまのちゃん、こんにちは! 清書入力をがんばってくれました。「書き出しの工夫」を初めて「情景」で始めることができましたね。こうして印象的な情景で始まる文章もとても素敵です。あとは入力されるときに習った漢字書きができているかチェックしましょう。それだけでも知的な印象がぐっと増しますよ。
次は10/1(木)に電話をしますね。課題は「けんか」「テスト」「私の名前」です。長文は、新しい課題フォルダの十月一週の冒頭三百字の暗唱にチャレンジしてみましょね!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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